塩村文夏とは、日本の政治家である。東京都議会議員(世田谷区選挙区、当選1回)。みんなの党所属。
1978年広島県福山市生まれ。親が広島への原爆投下で被爆した、いわゆる被爆二世にあたる。高校時代からグラビアアイドルやCMモデルとして活動していたが、2001年頃に一度芸能界を引退。イギリス・オーストラリアへの留学を経てカンボジアの航空会社で広報・フライトアテンダントとして働いた後、帰国して自動車ライターへと転じた。
ライターとしての知名度を上げるため、2007年に日本テレビの「恋のから騒ぎ」の出演者募集に応募し合格。「ドS系」キャラとして話題を集め、同番組の第14期生MVPとなった。降板後は自動車ライターとして働く傍ら、番組で得たツテを辿って構成作家としての経験を積み、いくつかの番組を担当するようになった。
大阪維新の会が維新政治塾を立ち上げると塾生となったが、国政に関する議論が優先されていることに疑問を持ったとして日本維新の会に合流することはなかった。2013年の東京都議選で世田谷区選挙区(定数8)からみんなの党公認で出馬、6位で初当選を飾り政界に進出した。
翌2014年の都議会で女性の妊娠・出産に対する都の支援体制に関する質問を行っていた際に自民党の男性都議数人から「結婚した方がいいんじゃないか」といった野次が飛んだ。
塩村都議本人からは、「子供もいないのに」「産めないのか」「あいつ不倫してるんだぜ」といった野次を浴びたとの主張もあり、公の議会でのセクハラ発言として海外でも報道されるなど話題を集めた。他方でネット上ではグラビアアイドルとしての経歴や「恋のから騒ぎ」出演時の発言から「野次を受けて当然の女」と揶揄する声も少なくない。
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最終更新:2025/12/06(土) 19:00
最終更新:2025/12/06(土) 18:00
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