ヴァンパイアとは、アズールレーンに登場する人物の一人である。
イギリスおよびオーストラリア海軍の駆逐艦「ヴァンパイア」が元になっている。吸血鬼のヴァンパイアとは本来関係ないものの、吸血鬼のヴァンパイアを思わせる容姿。キャラクターデザイナーはSaru。王政国家「ロイヤル」(イギリスに相応)に属している。
その可愛さから人気を呼び、かつての艦これ初期の島風のポジションと比較する向きもある。
イギリス海軍が建造した駆逐艦、アドミラルティV級の一隻。起工は1916年で就役は1917年。これは日本で旧式とされている神風が1922年、睦月が1926年の就役とするとどれだけ旧式なのかよく分かるだろう。1933年にオーストラリア海軍に寄与される。
開戦時にはレパルス、プリンス・オブ・ウェールズと他のイギリス駆逐艦と共に「Z艦隊」として日本海軍への牽制を行うがマレー沖海戦でレパルスとプリンス・オブ・ウェールズは日本の航空隊に撃破されてしまう。しかしヴァンパイアはこの時生還していた。だが後にセイロン沖で軽空母ハーミーズらと行動を共にした際、南雲機動部隊に補足されてハーミーズらと共に撃破されてしまう。
マレー沖海戦を元にしたイベント「努力、希望と計画」で建造及びドロップ艦として初登場。イベントストーリーではマレー沖海軍の史実を再現する黒幕の思惑通りに進んでしまい、レパルスとプリンス・オブ・ウェールズが轟沈していく様を見届ける事となる(母港の二隻に危害が加えられないのだが)。
本作ではオーストラリア海軍に相応する勢力は登場せず、ロイヤルネイビー所属の扱いになっている。このためロイヤル縛りスキルを持つ「クイーン・エリザベス」のスキル範囲にも入っている。
性能面では広い攻撃範囲を持つ全弾発射に加え、一定時間ごとに発射される特殊魚雷「吸血鬼の口づけ」が特徴。この特殊魚雷は与えたダメージの2割のHPを回復するというドレインスキルであり、このため非常にタフであり手動で操作するとなお強い。ただし耐久値は旧式らしく駆逐艦でもかなり低い方なのでドレイン出来なければ意外とあっさりやられてしまう。
イラストリアス、赤城と共に「ケッコン」の特別衣装に抜粋される。大陸版においては早期に建造落ちしたため、日本版での早期建造落ちにも期待がかかる。
余談だが彼女やレキシントン、サラトガ。白露型などを執筆しているイラストレーター「Saru」は仕事の速度が異様に速い事で大陸産の良質なゲームを楽しんでいた層からは軽く有名であった。「戦艦少女R」や「少女前線」等にも参加しており、「戦艦少女R」においてはアルバコアやアーチャーフィッシュ、オバノンなどの武勲艦を執筆していたりする。また戦艦少女Rにおいて寧海と平海もSaru氏が担当しており、そちらの方でもマスコットキャラとして国内国外問わず愛されていた。
更に余談だがSaru氏は「Fate」シリーズ好きである。玉藻の前やエリザベート・バートリー、ナーサリー・ライム(アリス)やジャック・ザ・リッパー(黒のアサシン)などのキャラを仕事の合間に個人的に描いていたりする。またweiboにおいて2017年10月時点ではアイコンは『FGO』に登場した茶々を使ったりしている(サル=豊臣秀吉に愛された女だからだろうか)。ちなみにアズールレーンを大陸で配信しているビリビリ動画は、大陸版『FGO』も配信している。
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最終更新:2025/12/14(日) 07:00
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