三和タイシ 単語


ニコニコ動画で三和タイシの動画を見に行く

ミワタイシ

6.3千文字の記事
これはリビジョン 2274388 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

三和タイシとは、TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード」シリーズの登場人物である。

担当声優は、森久保祥太郎(日本語版) / Jon Lachlan Stewart(英語版)。
 

概要

重度の厨二病を患う櫂トシキの後見人──もとい、櫂と同じ後江高校に通う高校1年生。誕生日は4月1日の牡羊座で、血液型はA型。
髪型が櫂と似ていることから、ニコニコでは「2Pカラー」「2P」と呼ばれることが多い。

カードショップ「カードキャピタル」の常連客の一人。
非常に気さくな性格で、学年が1つ下の先導アイチや森川カツミ、井崎ユウタたちとも仲が良く、小学生の葛木カムイや先導エミたちとも打ち解けており、面倒見もいい。

櫂トシキとは昔からの付き合いで親友。
物語本編の4年前に櫂は引越してしまうが、高校生になって櫂と再会。櫂は昔と違って他人に関わろうとしない冷淡な性格になっていたが、「前より自分に厳しくなっただけ」と彼の性格を理解している。
櫂が裏ファイトに出入りしていた時は心配して首を突っ込んだり、チームQ4の合宿の際には彼を上手く誘って同行したり、何かと櫂と一緒に行動することが多い。
また、ツンデレな櫂のわかりづらい発言・行動に対して度々フォローを入れており、櫂とアイチら周囲の人間との潤滑油的な役割も果たしている。その様から保護者とも言われていたり。

「ムラっ気がある」とのことで本気のファイトは基本的にせず、大会にも参加することは殆どなく、普段は森川や井崎らと共にヴァンガードファイトを観戦することが多い。そのため、彼のヴァンガードファイターとしての実力は未知数だった。しかし、観戦中によくファイトの解説や、戦術の先読みを行う等しており、強キャラ臭を漂わせていた。
そして第38話にてチーム下剋上が結成され、ようやく彼のファイトが描かれる(第2話の最後にて櫂とファイトしている描写はあった)。彼曰く「昔から櫂の練習相手を務めていた」ため実力は高く、アイチを追い詰めた。

キャラクターについて

初期の三和は言ってしまえば、地味キャラだった。
更に言うとこのアニメは、乙女な主人公ツンデレ厨二病お客の相手から某雑誌のグラビアまでこなすドSのスケバンドM紳士のクソガキさんぺロリストの標的とされるょぅι゛ょロリコン店長MMなサスケェ…井崎語を使いこなすバイリンガルアフロNINJA、使い捨てなのに妙に濃いインセクター等、登場人物の個性があまりにも強すぎる側面があるため、彼らのキャラクターの中に埋没してしまっていた感が否めなかった。
第10話にて放った「(σ・∀・)σ言うよね~」を機に彼のキャラは次第に立ち始めていく──のだが、突然マケミに告白する、突拍子もない冗談を喋るなどの暴走言動が時折見られ、アニメスタッフすら彼の扱い方に困っているような節がある。恐るべし。

……とまぁ紆余曲折はあったものの、現在では前述の通り櫂の親友兼保護者解説役や、アイチたちの活躍を見守る良き先輩キャラという立ち位置で安定している。ファンからの人気も高く(※月刊ケロケロエースおよび月刊ブシロードの人気投票ではアイチ、櫂、レンに次ぐ4位という好成績)、キャラクターミニスリーブやキャラクターソングCD等のグッズも発売されている。
また、「~ぜ」という語尾が「~っぜ」という発音になる傾向があるが、今ではこれも三和のキャラクター性のひとつとして視聴者たちから受け入れられている。

第3期(特に終盤)以降、親友である櫂に心情描写等で出番が増えてからは比例するように三和の出番も急激に増え、櫂が事実上の主人公となった第4期では、OPおよびED中でメインキャラ同然の待遇を受けるほどまでになっている。

第2期「アジアサーキット編」

VFサーキットに参加するチームQ4の戸倉ミサキと、彼女らに監督・保護者として同行する店長の新田シンに代わってカードキャピタルの留守を預かり、アルバイトとして働いている。
私服は深紅のライダースジャケットにデニムというハイカラスタイリッシュなものになった。
 
第84話において、料理男子というどこか既視感のある属性が新たに追加された。さすが2Pさん!
なお、料理奉行のごとき櫂や、野PSYクオリアなレンとは違って、一応常識的な範囲内での料理上手のようである。三角巾とエプロンを着用してオムレツを作る姿からは、男子高校生ながらオカンを彷彿とさせる安定感が滲み出ている。

第3期「リンクジョーカー編」

櫂と同様、後江高校の2年生に進級。同校ヴァンガード部にも所属し、部長も務めている。
後江高校に進学した森川・井崎とは、部活動を含め正式に先輩と後輩の関係に。相変わらず、櫂や森川たちをフォロー(し、時には井崎と共に森川や、後江中学から異動してきた部活顧問のマーク・ホワイティングにツッコミを入れたり)する面倒見のよい保護者ポジションである。
制服の着こなしが変わり、漫画版と同様、ピンク色のパーカーの上からブレザー制服を羽織るという校則面で些か心配になるカジュアルなスタイルとなった。ネクタイ着用スタイルは1Pに譲り渡したようだ。

「本気のファイトはちょっと…」というファイト方針もあってか第38話以降まともなファイト描写が殆ど無かった三和だが、リンクジョーカー編第16話(通算第120話)にて、部長として櫂たち後江ヴァンガード部の仲間をVF甲子園全国大会へ連れていくために、ミサキ相手についに「本気のファイト」を見せた。
 
第42話(通算第146話)では何と、俺らである可能性が示唆された
また、(ネタバレにつき反転→)続く第43話(通算第147話)では、ファーストリバースファイターとして動く親友の櫂を止めるべくファイトを挑み、男気を見せる。熱いファイトを展開し「かげろうをよく使いこなしている」と櫂も認めるほど善戦するも力及ばず敗北、自身もリバースファイターとなってしまう。
リバース後は「櫂を独りにしたくない」「(アイチとのファイト・勝利を望む)櫂の邪魔をする者を阻止する」として、仲間であり親友である櫂のために、正真正銘櫂のリアガードリバースファイターとして積極的に活動する。しかし「仲間だから櫂の望むことはすべて叶える」という歪んだ友情を見咎めたミサキにファイトを挑まれ、敗北。リバースを解かれた。
ちなみに三和は普段、ミサキを「(店員の)ねえちゃん」と呼ぶが、リバース時は「戸倉」と名字呼びになった。
(/ネタバレ)

第4期「レギオンメイト編」

リンクジョーカーの脅威が去り世界に平和が戻った数日後、アイチが消えたことで、アイチに関するすべての記憶を失っている。櫂から何度もアイチの名を聞かされていたようだが、思い出す様子はなかった。
しかし、石田ナオキやミサキと同様に三和もファイトを通じて記憶を取り戻すかもしれないと考えた櫂にファイトを挑まれる。櫂が組んだ『ドラゴニック・オーバーロード』軸のデッキで戦っていたが、かつて櫂とアイチの初ファイトで三和が見た『ブラスター・ブレード』と『オーバーロード』の対峙をモーションフィギュアシステムで再現されたことに端を発して、アイチのことを思い出すに至った。以降、アイチを取り戻す仲間――「メイト」として櫂たちと行動を共にするのだが…。
(ネタバレにつき反転→)辿り着いた聖域における、「カトルナイツ」の一人、フィリップ・ネーヴとのファイトで敗北。「メモリー・ジャッジメント」によって再びアイチに関するすべての記憶を再び失い、戦線離脱した。(/ネタバレ)

アイチが消えた影響か、後江高校ヴァンガード部には三和と櫂しか部員がいない。
また、櫂と共に同校の女子生徒から人気があるらしい描写が為され、ついに公式でイケメン認定された。
第1期序盤で櫂と再会した当初は自宅の場所も教えてもらえていなかったが、レギオンメイト編第6話(通算第169話)では彼の自宅に上がって昼食を振る舞ってもらえるほどまでに打ち解けた友人関係になっていることが明かされた。

これまで、容姿・人柄・ヴァンガードの実力どれも申し分なく、男子高校生にしてはかなりのハイスペックぶりを披露してきた三和。しかし第13話(通算第176話)、アイチの手掛かりを求めて向かった山にて、女性であるミサキや年下であるカムイよりも早くバテるという体力のなさを露呈した。三和曰く、「山とか島はちょっと苦手でさ」「俺、都会っ子だから」とのこと。櫂から以前のような刺々しさがなくなったためか、第4期ではこのように、第3期までと比べるとギャグキャラに寄った描写が多少増えている。
余談だが、第4期における三和の私服も、櫂の釣り人スタイルと同様に「白魔導師みたいだ」と評判になっている。

劇場版アニメパート「ネオンメサイア」

漫画版の設定が逆輸入されて登場。後述の伊吹コウジとの話が再現される。
ファイト描写こそないが、櫂とともに幼少期の伊吹コウジを知る数少ない人物であり、その関係で描写が比較的多い。

続編(第4期~)「カードファイト!! ヴァンガードG」

G1期には直接登場しなかったが、G2期「ギアースクライシス編」にて復活参戦が告知されている。
G1期の設定やGの短編漫画で設定上触れられており、アニメでも序盤にカムイの仕事の相談に乗っていたのが携帯端末の履歴から確認できるが、カードキャピタル1号店の店長は彼(アルバイト扱いだが)であり、ギアースクライシス編公式サイトで確定情報と相成った。
ミサキ同様、大学に通いながら働いている。

漫画版

漫画版では、一度はヴァンガードファイターを引退したが、櫂との再会を機に復帰。ライトユーザー程度ではあるが、フーファイターAL4の鳴海アサカと渡り合う等、こちらでも実力は高い。
アニメ版と異なり、後江町を離れていた時期の櫂の様子・雀ヶ森レンとの交流などについて幾らか把握しているようだ。
加えて、三和と櫂をヴァンガードの世界へと導いた人物として、「伊吹コウジ」という漫画版初出のキャラクターがいる。
アニメ版の森川のように、お調子者の一面が強調されており、ギャグキャラのテイストが強めである。
また、ミサキに対して好意があるらしい描写も見られ、彼女のことはアニメ版と異なり「ミサキちゃん」と呼んでいる。

漫画第11話でレンに「びわ」と呼ばれたのをきっかけに、漫画版ファンからは「びわくん」と呼ばれることがある。
なお、アニメ第3期以降における三和の制服姿は元々、漫画版の三和の制服スタイルが由来である。
 

デッキ構成

アニメ版・漫画版で相違があるため、分けて記述する。

アニメ版

櫂と同じく、ドラゴンエンパイアの航空攻撃部隊≪かげろう≫で構成されたデッキを使用。さすが櫂の2Pカラー。
かげろうの十八番である相手リアガードの除去を主とした戦術をとる。
櫂が使用するカードと異なる部分もあるが、基本的な戦術は彼と似ており、櫂のエースカードである『ドラゴニック・オーバーロード』も使う。第167話では、新たに生まれ変わった『オーバーロード』から同名カードにブレイクライドした。

第3期「リンクジョーカー編」でも≪かげろう≫を使用。
第111話では『ドラゴニック・ロウキーパー』を、第120話では「封竜」の名称を含むユニットを、第147話では『ドーントレスドライブ・ドラゴン』と「櫂のかつての仲間」として『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』の2体を、第148話および第152話では「ドーントレス」の名称を含む2体のユニットを、それぞれ主軸に据えて組まれたデッキで戦った。
第156話以降は、『炎獄封竜 ブロケード・インフェルノ』を使用しているのが確認できるため、「封竜」軸のデッキ構築に戻ったと思われる。

第4期「レギオンメイト編」でも引き続き≪かげろう≫を使用。
ただし、第167話では櫂の所持していた新生『ドラゴニック・オーバーロード』軸デッキを、第179話でも『ドーントレスドライブ・ドラゴン』を加えた、リミットブレイク軸のデッキを使用している。
第182話以降は、「煉獄竜」の名称を含むユニットを中心とした双闘(レギオン)軸のデッキ構築となっている。

なお、第2期「アジアサーキット編」でのみ、櫂の使用クランが変わったのと同じ理由で、≪なるかみ≫を使用する。

主に使用するカード・切り札(アニメ版)

  • ドラゴンモンク ゴジョー
  • ドラゴンナイト ネハーレン
  • ドラゴニック・オーバーロード
  • ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド
  • 炎獄封竜 ブロケード・インフェルノ
  • ドーントレスドライブ・ドラゴン
  • ドーントレスドミネイト・ドラゴン “Я” (第148話および第152話でのみ使用)
  • 煉獄竜 ペインレーザー・ドラゴン
    • 煉獄竜 メナスレーザー・ドラゴン
       

漫画版

≪ノヴァグラップラー≫で構成されたデッキを使用。
「正義のヒーロー」をテーマとしている。でもそれなら≪ディメンジョンポリス≫の方が合ってる気がする。確かにディメポの潜入工作員っぽいのいたけど。

主に使用するカード・切り札(漫画版)

  • Miss スプレンダー
  • カップボウラー
  • ブーメラン・スロアー
  • ロケットハンマーマン
  • ネコ執事

これらのユニットは、エクストラブースター『コミックスタイルvol.1』(好評発売中)にて手に入れることができるため、
漫画版の三和のデッキを組みたいなら買ってみるといいだろう。販促は基本!
また、上記の『Miss スプレンダー』は女性型ユニットであり、漫画内では三和がこのユニットにライドした姿も拝める。
 

戦績

アニメ本編で勝敗がはっきり描かれている対戦成績のみを挙げる。
通算戦績は、10戦2勝8敗(第182話公開現在)。

対戦相手 勝敗数 話数
先導アイチ 0勝1敗 第38話
櫂トシキ 0勝3敗 第85話
第147話
第167話
小茂井シンゴ 1勝0敗 第111話
戸倉ミサキ 0勝2敗 第120話
第152話
六月ジュン 1勝0敗 第148話
ラウル・セラ 0勝1敗 第170話
フィリップ・ネーヴ 0勝1敗 第182話

※ ファイト自体は勝敗シーン含めて省略されたが、設定上敗北したのでない限りはまずあり得ない描写がされていた。
 

サブキャラという立ち位置と脚本の都合上ファイトに関して「ムラっ気がある」との自己評を下している通り、勝率はさほど高くない。
勝敗だけ見るとあまり振るわない戦績だが、対戦相手は一部を除いて全国・世界レベルと相当の実力者揃いであり、
ファイト内容も含めて見れば彼らを相手に互角以上に戦い、時には相手を追い詰めたりしている等、負けたファイトでもかなり善戦しているものが多く、三和の実力の高さが窺える。2Pカラーの異名「櫂の練習相手」は伊達ではない。
 

関連動画

公式配信

その他


 

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

※画像はイメージです。
 

関連チャンネル


 

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。
 

関連項目

  • カードファイト!! ヴァンガード
    • かげろう(第1期・第3期以降の使用クラン)
    • なるかみ(第2期での使用クラン)
    • ノヴァグラップラー(漫画版での使用クラン)
  • ネオンメサイア
  • カードファイト!! ヴァンガードG
  • 森久保祥太郎
  • いいソースを使っている
  • だいたい櫂のせい
  • 櫂のあんかけ蟹チャーハン
  • 花村陽介
  • チームQ4
    • 櫂トシキ 1P幼馴染 / 第3期~:後江高校ヴァンガード部)
    • 先導アイチ
    • 戸倉ミサキ
    • 葛木カムイ
  • チーム下剋上(第1期で結成)
    • 森川カツミ (第3期:後江高校ヴァンガード部)
    • 井崎ユウタ (第3期:後江高校ヴァンガード部)
    • 先導エミ
  • 新田シン
  • マーク・ホワイティング (第3期~:後江高校ヴァンガード部顧問)
  • 石田ナオキ
  • 伊吹コウジ

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
結月ゆかり[単語]

提供: 試製ガーリバス

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/06(土) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/06(土) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP