仁藤攻介とは、特撮ドラマ『仮面ライダーウィザード』の登場人物。
仮面ライダービーストに変身する青年である。
演:永瀬匡
考古学を学ぶ大学生で、遺跡の調査中に指輪やベルト、封印されたキマイラを発見し、仮面ライダービーストとなる力を手に入れた。代償として大学をサボるキマイラのためにファントムの魔力を食べなければ死んでしまう運命を科せられるが、本人はかなり前向きな性格。「ピンチはチャンス!」が信条で、この考えで何度も窮地を脱したりパワーアップするなどかなりの強運。誰かが状況を説明しようとすると「みなまで言うな!」と遮る癖がある。
常にマヨネーズを持参している程のマヨラー。マヨ好きなあまり晴人たちからはマヨネーズ呼ばわりされる。ラーメン、鍋物にまでマヨネーズを付ける。ドーナッツにすらかけたため店長を怒らせたが、意外とおいしかったらしくメニューに追加された。余談だが撮影の際には一部を除き本物のマヨネーズを使って食べているとか。マヨネーズを取り出す際にはピストルのように手のひらでクルクル回す癖がある。また、晴人が変身前に「ショータイムだ」と称するのを真似、変身前に「ランチタイムだ」と言うようになる。
神社に勝手に住み着いたりしたが神主に見つかり追い出され、いつもの川や公園でテントを張って野営しており、飯テロ食事はバーベキューを行うことが多かった。
福井県生まれで、実は結構良い家柄に生まれたお坊っちゃんらしい。おばあちゃんには頭が上がらない。
晴人が仮面ライダー(魔法使い)である事を知ると、フェントム退治は自身の命に関わることもあり彼を一方的に「ライバル」と宣言した。また、ファントムとゲートとの関係性やウィザードがファントムの魔力を必要としないことを知らず、メデューサに騙されて敵対しかけることもあった。真実を知った後は自分とゲートの命を天秤に掛けて苦悩するも、晴人の「明日の命より今日の命」という言葉を受けゲートを救うことを優先するようになる。誤解が解けるとすぐに打ち解け、共に協力するようになった。なお、晴人からアンダーワールドに入ってキマイラを倒すことを提案されるが、「自分の問題だ」と言い断っている。
晴人を「永遠のライバル」と呼ぶ一方で、彼の購入した食材で一緒に食事をするなど調子よく、ちゃっかりした面もあったりする(もちろん食事にはマヨネーズをたっぷり付ける為ほとんど食材は奪ったような感じ)。
ノリは軽いが面倒見がよく、一人で問題を抱え込みがちな晴人を同じ魔法使いとして支えた。当初は人々を守るヒーローとしての描写が多かった晴人も、仁藤の登場以降は友人同士のようにボケとツッコミを交えるなど年相応の対応をすることが増えていった。
またどんなに酷い仕打ちを受けても親友を見捨てない情の厚さを見せたり、飯島譲に自転車の乗り方を教えて欲しいと頼まれた際には付きっ切りでみっちり特訓するなど頼れる兄貴分のような役回りをすることも多かった。この頃には魔法使いとしての自身の在り方も掴んでいたようで、譲が魔法使いとしての資格に目覚めた際は自身や晴人の魔法使いとしての立場を話したうえで、譲自身が決めることだと伝えた。譲の「魔法使いにならない」という答えも笑って受け入れたが、それにも関わらず白い魔法使いが問答無用で譲を連れ去ったことや、譲が洗脳のような形で魔法使いとなった姿を見た際には激しい怒りを見せていた。
物語終盤でサバトの発動によってウィザードたち現代の魔法使いが行動できなくなる中、笛木の計画外の「古の魔法使い」である彼は唯一自由に動ける存在であり、サバトの阻止に大きく貢献する。その際にキマイラとの契約も切れ、魔法使いではなくなってしまうが…
エンディング後に顔見せ出演。「食事の時間だ!」の掛け声とともにファルコマントでビルから飛び降りたシーンで幕を閉じる。
晴人が追う金色の魔法使いではないかと凛子と瞬平に紹介され登場。古代魔術を研究する学者であり、誰もが変身できるこの世界においてもベルトを古代の魔法書を参考に自作する変人として有名らしい。この世界では誰もが魔法使いになれる=魔力を生成できるためか、この世界の仁藤はファントムを食らう必要がない。
性格は相変わらずで、マヨネーズを釣り上げるなどして晴人をポカンとさせる一方、息の合ったコンビネーションを見せ晴人をサポートした。
新たなる戦いを前に、キマイラと再契約して変身する。しかし、ファントムを倒し気を抜いたところを謎の怪人に連れ去らわれてしまい…?
平成ジェネレーションでのウィザード出演の記憶も新しい中、仮面ライダーエグゼイドのスピンオフとして『仮面ライダーブレイブ~Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!~』が発表される。王蛇ら動物系ライダーが復活するという驚愕の内容であり、そこにはタイガやダークキバなどの悪のライダーや闇属性ライダーに混ざって何故かビーストの姿がありファンを困惑させている。もっとも、本人出演である浅倉と異なり、ビーストら動物系ライダーは変身前の状態で登場することはなくいつもの単なる再生ライダーのようである。
「セット・オープン!L・I・O・N・ライオーンッ!」
彼が劇中で変身する仮面ライダー。名前の通り獣がモチーフ。魔法使いというよりもプロレスラーのような風貌である。
ビーストドライバーにウィザードリングを差し込むことで魔法を使う。「ビーストウィザードリング」を使って変身し、魔法リングではディケイドライバーみたいな音声とともに動物の力が込められたマントを右肩に身につけ闘う。
ファントムから「古の魔法使い」と呼ばれる通りその出自はウィザードよりも古く、白い魔法使いは「アーキタイプ」と呼称する。またウィザードはビーストの指輪を使えるが、ビーストはウィザードの指輪を使えない。玩具のベルトでもしっかり再現されている。
必殺技は火の輪潜りのように魔法陣を通過して飛び蹴りを放つ「ストライクビースト」。
「ファルコ・ゴー!ファッファッファッ・ファルコ!」
「ファルコウィザードリング」で右肩にハヤブサの力を纏ったマント。空を飛ぶ事が可能。
ウィザードが使った場合、対象者を羽根のように分散(?)させ、敵の攻撃を回避する。
ハイパーバトルDVDでは仁藤が生身で使い飛行したり、ウィザードを強化するなどの効果を見せた。
「ドルフィ・ゴー!ドッドッドッドッ・ドルフィ!」
「ドルフィウィザードリング」で右肩にイルカの力を纏ったマント。治癒の魔法を放つ事ができる。
ウィザードが使った場合、その場に水辺を作りだして自由に出入りができるようになる。
「バッファ・ゴー!バッバッバババ・バッファ!」
「バッファウィザードリング」で右肩に猛牛の力を纏ったマント。身体能力が向上し、体当たりなどが得意になる。
ハイパーバトルDVDでは晴人相手に生身で使ったことにより彼の顔をバッファローにしたり、フレイムドラゴンを強化するなどの効果を見せた。
「カメレオ・ゴー!カカッカッカカ・カメレオ!」
「カメレオウィザードリング」で右肩にカメレオンの力を纏ったマント。姿が見えなくなる魔法が使える。
また、カメレオンの頭から舌を出して攻撃ができる。
ハイパーバトルDVD『ダンスリングでショータイム!』で登場したビーストの派生形態。
ビーストドライバーで「ランドドラゴンウィザードリング」をスキャンすることで変身できる。
なお、ビーストドライバーの構造上通常のウィザードリングをスキャンできないはずだがツッコんではいけない。
「ハイパー・ゴー!ハイッ・ハイッ・ハイッ・ハイパー!」
ビーストが「ハイパーウィザードリング」を差し込んで変身する強化形態。武器に鏡を備えた銃「ミラージュマグナム」を使う。両腕のヒラヒラ装飾「フリンジスリンガー」はビーストの意思に応じて攻撃・防御を行う。
必殺技はハイパーウィザードリングをミラージュマグナムに差し込み、キマイラを実体化させた弾丸を放つ「シューティングミラージュ」。
ビーストの武器である細剣。サーベルなので斬るよりも突く方が使いやすい。
ビーストの魔法リングをスロットに差し込むことで剣の内部にあるビーストダイスが回転し、出た目に応じて必殺技「セイバーストライク」の際に打ち出す魔力弾の数が変わる。つまり運任せの武器で、「6」が出れば強力な必殺技を出せるが、「1」が出ると非常にショボい必殺技になってしまう。しかしたとえ1でも気合でなんとかできることもあるらしい。
ちなみに「いかなる魔法使いもダイスの出目に干渉できない」らしいのでイカサマはできない。
ビーストドライバーに封印されているファントム。ライオン・バッファロー・ファルコン・ドルフィン・カメレオンの動物が融合したような姿をしている。仁藤がビーストの封印を解いたため、彼を半ば強制的に変身させ、ファントムの魔力を食らうことを強要させる。
また、アンダーワールドでは「キマイライズウィザードリング」を使うことで召喚できる。
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最終更新:2025/12/08(月) 14:00
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