北神線 単語


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北神線とは、神戸市営地下鉄の路線の一つである。

ここでは、かつて北神線を運行していた北神急行電鉄についても述べる。

北神急行電鉄の概要

1979年10月29日に設立。1988年4月2日に北神急行電鉄北神線を開業させた。

阪急阪神ホールディングスの連結子会社(同社の子会社である阪急電鉄と、関連会社である神戸電鉄と合わせて50%超の株式を保有しているため、立ち位置は孫会社に類する)、阪急阪神東宝グループの一員でもある。

その後2002年4月1日に鉄道事業者の上下分離が行われ、線路等鉄道施設は神戸高速鉄道に譲渡されることになった(20年後に全て阪急電鉄が引き継ぐ?)。旅客営業は引き続き北神急行電鉄が行っていたが、2020年6月1日付けで神戸市交通局へ事業を譲渡することとなる。

北神線の概要

神戸市交通局 北神線
基本情報
運行事業者 神戸市交通局
総路線距離 7.5km
総駅数 2駅
軌間 1435mm
使用車両 北神急行電鉄7000系電車
神戸市交通局1000形電車
神戸市交通局2000形電車
神戸市交通局3000形電車
神戸市交通局6000形電車
最高速度 75km/h

上記の通り、北神急行電鉄北神線として1988年4月2日に開業。2020年6月1日付けで神戸市営地下鉄の路線となった。

路線の大半を占める7,276mの北神トンネルは、ほくほく線が開通するまでは日本一の長さであった。

開業当初から西神・山手線と相互直通運転をしている。

1995年1月17日の阪神・淡路大震災の時には、他社路線のような大きな被害は出ずいち早く復旧して神戸市内へ向かう唯一の交通機関として役割を果たした。

この長大トンネルである北神トンネルの建設費負担が重くのしかかり、運賃はかなり割高となってしまっている。谷上駅で接続している神戸電鉄と比べて「急行料金」と考えれば意外とリーズナブルではあるが、三宮まで出るには地下鉄の初乗り運賃も払わなければならず(乗継割引制度はあるが)、余計に運賃の割高感を際立たせてしまっているという状況。

そんな旧・北神急行電鉄北神線だったが、神戸市営地下鉄への統合で運賃の大幅な値下げが行われた。北神線部分はもともと370円で、三宮駅まで行くと180円(210円-乗継割引30円)の地下鉄運賃がかさみ550円となっていたが、地下鉄の運賃に一本化されてからは280円で行けるようになった。

市営化以降の北神線を利用する場合の運賃は、通常運賃に70円を加算したものとなる。先程あげた三宮駅-谷上駅280円とは1区運賃210円+北神線加算70円で、西神中央駅からなら7区運賃410円+北神線加算70円の480円となる。なお新神戸駅-谷上駅のみ乗車する場合も280円。

駅一覧

全て各駅停車。全駅が神戸市内。

駅番号 駅名 ■接続路線 ○周辺施設 所在地
S01 谷上駅 ■神戸電鉄有馬線 北区
S02 新神戸駅 ■JR西日本山陽新幹線
○神戸布引ロープウェイ、神戸芸術センター、布引の滝
中央区
神戸市営地下鉄西神・山手線西神中央駅まで直通運転

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関連項目

  • 神戸市
  • 神戸市営地下鉄
  • 鉄道関連項目一覧
  • 鉄道事業者・路線一覧

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