南海放送とは (ナンカイホウソウとは) [単語記事]

南海放送とは、愛媛県を放送対象地域とするラジオ＆テレビ兼業局である。
ラジオはJRN・NRN系列。テレビは日本テレビ系列。本社は松山市にある。

略称は「RNB」。

コールサインは、ラジオはJOAF アナログがJOAF-TV 親局はVHFの10。　
デジタルがJOAF－DTV　デジタルのリモコンIDは4。

概要

1953年にラジオが開局。1958年にテレビが開局をしている。ラジオ、テレビともに開局した時には「南海放送ラジオ」「南海放送テレビ」と区別をしていたが、1964年に南海放送と名称を統一をしている。

テレビのネットは当初はTBSがメインであり、JNNに加入申請も四国の回線を抑えていた四国放送がNNN系だったため、泣く泣く日本テレビメインとなる。秋田放送と似た境遇の局である。

しかし、1992年にあいテレビ（ITV）や1995年に愛媛朝日テレビ（EAT)が開局するまで朝番組はTBSをネットし、番販扱いでJNNニュースも放送。日本テレビ系ながらゴールデン、プライムでは多数のTBS、テレビ朝日ネット枠が存在していた。そのため1995年まではクロスネット状態でかなりいびつな番組構成だった。

例として「新婚さん!いらっしゃい」を土曜23時から放送していたため「今夜は最高」は火曜日深夜に放送。水曜日21時台と木曜日19時～20時台はTBSメイン編成のため、「水曜ロードショー」は土曜深夜に遅れネット。「木曜スペシャル」は土曜日の夜に遅れ放送であった。

現在は『日テレNEWS24』を夜中に放送をしているのでOPやEDが存在はしていないが、かつては、『南海放送』社歌に合わせたオープニングとクロージングだったが、特にクロージングは通称・夜空のピアノと言われ、夜空にグランドピアノが描かれている画と、スローテンポな社歌と合わさってすごく不気味なクロージングでもある。

ラジオはAM1116kHzもしくはFM91.7MHzだけで県内全域をカバーしている。