仏罰

仏罰とは仏の真理に背いた仏道修行者に対して、“自然に起きる”お仕置きである。

概要

仏罰の読み方はWikipediaによると「ぶつばち」であるが、創価学会のプロパガンダビデオでは「ぶつばつ」と言われている。どうやら、どちらの読み方でも良いらしい。

仏罰は神罰と対比されるためか、仏そのものから下される罰と世間一般では認識されている。しかし本来は仏が下すのではなく、教えに背いたがゆえに自然発生する(とされる)罰である。つまり仏の教えに背いたら、どこからともなく罰が下されるのである。しかし、その一方で「一切衆生は我が子」と言うほど広大な許容の心を持つ仏(仏如来)が罰を下すはずがないと考えている者もいるため宗門によっては仏罰の概念が無い。
現代でも仏罰という言葉は「この宗教に入らなければ仏罰が下る」「信心しなかったから仏罰が下った」といった具合に使用され、カルト教団への入信を迫ったり脱退しようとする信者に対しての脅し文句となっている。そうかそうか。また、敵対者が悲惨な目に遭った時も仏罰という言葉が使われる。
例:「嫉妬の謀略は、かえって日顕への厳しき仏罰として下って行った。」

公明党から出馬した議員が全員落選したのも、尼僧が魔界に封印されたのも仏罰である。
(ただ、創価学会では非学会員が災難に遭った場合を仏罰、逆に学会員が災難に遭った場合は仏難と区別している)

関連動画

関連項目

• 必須アモト酸
• 仏教
• 創価学会