千代田とは、ソーシャルゲーム「艦隊これくしょん ~艦これ~」に登場するキャラクター(艦娘)である。
モデルは大日本帝国海軍の水上機母艦<千代田>。
1938年、マル2計画により、千歳型水上機母艦の二番艦として呉海軍工廠で竣工。
水上機24機を搭載する純粋な水上機母艦として設計されたものの、この時点で甲標的の雲鷹運用を見越して建造されており、実際に甲標的が運用可能な状況で完成した。甲標的の運用能力は12隻で、他に12機の水上機を搭載することができた。
太平洋戦争開戦によって特段の影響を受けはしなかったものの、ミッドウェーでの空母喪失により軽空母への改装が決定。千歳ともども1943年おっ……いっぱいをかけて改装が完了した。なお軽空母改装後の公式類別はまさかの祥鳳型航空母艦だったりする(現代では通常、千歳型航空母艦に分類される)。搭載機は30機。
1944年、小沢機動部隊の一員として瑞鶴、瑞鳳、そして千歳とともに三航戦を編成しレイテ沖海戦に参加。米軍艦載機の攻撃により航行不能に陥ったところを米艦隊に発見され、空母なのに重巡<ウィチタ>の砲撃で沈められるという何とも言えない状況で喪失。乗組員全員が戦死した。
千歳と並んでもっとも改造回数の多い艦娘であり、まずレベル10で千代田改として装備スロットが三個に。
さらにレベル12では甲標的母艦(千代田甲)に改装可能。なお、甲標的母艦の状況でスロット全部瑞雲を積んだりしても特に問題があったりはしない。
さらにさらに、レベル15では軽空母(千代田航・搭載36)へと改装され、レベル35で千代田航改(噴進砲持ち・搭載56)へ、と、サービス開始時点で既に4回の変身を持つという謎の優遇を受けていた。
それが2013年7月、提督数20万人突破を記念した特別アップデートでついに「千代田航改二(搭載59)」というもはや軽空母の域ではない五回目の改造が追加。ついでに龍驤が泣いて逃げ出すようなボインな中破絵が追加されてしまったため本命の新艦娘衣笠の影が薄くなる状況が発生してしまった。改造されると胸部装甲が増量されるんですね!
なお史実と違い、初期では千歳と同じ純粋な水上機母艦として登場。
キャラクターとしては、姉想いというか姉コンプレックスというか、とにかく千歳のことを気にする娘である。
シックな制服風のファッションに見えて金の刺繍がどーんと入っている服装と、頭に巻いた鉢金が特徴。
水上機母艦状態では航空機を発射する機関銃のようなカタパルトを二丁持ち、改で肩掛けカタパルトが追加。
あくまで「甲標的母艦としても運用できるようになっている」からか甲状態でグラフィックの変化はほとんどない(足に甲標的の発射装置と思しき物体が追加)が、航からは右手に下駄箱みたいな箱、左手に操り人形のように航空機を持つ姿となる。航改二では右手側がもはやなにがなんだかわからない謎ボックスに変化し、服装には迷彩が入るなど、芸が細かい姿になった。
ちなみに、サービス開始時の段階では千歳ともども水上機母艦らしからぬ謎の大火力(公式曰く「高火力の謎の砲撃」)を発揮することが多々有り、重巡相手でも辛い見習い提督の大きな助けとなっていたが、最終的に6月頃に修正され、見られなくなってしまった。なお、千代田はデフォルトで12.7cm高角砲を搭載しているので、「母艦」でありながら砲撃すること自体は普通に見られる現象である。
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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