乃木若葉は勇者であるとは (ノギワカバハユウシャデアルとは) [単語記事]

『乃木若葉は勇者である』とは、「結城友奈は勇者である」シリーズのイラストノベル作品である。
企画原案・シリーズ構成はタカヒロ、執筆は朱白あおい。

「電撃G'sマガジン」において2015年9月号から連載される予定。

概要

2015年6月12日に、「結城友奈は勇者である」の新プロジェクト「勇者部五箇条」の2つ目として発表された、シリーズ3作目のイラストノベル作品。

「結城友奈は勇者である」「鷲尾須美は勇者である」が、西暦が終わって約300年経ったあとの「神世紀」の世界を舞台としているのに対し、本作品は西暦の終わりから神世紀の始まりにかけての時代を舞台とし、乃木若葉ら初代勇者5人の活躍を描く作品となっている。

なお本作品は、イラストノベルの前作「鷲尾須美は勇者である」とは異なり、脚本家の朱白あおい氏が執筆する。前作を執筆したタカヒロ氏は企画原案・シリーズ構成として引き続き参加する。

「電撃G'sマガジン」2015年9月号から連載開始。

あらすじ

2018年7月30日。乃木若葉は香川県丸亀城の本丸石垣の上に立ち、瀬戸内海を見つめていた―――。

登場人物

乃木若葉
上里ひなた
高嶋友奈
群千景
土居球子
伊予島杏

世界観

「結城友奈は勇者である」及び「鷲尾須美は勇者である」では、「死のウイルス」によって人類の生存範囲が日本の四国地方のみとなり、神樹によって人類は守護されていた。作中では、ウイルスの侵攻から人類を守るために神樹が誕生したという年を起点にした「神世紀」という年号が使われており、西暦はその時に終わりを告げているということになっている（「結城友奈～」の舞台は神世紀300年、「鷲尾須美～」の舞台は神世紀298年）。

一方本作は、西暦の終わりの時代を舞台として描かれることになっている。「死のウイルス」が突如として人類を襲ったのは平成の時代であるとされているため、世界観としては今まさに我々が生きている現代とほぼ同じと思われる。