ヴァルマンウェとは、『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』に登場するチート武器である。
無数の真空の刃が敵を切り刻む(月下の夜想曲)
祝福されし風という意味の剣(蒼月の十字架)
ステージ「禁書保管庫」に登場するザコキャラ「キュウ」が低確率でドロップする剣。
剣というものの実体はないらしく、使用時には剣を振るう動作を行わずに真空の刃だけが表示される。
片手剣としては高水準の攻撃力を持つ上に1回の攻撃で4HITするという特性がある。
また、ノーモーションなので移動、ジャンプ中に使用する事が可能。
片手に装備した際には連続使用が出来ないため一瞬だけ隙が生じてしまうのだが、
両手に装備して攻撃ボタンを連打すれば、常に攻撃判定を出したまま動き回る事が可能。
一つ装備するごとに防御力が+1される付与効果までついている。
両手装備時の威力は凄まじく、道中のザコキャラは歩き回っているだけで殲滅されていく。
ボスキャラも5秒と耐えられるものは少なく、ラスボスのドラキュラ伯爵すら瞬殺出来る。
これ以上父を苦しめるな!
禁書保管庫へは、ゲーム中盤で「逆さ城」を登場させればすぐに行けるため、
ゲーム前半に比べて後半はヌルゲーだったと感じるプレイヤーも多いのではないだろうか。
難点はキュウからのドロップ率が極めて低い事。ヴァルマンウェを求めてステージを彷徨ううちに、
禁書保管庫のBGM「失われた彩画」が脳裏にこびり付いてしまった者も多いと思われる。
なお、月下の夜想曲には、無敵化して敵に大ダメージを与えつつ自らは回復する「アルカードシールド」、
全画面にダメージを与える消費アイテムだが、ある装備を使えば無制限に使用できる「おやじのいこう」、
返り血を浴び続ける事で攻撃力がカンストする「ようとうむらまさ」など他にもチート武器が登場するが、
どれも特定の条件を満たさなければチート性が発揮出来ない為、総合力ではヴァルマンウェに劣る。
GBA『キャッスルヴァニア 暁の円舞曲』で再登場した際にはリーチが短く威力も低くされてしまった。
続くNDS『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』では、リーチこそ微妙に改善されているものの、
HIT数が1で必殺技を持たないなど、『月下』で猛威を振るい過ぎた為か大幅に弱体化されてしまっている。
もう、あの頃のヴァルマンウェは帰って来ないだろうか……
と、思われていたが、『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』では、
当時基準の凄まじい性能で復活。さらに強化型の「ヴァルマンウェ+1」も登場した。
難点はハードモードの金色宝箱からしか入手出来ない(入手難度が極めて高い)事と、
マルチプレイ時に使用すると、強性能ゆえにゲーム性を損ねてしまうため忌み嫌われている事。
特に一人で先行し、ブルドーザーで轢き潰すかの如く敵を殲滅するプレイヤーは、
『ヴァルドーザー』或いは『ドーザー』と呼ばれてキック対象になっている。
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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