アル、いいかい?
よく聞いてくれ。
この包の中には、俺の証言を収めたテープや証拠の品が入っている。
このコロニーが核ミサイルの目標になった訳を知る限り喋った。
もし・・・俺が死んだらこれを警察に届けてくれ
大人が本当だと信じてくれたら、
このコロニーは救われると思う。
俺が直接、警察に自首しようかとも思ったんだが・・・
なんていうか・・・
そうするのは逃げるみたいに思えて・・・
ここで戦うのを止めると・・・
自分が自分では無くなるような・・・
連邦が憎いとか・・・
隊長達の仇を討ちたいとか・・・言うんじゃないんだ・・・
うまく言えないけど・・・
アイツと・・・ガンダムと戦ってみたくなったんだ・・・
俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよく分かんない
アル、
俺はたぶん死ぬだろうが・・・
そのことで・・・連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ
彼らだって俺と同じで自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ・・・
無理かもしれないけど、
他人を恨んだり、自分の事を責めたりしないでくれ・・・
これは俺の
最後の頼みだ
もし、運良く生き延びて戦争が終わったらさ
必ずこのコロニーに帰ってくるよ
会いに来る、
約束だ
これでお別れだ
じゃあな、アル
元気で暮らせよ
クリスによろしくな
ザー・・・ザー・・・
ガンダムシリーズのOVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」第五話のサブタイトル。正確には「嘘だといってよ、バーニィ」であるが、「、」が無かったり、「いってよ」が「言ってよ」となっていたりと表記ゆれが多い。本記事の名前も「言ってよ」と間違って表記されている。
このサブタイトルは、台詞として本編中に登場するわけではない。ただし第五話内で、物語の舞台となるスペースコロニーに住む少年「アルフレッド・イズルハ」(アル)が、同コロニーに潜入してきたジオン軍の兵士「バーナード・ワイズマン」(バーニィ)に対してよく似た台詞を言っている。
バーニィはアルに対して「自分はあと一機敵のモビルスーツを撃墜すればエースになれる腕利きだ」と見栄を張っていた。しかし同じ隊の仲間たちが地球連邦軍に次々にやられてしまったためにバーニィは戦意を喪失し、アルに「自分はモビルスーツなんて一機も落としたことが無い、ただのひよっこの足手まといなんだ」と告白し、スペースコロニーから逃げることに決めたと伝える。
そんなバーニィの告白を信じられない、というよりも信じたくないアルは「嘘だ!バーニィはあいつが怖くなったんで嘘をついてるんだ!」と叫んだ。
この「嘘だ!~」という台詞を後述の元ネタに合わせて改変し、「嘘だと言ってよ、バーニィ」がサブタイトルとされたのではないかと思われる。
アメリカ合衆国のメジャーリーグベースボールの歴史的な八百長事件「ブラックソックス事件」の審理の際に、八百長の当事者として裁判所から出てきた人気選手「ジョー・ジャクソン」が少年から投げかけられたという有名な言葉「Say it ain't so, Joe!(嘘だと言ってよ、ジョー!)」。
ちなみに、実際にはその場に少年など居なかったとして否定する意見も多く、加熱報道による作り話の可能性が高いらしい。
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最終更新:2025/12/07(日) 01:00
最終更新:2025/12/07(日) 00:00
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