ヴァシリ・ザイツェフ

ヴァシリ・グリゴーリエヴィチ・ザイツェフ（1915年3月23日 - 1991年12月25日）とは、ソビエト連邦の狙撃兵である。

概要

チェリャビンスク州エリノ町（現アガポフスキー地区）出身のロシア人。

元々はウラル山脈で育った狩猟の名手であり、主に「スターリングラード攻防戦」において225人ものドイツ軍将兵を倒したことで有名な狙撃手である。愛用したライフルは「モシン・ナガン Model 1891/30」。

ソ連邦英雄称号、レーニン勲章、赤旗勲章（2回）、その他各種勲章を多く授与された。

教官としても有能だったようであり、彼が育てた狙撃兵28人は3000人以上もの敵兵を倒している。

映画化

ジュード・ロウが演じるザイツェフの活躍を描いた、アメリカ・イギリス・アイルランド合作の映画『スターリングラード』（原題『Enemy at the Gates』）が2001年に公開された。

関連項目

• 軍事 / 戦争 / 軍人
• 軍人の一覧
• ロシア / ソビエト連邦
• 狙撃手（狙撃兵）