加藤大輔とは、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するプロ野球選手(投手)である。右投右打。
愛称は「大カトー」。元オリックスの劇場型守護神。
2002年のドラフト自由枠で神奈川大学からオリックス・ブルーウェーブに入団。入団の決め手は「調子の悪かったときもずっと見てくれていたから」。1年目から中継ぎとしてフル回転するが、疲労からか故障し翌年を棒に振る。
2005年には復活し、左の菊地原毅とともに守護神・大久保勝信へ繋ぐセットアッパーとして活躍。2007年には故障で出遅れた大久保に代わりクローザーに配置転換、以降守護神となる。2008年には33セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得。なにげに4年連続60試合以上に登板するなど活躍する。
しかし2009年は開幕から不調が続き、防御率5点台という状況に陥ったため、先発だった金子千尋に抑えの座を奪われてしまう。結局48試合で5.22という数字に終わった。さすがに勤続疲労を起こしたのかもしれない。
2010年は中継ぎでスタート。まずまずの投球を見せていたが、5月19日に3失点して2軍落ち。10日で復帰するも2試合連続で打たれ再び二軍降格、以後一軍に上がることなくシーズンを終えた。
2011年はついに一軍登板無しに終わり、オフに野球協約を超える大幅減俸を提示され、それを拒否し退団。トライアウトを経て、東北楽天ゴールデンイーグルスに拾われ入団した。
決め球がナックルカーブという珍しい投手。というか最初は150km/h台の直球とナックルカーブしか球種が無かった。後にスライダーも投げるようになったが、やっぱり球種が少ないので基本的に劇場型。その劇場っぷりは「加藤大劇場」と呼ばれる。なのでクローザー時代も防御率がイマイチ悪かった。あと千葉マリンが苦手。2009年野茂英雄臨時コーチからフォークを伝授され、シーズンに入ってからそこそこフォークを使うようになったが、それ以降成績が振るわなくなってしまった。
松坂世代のひとりで、名前も松坂と同じ「大輔」。松坂世代の「大輔」でプロ野球選手になったのは松坂本人を含め4人いたが、現在も現役なのは松坂以外では加藤だけである(他は酒井大輔(元広島)と植大輔(元中日))。
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最終更新:2025/12/16(火) 07:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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