マジカル頭脳パワー!! 単語


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マジカルズノウパワー

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マジカル頭脳パワー!!とは、1990年10月27日~1999年9月16日に放送されていた日本テレビ系列のクイズ番組である。

日本テレビ黄金期を支えた番組の一つとして語り継がれている。

概要

これまでのクイズとは違い、解答者の頭の柔らかさを競い合っていくクイズ番組である。

司会は板東英二。日本テレビ女性アナウンサーが「マジカル・オペレーター(アシスタント)」として板東と共に進行する。初代は木村優子で、2代目の永井美奈子はこの番組で一躍人気となった。また、この番組の問題読み(兼ナレーション)は森功至、ナレーションとして来宮良子などが起用されていた。

初期は「あるなしクイズ」や「マジカルミステリー劇場」など、数々の人気コーナーがあった。また、中期には「マジカルバナナ」や「マジカルチェンジ」などのコーナーも誕生し、視聴率が常に平均20%ほどある人気クイズバラエティ番組であった。この時代は木曜日にナイターを組まない日が多かった。

得点を「頭脳指数」と呼び、この頭脳指数が1000点を超えると、「マジカルミステリーツアー」と題し、獲得した解答者が世界旅行を一週間楽しめる豪華賞品が存在した。また、1000点に行かなくてもトップだった場合、商品券10万円分がトップ解答者に送られていた。このミステリーツアーを獲得するのに所ジョージはかなり苦労していた。最後の「エラーを探せ!」で700点台と、あと一歩でミステリーツアーの所を、正解した間違った所を当てた際に出た頭脳指数が240だったり250だったりで、「990点」となる時もあった。久々に1000点を超えた際にはとてつもなく喜んでいた。

特に1枠の所ジョージの解答の仕方は有名で、問題開始後素早く正解に導いていった。中には問題を見ずに正解をするという、チートと思わせるような場面も見られた。逆に、最終枠で当時上京したてだった間寛平は珍解答を連発していったが、たまにトップ賞を取るような回もあった。

番組の顔として存在した所ジョージの降板や1997年の大幅改編を境に視聴率は低迷して行き、ゲームコーナーの大幅増加や裏番組に「奇跡体験!アンビリバボー」や「うたばん」など人気番組が移動してきたため、1999年に番組は終焉を迎えた。最終回の1回前に間寛平が悲願のミステリーツアー獲得を達成した。

主なコーナー

初期を1990年~1993年、中期を1993年~1997年、後期を1997年~1999年に区切ってます。

初期

  • あるなしクイズ・・・初期の「マジカル」で人気だったコーナーの一つ。”「ある」の方に○○が隠れている”や、”「ある」の方に何らかの共通の文字を加えると別の言葉になる”など、様々な正解があった。
  • シャッフルクイズ・・・所謂「アナグラム」の問題。このクイズでは有名人をアナグラムにして文にして出題する方法を多く取っていた。発展形として、「ダブルシャッフルクイズ」も存在する。
  • マジカルミステリー劇場・・・出題編と解決編の二部構成になっているミステリードラマ風クイズコーナー。筆記問題で、正解すると頭脳指数の倍の得点を獲得し、板東の判断で+αがあることもあった。
  • エラーを探せ!・・・初期に登場し、番組中期まで続いた人気コーナーの一つで、間違いが様々な箇所(後に5ヶ所に固定)に隠れており、その間違いの箇所を当てる間違い探し。ミステリー劇場終了後に最終問題となった。最高得点はスペシャルを除いて300点。

中期

  • マジカルバナナ・・・「マジカル」史上、最も人気があったコーナーの一つと言えるコーナー。該当項目を参照。
  • マジカルチェンジ・・・最初のお題の3文字から1文字ずつ変えていくコーナーで、たとえば「うなぎ」から始まったとする場合、「う”さ”ぎ」、「”さ”なぎ」、「うな”じ”」という風に1文字変えていく。多く文字を変えたり、リズムに乗れなかったりするとアウト。最後に残った1人が100点獲得。
  • マジカル伝言バトル・・・連帯責任が問われるコーナーの一つで、「アクション」、「アート」など様々な種類があるが、アクションの場合は前の人のアクションを見て最終枠にいる人が答える形で、最終枠にいる第一解答者が正解すると100点で、その後、徐々に点数を減らされて最終解答者である2枠目の人が間違えると獲得頭脳指数が0点となる。「アート」では絵を描き、その人の絵のうまさと次の解答者の想像がいかに正解に導けるかがポイントとなる。得点はアクションと同じで不正解が起きるたびに点数が下がり、2枠目の人が不正解だと0点。
  • マジカルシャウト・・・中期に登場し、晩年まで続いたコーナー。該当項目を参照。

後期

  • 有名人を探せ!・・・「エラーを探せ!」終了後に登場したクイズ。「ウォーリーをさがせ」のように、紛れ込んでいる有名人を探すというコーナーで、最高得点は「エラーを探せ!」と同じく300点。
  • マジカル超ぴったり・・・10万グラムぴったりに砂を入れる過酷なゲーム。見事ぴったりにすると500点を獲得できるが、中々獲得できるものはいなかった。しかし、最終回直前に間寛平が10万グラムぴったりにし、最初で最後となる悲願のミステリーツアー獲得を達成した。

ゲーム化

トミー(現:タカラトミー)がボードゲームとして過去に7種類発売している。年に1度のペースで発売しており、全部持っていると番組の変遷や各コーナーのルールが分かる。

また、セガによってアーケードゲームとしてゲームセンターに置かれていたことがあった。

その後、プレイステーションで家庭用ゲーム機で発売され、2008年末にニンテンドーDS版として復活した。

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関連コミュニティ

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関連項目

  • ブロッコリーの白いの
  • クイズ世界はshow by ショーバイ!!
  • おっさんホイホイ
  • 板東英二
  • サルヂエ
  • IQサプリ
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