全日本大学野球選手権大会

全日本大学野球選手権大会とは、東京ドームと明治神宮野球場で毎年6月に行われる大学野球の大会である。

概要

初めて開催されたのは1952年で主催は全日本大学野球連盟。2004年からは読売新聞社も携わっている。優勝が最も多い連盟は東京六大学野球連盟の27回で、神奈川大学野球連盟、千葉県大学野球連盟、中国地区大学野球連盟、福岡六大学野球連盟に所属する大学が優勝していない。

大学野球における大会はこの全日本大学野球選手権大会と秋に開催される明治神宮野球大会があり、プロ野球のスカウトにアピールできる大会の一つとなっている。

全国高等学校野球選手権大会、都市対抗野球大会と同様、トーナメント方式で試合が組まれる。

明治神宮野球場で開催される大会だが、2005年からは東京ドームも開催場所となった。

出場枠

かつては出場枠は8枠だったが、現在は27枠となっている。

• 北海道学生野球連盟
• 札幌学生野球連盟
• 北東北大学野球連盟
• 仙台六大学野球連盟
• 南東北大学野球連盟
• 東京六大学野球連盟
• 東都大学野球連盟
• 東京新大学野球連盟
• 神奈川大学野球連盟
• 首都大学野球連盟
• 関甲新学生野球連盟
• 千葉県大学野球連盟
• 北陸大学野球連盟
• 東海地区大学野球連盟
• 愛知大学野球連盟
• 関西学生野球連盟
• 関西六大学野球連盟
• 近畿大学野球連盟
• 京滋大学野球連盟
• 阪神大学野球連盟
• 広島六大学野球連盟
• 中国地区大学野球連盟
• 四国地区大学野球連盟
• 九州六大学野球連盟
• 福岡六大学野球連盟
• 九州地区大学野球連盟
• 南部九州大学野球連盟

結果

平成

年度	優勝	最高殊勲選手賞 ※第50回から
第38回 1989年（平成元年）	近畿大学
第39回 1990年（平成2年）	亜細亜大学
第40回 1991年（平成3年）	東北福祉大学
第41回 1992年（平成4年）	駒澤大学
第42回 1993年（平成5年）	青山学院大学
第43回 1994年（平成6年）	駒澤大学
第44回 1995年（平成7年）	法政大学
第45回 1996年（平成8年）	青山学院大学
第46回 1997年（平成9年）	近畿大学
第47回 1998年（平成10年）	近畿大学
第48回 1999年（平成11年）	青山学院大学
第49回 2000年（平成12年）	亜細亜大学
第50回 2001年（平成13年）	東海大学	久保裕也
第51回 2002年（平成14年）	亜細亜大学	木佐貫洋
第52回 2003年（平成15年）	日本文理大学	脇谷亮太
第53回 2004年（平成16年）	東北福祉大学	福田聡志
第54回 2005年（平成17年）	青山学院大学	高市俊
第55回 2006年（平成18年）	大阪体育大学	村田透
第56回 2007年（平成19年）	早稲田大学	斎藤佑樹
第57回 2008年（平成20年）	東洋大学	中倉裕人
第58回 2009年（平成21年）	法政大学	二神一人
第59回 2010年（平成22年）	東洋大学	藤岡貴裕
第60回 2011年（平成23年）	東洋大学	藤岡貴裕
第61回 2012年（平成24年）	早稲田大学	吉永健太朗
第62回 2013年（平成25年）	上武大学	横田哲
第63回 2014年（平成26年）	東海大学	大城卓三
第64回 2015年（平成27年）	早稲田大学	茂木栄五郎
第65回 2016年（平成28年）	中京学院大学	山崎善隆
第66回 2017年（平成29年）	立教大学	大東孝輔
第67回 2018年（平成30年）	東北福祉大学	吉田隼

令和

年度	優勝	最高殊勲選手賞
第68回 2019年（令和1年）	明治大学	森下暢仁
第69回 2020年（令和2年）	※新型コロナウイルス感染拡大のため開催中止
第70回 2021年（令和3年）	慶應義塾大学	正木智也
第71回 2022年（令和4年）	亜細亜大学	田中幹也
第72回 2023年（令和5年）	青山学院大学	常廣羽也斗
第73回 2024年（令和6年）	青山学院大学	佐々木泰
第74回 2025年（令和7年）	東北福祉大学	佐野悠太

関連動画

関連項目

• 野球
• 大学野球
• 明治神宮野球大会

外部リンク

• 全日本大学野球連盟