モモンガ(アインズ・ウール・ゴウン)とは、オーバーロード(小説)ならびにオーバーロード(アニメ版)におけるラスボス主人公である。
作品序盤から「モモンガ」ではなく、自分が所属していたギルド名である「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗るようになる。守護者や下等生物(人間)に対しては「アインズ」と呼ばせている。
ちなみに、プレイヤーの本名(現時点で本名と言っていいかは疑問だが)は「鈴木悟」。
最強の支配者
未来に存在するVRMMO『ユグドラシル』の最強クラスのギルドであり、異形種プレイヤーかつ社会人のみが参加できる『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター。サービス終了日にたった1人で、もはやいないかつての仲間達を思いながら、サービスが終わり強制ログアウトが生じるその瞬間までゲーム内で待機していたが、時間を過ぎると強制ログアウトどころかログアウト自体が出来なくなってしまった。
アンデッドでプレイしており、現在の種族はスケルトン・メイジ種最上位の『オーバーロード』。Lv100。見た目は豪華なローブと装飾品を身につけた骸骨魔王。現地人から見ても一目でヤバい化け物と理解できる。すっぽんぽんになるとパっと見、雑魚アンデッドのスケルトンと見分けがつかなくなるが、知能の高さや魔力の高さで上位アンデッドと判断は可能。(ただし、現地人が魔力を確認するとあまりの魔力の高さに嘔吐したり、最悪発狂しかねない)
アンデッドの特性まで引き継いでいるため性欲・食欲・睡眠欲が無く、人間に対するモラルが低下している。そのせいで元は単なる一般人であったのに敵対者の命を奪うことを何とも思わないようになっている。また、感情が高ぶると(その種類を問わず)強制的に落ち着く仕様になっている。そのため、このような異常事態であっても冷静に守護者達に指示を出すことが出来ている。
レベルとこうした特性から、相当に強いように見えるだろうがそれはある意味で間違っており、そしてまた別の意味で正しい。
なぜならば、ロールプレイ重視に作ったキャラである為、数値上の強さはそこまで高く無いのである。
ぶっちゃけた話、配下である守護者の方がより戦いに向いた設定をされている為、単純に比べた場合、守護者の方が強いようにも見える。
では弱いのかというと決してそんな事は無い。
彼の真の強さは、膨大なプレイ時間が齎したプレイヤースキルの高さにある。
数百の呪文を状況に応じて的確に使いこなし、相手の強さや特性をきっちり見抜く、その為ならば一度ぐらいの敗北など気にも留めない。
前述の通り、決してガチとは言えないスキル構成である上に、パラメータを晒されているにも関わらず、PVPで勝率5割を超えるというとんでもない戦績を残している。
(尤も、ユグドラシルでのPVPでは死にスキルだった対格下専用スキルや即死系スキルも、格上や同格の存在がほぼ居ない現在の世界においては十分に役立っているのだが。)
モモンガというキャラに、鈴木悟の魂が宿るからこそ強く、そして鈴木悟のアインズ・ウール・ゴウン、ひいてはナザリック大墳墓への愛と執着があるからこそ、彼は最強にしてナザリック大墳墓における至高の支配者足り得ているのである。
まぁ、その一方で元が小市民なサラリーマンだけあって、至高の支配者である現状とのギャップに七転八倒したり、色々な気苦労も背負い込む事になってしまってるのだが。
特にサービス終了ということで、遊び心でアルベドの設定を「ちなみにビッチである」から「モモンガを愛している」に書き換えてしまったために大変な目にあっている。
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最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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