メドゥーサ(Μέδουσα, Medusa)とは、ギリシア神話に登場する怪物のひとつである。ゴルゴーン三姉妹の一人。日本ではメデューサとも呼ばれる。
髪の毛の一本一本も蛇という異形の姿をした女性の怪物。最大の特徴は『その姿(あるいはその瞳)を見たものは石化する』という呪いを帯びていること。死して首だけになってもなおその呪いは効果を発揮したといわれている。
メドゥーサを含むゴルゴーン三姉妹はもともとは美しい女性であったが、メドゥーサが『自分は女神より美しい』といってしまったため女神の怒りを買い、怪物に変えられてしまったといわれている。
メドゥーサは鏡の盾を持ったペルセウスによって討ち果たされることになる。このとき、切り落とされた首から流れ出した血からペーガソスが生まれたとも いわれている。一方、切り落とされた首は戦利品としてペルセウスによって持ち去られ、アンドロメダーを襲おうとしていた怪物を退治するのに使われた。
なお、その前身はギリシア神話に取り込まれる際に魔物に追いやられた大地母神だと推察されている。
メドゥーサをモチーフにしたモンスターは数々の小説やゲームに見ることができる。(ex.悪魔城ドラキュラ、ロマンシングサガ、ドラえもん のび太の魔界大冒険)
『蛇のように狡猾』あるいは『蛇のように冷血』と賞されるような(?)女性について、メドゥーサという呼び名が与えられることがある。本人たちにとってはあまりありがたくない呼び名であることは想像に難くない。
ただし、明らかにメドゥーサをモチーフにしている女性キャラクターも存在している。(ex.蛇姫ボア・ハンコック(ワンピース))
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最終更新:2025/12/08(月) 11:00
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