佐々岡真司とは、かつて広島東洋カープに在籍していた元プロ野球選手である。ポジションは投手。
1967年生まれ、島根県浜田市出身。
中学時代は内野手で、高校時代に投手に転向。高校卒業後にNTT中国に入社し、1989年ドラフト1位で広島東洋カープに入団した。
現役時代の武器として、スライダーやシュートがあるが、縦に落ちるカーブも持っていた。
ルーキーイヤーから先発候補として名を連ね、リリーフが多かったがいきなり13勝をマーク。広島が優勝した1991年、先発ローテーションとして活躍し、17勝9敗 防御率2.44 213奪三振をマークし、2年目で最多勝投手と最優秀防御率のタイトルを獲得、更に沢村賞とセリーグMVPにも選ばれた。1992年も12勝を挙げ、3年連続で二桁勝利をマークした。しかし、1993年、5勝17敗と最多敗戦投手という不名誉な記録を作り、被安打が206本と、200本以上打たれていた。
1994年以降は抑え投手に回され、守護神として1996年、1997年と連続で20セーブをマーク。特に1996年は防御率1.70というハイスコアを残していた。1998年に再び先発投手に転向。
1999年シーズンは13完投を達成し、15勝8敗 防御率3.27。この年の5月28日対中日ドラゴンズ戦でノーヒットノーランを達成。2000年に通算100勝を達成した。
その後も広島の18番を背負う者として先発の座を渡さずに登板していたが、年齢と共に衰え始め、中継ぎへ回る事も多くなった。2003年に100勝100セーブを達成し、2006年には先発で100勝を挙げ、史上2人目の先発100勝100セーブという快挙を達成した。
2007年に現役を引退。引退試合では村田修一からホームランを打たれた。また、引退試合後のヤクルト戦で、古田敦也の引退試合にて、サプライズで登板した。
登板570試合(先発303試合) 138勝153敗106セーブ 66完投 17完封 投球回2344.1回 1806奪三振 防御率3.58
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最終更新:2025/12/11(木) 08:00
最終更新:2025/12/11(木) 07:00
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