世界コンピュータ将棋選手権とは、コンピュータ将棋No1を決める大会である。
年に1回開催され、近年はGW中に開催されている
1万円払えば誰でも参加可能なコンピュータ将棋ソフトの大会で、
過去には北朝鮮から参加していたソフト(しかも強い)もあった。
選手権のポリシーにもあるが、ハードウェアの制限はないため
高速なPCで臨むチームもあればそうでないチームもある。
第21回優勝チームのボンクラーズ(現:Puella α)が第1回電王戦に
第22回優勝~5位のチーム(GPS将棋,Puella α,ツツカナ,ponanza,習甦)が第2回電王戦に出場した。
独自路線を進むSTR(アピール文書)とメカウーサー(現:メカ女子将棋)(アピール文書)、
後に電王戦に出場することになるツツカナ,初出場ながら大健闘した芝浦将棋、
そして1次予選の話題を独占した稲庭将棋と初出場組が検討した。
特に稲庭将棋は「時間切れ勝ち狙い」と言う思想で、無敗で勝ち上がった(4勝3分け)事により
もし稲庭将棋が優勝したらと言う不安と期待を持って1次予選は終了した。
この時の棋譜は関連動画【2010年度】世界コンピュータ将棋選手権をさらっとまとめてみたを参照。
参考画像:
稲庭将棋
STR
メカウーサー
稲庭将棋がどこまで負けないかに注目が集まるが、初戦で負けてしまう。
変わって話題に上がったのは初参加の芝浦将棋で、9回戦では激指にも勝ち決勝進出を決める。
総コア数666のGPS将棋と2次予選を全勝で勝ち上がったボンクラーズに注目が集まるが
優勝したのは2次予選3位の激指,準優勝は2次予選5位の習甦となった。
(共に6勝1敗の成績も直接対決に勝った激指がSBの差で優勝)
期待を集めたGPS将棋とボンクラーズはそれぞれ3位と4位となった。
この大会を最後に名物ソフトであったSPEARの連続参加が13で止まった。
STR(アピール文書)が相変わらずだったことしか記憶にない。
画像を見て頂ければわかるが、定跡をあえて使わないなどアプローチ方法が異なるため、
STRのようなチームは、極端に強いか極端に弱いかどちらかになってしまう。
Bonanzaが初登場した時もそうであるが、別アプローチをするチームは必要である。
参考画像:STR
1次予選を勝ち上がった10チーム全てが負け越すと言う2次予選の壁を感じる大会だった。
優勝チームが5勝2敗,8位のチームも2勝5敗と大混戦になったが
ボンクラーズがSBの差でBonanzaを抑えて優勝。2位は同じく5勝2敗のBonanza
なのは(アピール文書)、メカウーサー将棋(アピール文書)、STR(アピール文書)がいつも通りで安心した記憶がある。
STRは残念ながら23回大会にはエントリーしていないようだ
なお、なのはは1次予選を通過している。
1次予選を勝ち上がった10チームのうち、なのはが5勝4敗と気を吐くが、他チームは全て負け越し。
2次予選の壁は厚い。
1位通過のGPSも7勝2敗と大混戦になった争いのなか、Bonanzaが5勝4敗の成績ながら9位となり、
Bonanzaが2次予選で敗退すると言う事件も発生した。
ニコ生のログもあるので誰か書いて
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最終更新:2025/12/08(月) 19:00
最終更新:2025/12/08(月) 18:00
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