モビルスーツの社会実装に向けた新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト 単語

ガチノマジデモビルスーツヲツクルプロジェクト

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モビルスーツの社会実装に向けた新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクトとは、バンダイグループが展開するガンダムオープンイノベーション(GOI)の一プロジェクトである。

概要

SF作品機動戦士ガンダムシリーズでは、人が宇宙で活動をするための宇宙用スーツを発展させ、劇中では主に軍事転用された「モビルスーツ」が登場する。「ガンダム」を始めとしたこれら実質的な巨大ロボットを、「人とのかかわりで生活を豊かにする操縦型ロボット」としてフィクションの世界から現実に実現するプロジェクトがこの「モビルスーツの社会実装に向けた新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」である。

未来の根幹を担う技術として、

  • モビルスーツの体や持ち上げる物を支えるための「エネルギー技術」
  • モビルスーツに使うための合金などの「高性能素材」
  • ビームや浮遊技術の根幹である「物理学」
  • 高度な操作作業を可能とする「学習型AI」

これらの有効性を「モビルスーツ」という形で分かりやすく示すため、プロトタイピング(アイデアを様々な形で可視化させて検証を実施し、ユーザーから得られた意見を参考に改善策を反映させるという手法)を行うというプロジェクトである。

横浜ガンダムの教訓

2020年12月から2024年3月まで稼働し続けた横浜実物大ガンダムは、それまでの1/1立像に比べ腕部や脚部が稼働する画期的な物であったが、ガンダムファクトリー横浜の実物大ガンダムは脚部が地面から1メートル程度浮いており、その実は背部から展開するアームロボットといったものであった。
これは、ガンダムの18mのサイズの巨大構造物を2010年代の技術で再現した人型ロボットで歩行時に足を踏み出す動きを行うとすると、片方の足が地面から浮いている時間が長すぎる為であったというのがガンダムファクトリー横浜の壁面パネルにてガンダム原作者の富野由悠季がわざわざ矢面に立ってまで認めていた箇所である。

そのような「現実」に直面してきた横浜ガンダムの制作メンバーが当プロジェクトの中心メンバーとして再び「立つガンダム」を実現せんと集ったのであった。
計画としてまずは小型の操縦型ロボットの試作から行い実証による有効性を示し、最終的に巨大操縦型ロボットの実用化を目指すというものである。
まずは、2025年での成果を目指している。続報に期待したい。

関連動画

Youtubeのプロジェクト紹介動画リンク

関連リンク

関連項目

  • 機動戦士ガンダム
  • RX-78-2ガンダム
  • 実物大ガンダム
  • 巨大ロボット
  • チームBALL
  • 株式会社乃村工藝社
    • 高野次郎
    • 川原正毅
    • 寺崎真吾
    • 川上 潤
  • アスラテック株式会社
    • 吉崎航
    • 石原雅之
  • Social Future LLC
    • 板村 康
  • ガンダムオープンイノベーション
    • TEAM SPACE LIFEプロジェクト
    • グリーンコロニー・プロジェクト
    • ビーム・サーベル~プラズマ農業プロジェクト

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最終更新:2025/12/14(日) 09:00

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