北総線

概要

北総線とは、北総鉄道が京成高砂駅～小室駅までを保有・運行し、小室駅～印旛日本医大駅までを北総鉄道が運行(第二種事業者)し、千葉ニュータウン鉄道が保有する鉄道路線である。

全区間でSuica・PASMOが利用可能です。

鉄道事業者そのものについては、「北総鉄道」をご覧ください。

いろいろ

高額運賃

北総線はよく運賃が高いと言われる。例えば、京成高砂駅から印旛日本医大駅まで乗車すると、32.3kmで780円かかる。(JR線電車特定区間であれば540円)。

駅間距離が私鉄としては長く、最長の4km区間は１駅で290円も取られるため、こういった面も高額イメージを助長している。

全車両が都営浅草線直通（日中は北総線系統・スカイアクセス系統共に全ての列車が京急空港線・羽田空港まで乗り入れ）だが、京成押上線を経由するため初乗りが3回、京急も加えると4回も掛かる。これを救済する為、浅草線への乗継は運賃割引が適用される。

知名度が高いため日本一の高額路線等と言われるが、初乗りに比して遠距離での伸び率が低い為、そこまで酷くはない（関東鉄道や伊豆急行等の方が高い）。また、2010年7月から4.6％の値下げになり、首都圏でも東葉高速線より若干安くなっている。

乗車率は意外にも高く、安定した営業黒字である。しかし現在の運賃に値上げする前に累積赤字を溜め込んでおり、返済の道は未だ遠い。高額化の経緯については北総鉄道の記事参照。

成田スカイアクセス

2010年7月17日、印旛日本医大-空港第2ビル間に線路が建設され、成田スカイアクセス線（正式名称：京成成田空港線）が開業した。

スカイアクセス線は実質的な「北総線快特」だが、京成電鉄が運行を行なっており、線路を共用しているが北総線ではない。北総線の各駅停車は従来通り印旛日本医大が終点となる。総武線と総武快速線の関係に近い。

運賃は京成上野→成田空港1200円（京成本線は1000円）と、北総線の値段を考慮しつつも無難な落とし所に設定されている。

日中の千葉ニュータウン中央では羽田空港行きと成田空港行きの同時発着を見る事ができる。

北総・公団線

現在では「北総線」という路線名だが、以前は「北総・公団線」を名乗っていた。

これは、現在千葉ニュータウン鉄道が保有している区間を住宅・都市整備公団が保有していたため。

裏技

平日ラッシュ時には使えないが、土日/日中回数券は15枚綴りで運賃の10倍と割引率が高い。（普通は12枚程）。沿線ではこれを買い込んで１枚単位で売るダフ屋ボランティアが存在し、存在を知っていれば該当時間はつくばエクスプレス相当の運賃で乗車できる。販売場所は街によって異なるのでググれ。

ちなみに北総鉄道公認である。大人の事情で表立ってできないが、車を使われるよりは多少負けても乗客が増えて有難いらしい。

駅一覧

停車=●、通過=｜、↓、↑

普通は各駅停車のため省略します。

駅 番 号	駅名	急 行	特 急	ア ク セ ス 特急	○駅周辺情報・■乗り換え路線
京成電鉄京成本線に直通運転 日中は普通が快特、アクセス特急がエアポート快特として京成押上線・都営浅草線・京急本線・京急空港線経由・羽田空港国内線ターミナル駅方面へ直通
KS10	京成高砂駅	●	●	●	■京成電鉄　京成本線、金町線
HS01	新柴又駅	●	↑	｜	○
HS02	矢切駅	●	↑	｜	○矢切の渡し
HS03	北国分駅	↓	↑	｜	○市川市立歴史博物館
HS04	秋山駅	↓	↑	｜	○
HS05	東松戸駅	●	●	●	■JR東日本　武蔵野線 ○ベルクス 東松戸店
HS06	松飛台駅	↓	↑	｜	○八柱霊園
HS07	大町駅	↓	↑	｜	○市川市動植物園
HS08	新鎌ヶ谷駅	●	●	●	■新京成電鉄　新京成線、東武鉄道　野田線 ○イオン鎌ヶ谷SC、アクロスモール新鎌ヶ谷
HS09	西白井駅	●	●	｜	○マルエツ 西白井店
HS10	白井駅	●	●	｜	○マルエツ 白井店
HS11	小室駅	●	●	｜	○
HS12	千葉ニュータウン中央駅	●	●	●	○イオン千葉ニュータウンSC（旧・ジャスコ千葉ニュータウン店）、トライアル・スーパーセンター 千葉ニュータウン店
HS13	印西牧の原駅	●	●	｜	○牧の原more（ヤオコー・ヤマダ電機・WonderGoo入居）、ジョイフル本田 印西牧の原店、BigHop牧の原（観覧車が目立つ）
HS14	印旛日本医大駅	●	●	●	○ランドロームフードマーケット 印旛日本医大前店 ■京成電鉄　京成成田空港線 (アクセス特急は京成成田空港線空港第2ビル駅方面へ直通)

関連動画

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関連項目

• 東葉高速鉄道
• 千葉ニュータウン
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