名探偵コナン 11人目のストライカーとは (メイタンテイコナンジュウイチニンメノストライカーとは) [単語記事]

この記事は、映画のネタバレ（主に犯人の正体）を含んでいます。
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『名探偵コナン 11人目のストライカー』（じゅういちにんめのストライカー）とは、劇場版名探偵コナンの第十六作である。

概要

監督は静野孔文、脚本は古内一成。主題歌はいきものがかりの「ハルウタ」。

2012年4月14日公開。興行収入は32億9000万円。

あらすじ

ある日、小五郎の元へ爆破予告の脅迫電話が届く。最初はいたずらかと思う小五郎だったが、事務所前の車が爆破され犯人が本気である事を知る。一方、少年探偵団とサッカー観戦に来ていたコナンは蘭からの電話で事件を知り、犯人の出してきた暗号を解いて奮闘の末、大惨事を防いだ。
コナン達は犯人の電話の様子を元に以前のサッカー教室で会った人物の中に犯人がいると睨むが確証が掴めない。その後、再び犯人からの予告が届く……。果たして次の標的はどこなのか。そして犯人はなぜ小五郎を狙うのか。

登場人物

中岡一雅（なかおかかずまさ）（ドラッグ反転で名前表示）
- 本作の犯人。元サッカー選手で東京スピリッツ入りの内定を受けていたが、バイク事故で足を負傷した事で辞退した。高校でサッカーをしていた頃に知り合った少年が死んだのを、彼を運んでいた救急車を止めた小五郎のせいだと思い込み犯行に及んだ。

備考など

『天国へのカウントダウン』以来、久々にサブタイトルを漢字に英語読みを付けず、そのまま読ませるスタイルを採用した。実に11年ぶりとなる。
前々年の『天空の難破船』同様、回想を含めて一切殺人事件が発生していない。一方で劇場版お約束の爆弾の知識について犯人が言及するシーンがある。
シリーズで初めてサッカーが題材となり、現役プロサッカー選手から三浦知良、遠藤保仁、楢崎正剛、中村憲剛、今野泰幸が本人役で出演している。その他のゲスト出演としては桐谷美玲が容疑者役として、前作に続き宮根誠司、川田裕美らが本人役として出演している。
TVシリーズから赤木英雄、上村直樹、比護隆佑らサッカー選手が初登場。他の初登場キャラとしてはポアロのウェイトレスの榎本梓も登場している。
TVシリーズを含め主題歌歌手としていきものがかりが初採用。また、ビーイング所属以外のアーティストが主題歌を歌うのは第一作『時計じかけの摩天楼』以来15年ぶりとなる。