乖離性ミリオンアーサーとは、スクウェア・エニックスより配信されているソーシャルゲームである。
ジャンルは協力対戦型カードコマンドRPG。
プレイヤーは所持しているカードから10枚を選んだデッキを使い、それらを駆使して最大4人のアーサーと共に様々なダンジョンやイベントボスなどを攻略していく。
兄弟作である『拡散性ミリオンアーサー』と同様、4タイプのアーサーが存在し、それぞれのタイプに対応したカードは通常時よりも強力な効果を発揮する。今作はこのシステムによってそれぞれのアーサーに独自の強みと役割を持たせている。
全体的なシステムなどは某大手パズルRPGのそれを踏襲しており、そちらと同じくゲリラダンジョンや○○級といった難易度分布も存在する。詳しくは後述を参照。
戦闘のダメージソースの大半を担う戦士的ポジション。
当初は物理ダメージ系のカードだけだったが、魔法攻撃依存である魔法剣というカテゴリが登場し、物理・魔法両方において火力が出せるようになった。ちなみに魔法『剣』という名前だが、基本的に物理ダメージは関係なく魔法ダメージのみに依存する。
4人の中で唯一エクスカリバーを引き抜けず、自身の怪力で周囲の地面ごと引き抜いたという豪快な設定から剣の先に岩がついている。
問題点として、瞬間的に攻撃力を上げるカードの大半が現状ガチャ限定である事である。
防御系のバフとドロー強化を担う僧侶的ポジション。
富豪タイプのカードは全員の次のドロー枚数を増加させるカードが豊富に存在しており、中盤以降2枚以上同時にカードを使用する際の手数損失をカバーする役割がある。また、傭兵ほどではないがダメージソースもそれなりのものが揃っており、時には傭兵をも超えるダメージをたたき出す事も。
バフ以外に「挑発」の効果を持つカードが追加され、単体を対象とする敵の行動を富豪自身に集中させる事ができるようになった。挑発中は割合でダメージを低減できるため、他3タイプよりHPの高い富豪が攻撃を引き受けたり、デバフを自分に集中させて傭兵などの火力の低下を防いだりと、行動の幅が広がった。
現状ではカード自体は強力なものの大半がイベントで入手できるものであるため、あまりガチャ限定のカードを持っていなくてもできる部分が多い。が、全職の中でも特に頭を使うポジションであるので、デッキ構築は簡単に出来ても運用の部分で悩まされることが多い職業である。
相手の攻撃力や防御力を下げるデバフや、魔法での攻撃を行う魔法使い(黒魔導師)ポジション。
富豪の防御バフと併せて味方のHPに余裕を持たせたり、敵の防御力を下げて火力を底上げしたりと攻撃防御の双方に貢献できる。また、魔法攻撃にも特化しており、味方全員の魔法攻撃力を大幅に引き上げたりできる強力な魔法カードも保持している。中にはダメージを与えつつ攻撃力や防御力を下げる効果を持ったカードも。
また「毒」や「炎上」といった相手に対して状態異常を付与するカードの登場と同時に、特定の状態異常にかかると弱体化する敵が出現したため、より敵の行動を制限する事が多くなった。が、逆にデバフに対するカウンターを持つ敵も出現し、敵に応じて使用するカードの傾向がガラリと変わってくる。
相手によってデバフでひたすら相手を弱体化させる、デバフと攻撃をバランス良く配分する、ひたすら攻撃するなどで運用が変わる部分が多いので、富豪とは逆にデッキ構築の部分で悩まされることが多い職業である。
回復やバフなど味方の支援に特化したヒーラーポジション。
「他の3人がどれだけ強くても、歌姫が弱ければそのパーティは弱い」という格言の通り、パーティの重要な生命線を司る。特にイベントボスは難易度に関係なく毎ターン強烈な攻撃を見舞ってくるため、次のターンに備えて味方のHPを生存ラインまで立て直さないといけない。できなければ最悪全員で床を舐める
パーティ全体の回復と状態異常の解除、その合間に火力支援を行なうことも多く、常にパーティのHPや被ダメージ量には注意が必要。
運用も構築も大体同じなので、その辺りの部分に悩まされることは少ないが、ガチャ限定のカードで強力なものが多いのが悩みどころである。
一般的なソーシャルゲームで採用されているカード合成。
踏襲元と同じく、合成する事で大量の経験値を得る事ができるカード『チアリー』が存在する。
『キラリー』と呼ばれる特殊な妖精カードを素材として、レベルが最大となった騎士カードを1段階上のレアリティへ進化させる事ができる。
基本的に初出がR以下のカードは2段階(一部Rは1段階)、SR以上は1段階で最上級レアであるMRはURカードを進化させる事でしか手に入れる事ができない。
『キラリー』などの素材カードではなく、通常のカードを素材として使用する進化。乖離進化の素材は指定された数の「名声」(下記参照)に達している必要がある。
乖離進化は通常の進化と異なり、それまでの属性とアーサータイプ以外のカードに変化し、スキルも全く別のものに変わる。(一部、同じ属性のままであるカードも有る)
今作は1人のアーサーをホストとして、最大3人までのアーサーとマッチング。最大4人でのオンライン攻略が可能となっている。(マッチング時にオンラインでないタイプのアーサーはホストが所持する同タイプのデッキをNPCが使用する)
ゲストとして参戦するアーサーはクエストポイントを消費しないため、自分のクエストポイントがなくなっても他のアーサーのクエストにゲスト参戦する事で何度でもクエストを行うことが可能。
また、自タイプの役割から逸れた行動ばかりを取るプレイはゲストからも倦厭されており、最悪パーティ解散や壊滅といった誰も幸せにならない結末しか迎える事になる。特にこの部分はこのゲームの中でも最大の問題点になっているので、デッキ構築やプレイングはきちんと考える必要がある。
基本的にソロプレイでクリアできるクエストであればマルチプレイでも十分通用する。逆にソロプレイでも突破できないクエストはマルチプレイだろうが逆立ちしてもクリアできないというのがこの世界の不文律である。
同名のカード(○○型の一致も不可欠)を合成する事で、ベースとなった騎士カードの名声が1枚につき1ポイント上昇する。
この値はマルチプレイ時の特殊報酬である名声ボーナスの際に用いられ、高い値であればあるほど追加で報酬を獲得できる確率が高くなる。この報酬はパーティ全体で共有、最大値の100に達していれば更に1つ追加されるため、4人全員が追加報酬を取得した場合、通常の報酬に加えて最大8つの報酬を全員が獲得できる事になる。
特に3Dボス、時限イベントボスが落とす特殊なガチャメダルや、MRの進化妖精などと交換できる大きなメダルなどが追加獲得できるだけでなく、イベント限定の騎士カードなども含まれているため高難易度になればなるほど高数値の名声を要求される。
アーサーならば誰もが一度は通る道ではあるが、ドロップ率などの関係から各タイプで名声を上げやすい騎士カードは決まっている。長期的に見ると戦力増強に深く関与する要素なので必ずやっておきたい。
ヤングガンガン2015年5月号に封入されているシリアルコードを入力する事で富豪のカード【異界型ベル・クラネル】が手に入る。
・・・のだが、雑誌封入特典のためボイスなしだったり性能がイマイチだったりする。アニメ版とのコラボを求めるのは間違っているのだろうか。
2015/04/15より開始。セイバーの願った未来はここにあった。
各タイプのアーサーに対応した【異界型セイバー】4種、【異界型アーチャー】【異界型ライダー】がFateガチャ第一弾として登場。4/24より第二弾がスタート。こちらでは士朗やイリヤなどマスターの騎士カードが追加される予定。え?4次バーサーカーがすでに実装されている?ハハハ、こやつめ。
また、ゲリラダンジョンとしてギルガメッシュ、バーサーカー、ランサー、キャスター、アサシンが登場。ギルガメッシュ・バーサーカーは時間限定、ランサー以下3名は一定期間でサイクルする形式となっている。こちらはクリアする事で限定騎士カードをドロップする。
同時期に解放された3Dボス『セイントドラゴン』を含め、Fateコラボダンジョンでは報酬としてFateメダルが取得でき、それを使う事でFateメダルガチャを回す事ができる。目玉カードは各タイプのアーサーに対応した【異界型遠坂凛】。
さらにこのFateメダル3000枚で、サポート妖精【イリヤスフィール】と交換が出来る。騎士カードと同様、コラボ終了後も運用可能。ウアサハ・ニムエと同様にタッチアクションや本体振動アクションなども収録されている上、彼女のシステム画像のみufotableの描きおろしになっている。まあ、コラボ開始直後の回で・・・だからね、仕方ないね。
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最終更新:2025/12/10(水) 10:00
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