地球防衛軍3の兵器 単語


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チキュウボウエイグンスリーノヘイキ

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 『地球防衛軍3の兵器』とは、Xbox360専用ゲーム「地球防衛軍3」で使用可能な兵器である。

 ・ゲーム本編については→「地球防衛軍3」を参照とする。
 ・敵である巨大生物については→「巨大生物(フォーリナー)」を参照とする。

 ここでは「E551ギガンテス」「EF24バゼラート」「SDL2」「ベガルタ」「EJ24戦闘機「決戦要塞X3」について記述する。

 

『注意』この記事はネタを多分に含みます。『注意』
≪COTION≫This Article is a JOKE.≪COTION≫


  なお本記事の記載内容は以下の書籍の情報に基づく。

「EDF戦史2020年刊」
 出版元:EDF 発行年:2020年 価格:18US$
 EDFが毎年の戦勝記念日に合わせて公式に制作している刊行物であり、各地の関連施設で購入することができる。
 内容は主に大戦時の作戦や兵器の紹介と解説、退役隊員のインタビューなどが記載されている。
 なおチャリティーを兼ねた刊行物であり、経費を差し引いた金額が戦災遺児基金に寄付されている。

兵器紹介

  • 戦闘車両「E551ギガンテス」
     EDFの主力戦車。EDFによる開発とあるが、米国ジェネラル・ダイナミクス社製MBT「M1エイブラムス」が原型であり、一部からはM1A2Eの型番で呼ばれている。
     兵装は120ミリ滑空砲。外装を見るとスモーク・ディスチャージャーも搭載されているが、鋭敏な感覚器官を備える巨大生物に効果は薄く、物資の不足もあって使用することはできなかった。
     GD社の協力によって砲弾装填も含めて高度に自動化されているため1人で操縦可能だが、センサーと火器管制装置については安全保障上の理由から米国上院議会の合意が得られず、EDFによる独自開発も間に合わなかったため、最低限の機能しかない装置が搭載されている。この貧弱なセンサーとFCSは微弱なジャミングにすら対抗できず、対フォーリナー戦ではマニュアルでの目視照準が必要とされた。
     当時で世界最高水準のMBTをワン・マン・タンク化することに成功していながら、モンキーモデル化されてしまったことについては遺憾としか言いようがなく、ギガンテスの不運は誕生から始まっていると言っても過言ではない。

     初戦では歩兵と連携し、多数の巨大生物を掃討する目的で通常の徹甲弾ではなく榴弾が搭載されたが、戦線では巨大生物の予想外の突進力によって肉薄され、自爆の危険性から発射できない状況が多々あった。随伴歩兵の弾幕による牽制や後退射撃で善戦した部隊もあったが、リアクティブ・アーマーを搭載した複合装甲も黒蟻が雨と降らせる強酸液には無力であり、その後の制空権喪失とガンシップの襲来によって多くの戦車隊が壊滅したと思われる。
     フォーリナーによる全世界的な攻撃で人類社会の工業生産力が低下したこともあり、終戦まで大規模な戦車隊が再建されることはなく、とくに日本列島戦線では破壊を免れた数少ない車輛がEDF陸戦隊の支援火力として1輌単位で戦場に送られ、自走砲として運用された。
     それでも敵の二足歩行ロボットが投入され始めると装弾筒付き翼安定徹甲弾の支給や同軸機銃の搭載を望む声が高まったが、限られた工業生産力はフォーリナーの技術を転用した個人携帯火器の生産に優先的に振り分けれた。事実、名銃ライサンダーシリーズの威力は大戦末期には滑空砲のそれに匹敵したのだが、生身で戦う陸戦兵にとって楯となる戦車の存在は無視できず、砲塔上面にセントリーガンを載せようとするなど現地改造を試みた兵士も少なくない。
     本来、貴重な戦力となる筈であった主力戦車が、満足な兵装を施されなかったがために大戦を通して活躍できなかったことは多くの兵士にとって極めて遺憾な事態であった。とくに初戦で対巨大生物戦に対応できなかったこと、そのための準備が開戦前にほとんど行われていなかったことに批判が集中した。
     EDFが戦前にどのような対フォーリナー戦を想定していたかは不明だが、世界的にフォーリナーを友好歓迎する方針だったこと、ファーストコンタクトにおい て市民が避難してなかったことなどから、EDF内で実戦的な軍事計画が練られていたとは考え難い。
     しかし、あの平和だった日々に、巨大生物の大群を相手にすることを誰が予想できたであろうか。

  • 戦闘ヘリ「EF24バゼラート」
     EDFが開発した戦闘ヘリだが、これも米国ボーイング社製の「AH-64Dロングボウ・アパッチ」を原型としている。
     (ギガンテスともどもEDFの正式採用兵器に米国製が多い件については、北米総司令部と米国軍需産業との癒着が囁かれているが、国際連合軍であるEDFの主戦力の大半を米国が担っているので不自然なことではない)
     バゼラートもギガンテスと同じく原型機からモンキーモデル化された兵器であるが、戦闘ヘリは巨大生物掃討作戦における有効戦力として注目され、EDFは早急に独自改造による改善を試みた。飛行時間の短い素人でも操縦可能なように自動化と簡略化を施し、武装も強化された。左右のペイロードにはガンポッド(30ミリUT機関砲)が搭載され、誘導ミサイルにも破壊力に優れた対地攻撃用の大型弾頭タイプが採用されている。このミサイルは発射後にレーダー及び形状認識で目標を設定・誘導されるため、撃ちっ放しが可能である。
     以上から強力な近接航空支援を期待されていたのだが、残念ながら、機動力で圧倒的に勝る敵ガンシップには対抗できず、制空権を喪失した状態で厳しい戦いをしいられた。
     また肝心の対地戦では黒蟻の強酸液が思いのほか高く投射された上、同じく強酸性で粘着性もある蜘蛛の糸がローターに絡んだ場合には致命的損傷を受けるなど被撃墜率は高く、予想以上の損害が発生した。赤蟻だけには一方的な攻撃が可能であったが、優勢が保たれのはガンシップが飛来するまでの極めて短い時間に限られた。 
     例外として、極東の日本列島戦線で爬虫類型の超巨大生物を攻撃する際、陸戦隊員の操縦する単機のバゼラートが多大な戦果を残したと言われている。

  • エアーバイク 「SDL2」
     ホバー走行によって道を選ばない高速移動が可能なパーナソナル・ヴィークルである。7.6ミリ機銃を2門搭載。
     EDFの独自開発と発表されているが、その走行性能と近未来的デザインから日本のモーターメーカーが秘密裏に協力したと言われている。
     偵察用として開発されたが、前線では通信妨害下での伝令の他、その機動力を活かして単機で巨大生物の大群を翻弄し、仕掛け爆弾の罠に誘い込んで殲滅するなど幅広く活用された。
     オート・スタビライザー搭載で転倒することはなく、衝撃吸収機構によってライダーが負傷することも稀だが、あまりに高い加速性から訓練および実戦で事故が後を絶たず、破損率が高い整備士泣かせの兵器である。

  • バトルマシン「ベガルタ」
     EDFの兵器研究開発チームが総力を上げて開発した二足歩行型兵器。
     速射性の高い極低反動ロケットランチャー、濃密な弾幕を張ることのできるバルカン砲、そして火炎放射器と強力な武装を備え、耐衝撃・耐強酸特殊塗装によって可動部分の多さにも関わらず戦車並みの耐久力を誇り、さらに背中にブースターを搭載し、あらゆる戦場を駆け巡る。
     ……と宣伝されていたが、実際は対フォーリナー戦が始まった混乱の中で急造された兵器であり、戦場からは「機動力について重大かつ致命的な欠陥がある!」というクレーム報告が寄せられている。
     実際のところ「移動砲台」と呼ぶべき兵器なのだが、その火力については申し分なく、然るべき歩兵との連携が得られれば巨大生物の大群を一匹も寄せ付けずに殲滅することも可能である。
     ・下は終戦後に一部地域で放送されて好評を博したベガルタが活躍する戦意高揚映像である

     あまりにも映像の出来がよかったため「ベガルター(※語尾を伸ばす)に乗りたい!」とEDFに志願する者が各地で後を絶たず、世界各地からも「あんな秘密兵器をどこに隠していた!!!」「我々のベガルタはモンキーモデルだったのか!?」「また日本人に魔改造された(´;ω;`) 」と公式非公式の批判が殺到した。
     もちろん映像中の機動性能についてはあくまでもイメージであり、EDF総司令部も公式に否定しているが、秘密裏に開発されているベガルタMk-Ⅱのリーク映像ではないかという噂もある。

  • EJ24戦闘機
     EDFの正式採用戦闘航空機。
     連合空軍の編成については各国の経済事情、既存の運用・整備体制が問題となり、フォーリナー襲来の直前まで統一装備の採用が遅れ、EJ24を一度も見ることなく開戦を迎えた地域もあった。  
     北米総司令部の壊滅によって資料は焼失したが、EDFの性質上一機であらゆる任務をこなすマルチロールファイターが望まれていたらしく、原型機の候補として米国ロッキード・マーティン社製の「F-35ライトニングⅡ」と独・伊・英・西の共同開発機「ユーロファイター・タイフーン」が競合していたと推測される。
     極東方面に配備されていたEJ24も初戦の「マザーシップ及び円盤群攻撃作戦」に参加したが、失速域での高速鋭角機動が可能な敵ガンシップに翻弄され、一方的に撃墜されていったと記録に残っている。
     なおこの航空作戦はEDF連合空軍と各国空軍の総力をもって世界規模で行われたが、逆に航空兵力の壊滅という結果に終わり、直後のフォーリナー側の逆襲によって基地施設や工場が破壊され、空軍の再建は絶望的となった。

  • 決戦要塞X3
     EDF北米総司令部と米国軍需産業が秘密裏に開発し、北米での対マザーシップ戦に投入した兵器である。
     詳細は不明だが、フォーリナーのオーバーテクノロジーを転用した飛行要塞で、戦艦並みの装甲と火力を有すると噂されていた。日本の怪獣映画に登場する大型機動兵器を参考にしたと言われているが、定かではない。
     大戦末期、欧州へと侵攻したフォーリナーは破壊の限りを尽くし、さらに大西洋を渡って北米へと迫った。
     マザーシップと無数の空母型円盤からなる船団に対し、イギリス王立海軍の生き残りとアメリカ海軍からなる混成機動艦隊は水際での迎撃を試みるが失敗、戦力温存のために撤退した。
     上陸したフォーリーは都市への攻撃を開始。東海岸が焦土と化していく中、どうにか戦線を維持していたEDF北米方面軍とアメリカ本土防衛軍は全戦力を投入する決戦を宣言。残存する艦隊と北米全域の航空兵力が集結、決戦要塞X3も出撃し、ニューヨーク上空のマザーシップに対して陸海空の総力戦を展開した。
     絶え間なく撃ち込まれる砲弾、豪雨となって降り注ぐ強酸液。ガンシップとミサイルが乱れ飛び、灼熱のプラズマが夜の海を沸騰させる。闇に沈んだ大都市は炎と血で赤く染まり、故郷を失った兵士が銃撃とともに叫ぶ、
    「悪魔め! 宇宙に帰れぇーッ!」
    (中略) 
     大都市そのものを囮とした包囲殲滅戦は成功するかに思われたが、マザーシップはジェノサイドキャノンを使用、NY市周辺に包囲線を展開していた陸軍は壊滅し、海上の艦艇も9割が大破轟沈した。
     X3は対光学鏡面装甲を展開、特攻に近い接近戦を挑むが、マザーシップからジェノサイドキャノンを連射を受けた。あまりの熱量に鏡面装甲が耐えきれずに熔解、X3は炎を噴いて墜落し、自由の女神像に激突して爆発四散した。
     摩天楼は炎に呑み込まれ、数時間後にはEDF北米総司令部が文字通り消滅し、北米戦線は瓦解した。
     総司令部とともに米国首脳部が全滅したことから北米における組織的抵抗は困難となり、残存部隊は難民とともに南米への避難を開始した。部隊はフォーナリナーの追撃に戦力を削られながらもEDF南米方面軍と合流、逃げ遅れた難民救出のためにパナマ運河防衛戦を敢行する。難民の渡河には成功したものの、正規軍はほぼ壊滅。以後は民間人によるレジスタンスが絶望的な後退戦と抵抗を続けた。

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関連項目

  • 地球防衛軍
  • 地球防衛軍3
  • 巨大生物
  • 巨大生物(フォーリナー)
  • 巨大甲殻虫
  • 縛りプレイ(地球防衛軍3)
  • 親衛隊タイムアタック
  • 大きいねぇ!

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