大江戸戦士トノサマンとは、カプコンのゲーム「逆転裁判」シリーズの作中で放映されている架空のヒーロー番組である。
概要
| 監督 |
宇在拓也 |
| プロデューサー |
姫神サクラ |
| 美術 |
間宮由美子 |
| 制作 |
英都撮影所 |
放映時間は毎週日曜朝8時。ネオ・オオエドシティを舞台に、主人公のトノサマン(演:荷星三郎)とライバルであるアクダイカーン(演:衣袋武志)が戦いを繰り広げる等身大ヒーローものの特撮作品である。続編として「小江戸剣士ヒメサマン」「大江戸戦士トノサマン・丙(へい)!」などが存在する。
関連商品であるトノサマン・カードが大流行し、社会現象となったほか、2017年にはシリーズ作品である「トノサマン・丙!」がライバル番組である「忍者ナンジャ」とヒーロー・オブ・グランプリを最後まで争った結果、見事受賞するなど、10歳くらいのヤングには絶大な人気を誇っている。
主要キャスト
- 大江戸戦士トノサマン ・・・ 荷星三郎
- アクダイカーン ・・・ 衣袋武志
- 小江戸剣士ヒメサマン ・・・ 荷星三郎
- 大江戸戦士トノサマン・丙 ・・・ 王都楼真悟
いろいろ
- メインヒロインの綾里真宵のほか、大滝九太少年や御剣もトノサマンのファン。御剣は当初はファンと言う設定はなかったものの、攻略本に書かれたおまけ漫画で「実は隠れファン」というギャグが描かれてから定着した。最新作の「逆転検事」では、検事局の執務室にトノサマンのフィギュアが置かれたり、六法全書のカバーでカモフラージュされたトノサマン大百科が置かれたりしている。
また、成歩堂や真宵はトノサマンのテーマの着メロを使用している。
- 逆転裁判3の7年後、2025年の設定である逆転裁判4でもシリーズは続いており、「電動伝道師サマンサマン」に続く最新シリーズのタイトルは「ボージャク武人ナニサマン」らしい。真宵もこのことを知っていて、4限定版特典にある「特選裁判」でも語っている。
- 「忍者ナンジャ」について述べると、ダメ忍者が美しい歌声を武器に室町芸能界に殴りこむサクセス物語で、『トノサマン』に迫るも届かないレベルのライバル作品。作中の明確なナンジャ派は逆転検事シリーズの一条美雲ぐらいであった…。
- トノサマン、ナンジャのほかにも「キャプテン・サイパン」「正義学園・4年2組」「ナゾのエスニックヒーロー・オニャンコポン」と言うヒーロー番組がある。「オニャンコポン」にいたっては打ち切りになったにもかかわらず、根強い人気を博しているらしい。
- 「トノサマンのテーマ」には、逆転裁判のクリエイターである巧舟により公式の歌詞が付けられている。子供番組という設定であるのにも関わらず、「息の根止めるまで」だとか「ぶち殺せ」という物騒な歌詞になっており、非常にカオス。
関連動画
関連項目
- 逆転裁判
- 綾里真宵
- 御剣怜侍
- 逆転裁判の関連項目一覧