命は投げ捨てるもの

命は投げ捨てるものとは、AC北斗の拳で偶然できてしまったネタ格言である。

概要

元は、AC北斗の拳における北斗有情拳の使い手トキの勝利時のセリフである。

本来ならば「命は投げ捨てるものではない」というのが正しい台詞であるのだが、勝利時の台詞を最後まで聞かずに飛ばしてしまうと「命は投げ捨てるもの」で止まってしまい意味が全く逆になってしまったのである。

これだけならただの小ネタなのだが、トキは異常に性能が高く、無想流舞で病人設定を忘れそうになるほど動き回った挙句に画面端でひどいコンボを低火力と相成って延々と繋ぎ、仕留めた後には「もういい、ここまでだ」という「それはこっちの台詞だ」と言いたくなる勝利台詞を言う（時もある）。かと思えばﾃｰﾚｯﾃｰによって開幕数秒で即死させたりと、対戦相手が勝負を投げ捨ててしまうような事態も度々発生したため、本当に「命は投げ捨てるもの」という方が適切であることからこのタグが普及した。

主にトキが活躍するAC北斗の拳の動画、MUGEN動画に付くタグであるが
TAS動画などで所謂デスルーラを使用する場合や、超難易度の死にゲーにも付く場合がある。

一般には本来重んずるべき生を軽んずる、世紀末を体現した言葉であるとされるが、逆に「生に固執せず死力を尽くすことによって、結果的に生を拾うことができる」と取ることもできる。実際、こう言っているトキの生存率（＝勝率）は高い。

派生

これと同様に、常識的な基準で言えば非常に大切である（投げ捨てるものではない）ものをあえてかなぐり捨てることを指して「○○は投げ捨てるもの」と使用する場合もある。

例）「首は投げ捨てるもの（ジェダ）」「兵は投げ捨てるもの（オクラ）」「初期設定は投げ捨てるもの（夢幻想郷のうｐ主）」「ドロワは投げ捨てるもの（スク水の人）」「バランスは投げ捨てるもの（MUGEN全体）」などいろいろある

また、北斗の聖地中野TRFにも「借金は投げ捨てるもの（クソル）」「時給は投げ捨てるもの（K.I）」「大会は投げ捨てるもの（こあやさん）」といった、大切なものを投げ捨てた修羅が存在している。

関連動画

関連項目

• 激流に身を任せ同化する
• 北斗の拳
• トキ
• ｼﾞｮｲﾝｼﾞｮｲﾝﾄｷｨ
• 世紀末
• ﾃｰﾚｯﾃｰ
• 北斗有情破顔拳
• スペランカー先生
• 美坂栞