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この記事は小説「とある魔術の禁書目録」のネタバレが含まれています。 了承した方のみ自己責任で突っ走ってください。 |
学園都市とは、『とある魔術の禁書目録』および『とある科学の超電磁砲』に登場する架空の都市である。
その他の学園都市については、学園都市の記事を参照してください。
魔術師「アレイスター=クロウリー」によって創設された科学サイド最大の都市。
かつてクロウリーが創設した「テレマ僧院」の形を変えた姿とされ、薬物投与も辞さない覚悟で叡智への接近を試みるために用意された巨大な研究機関。いわく「テレマの隠れ蓑」。
思春期の心性と薬物作用を網羅した超常誘発方式を「超能力」と称し、超能力者に憧れる子供達を集めて記憶術や暗記術という名目で研究を行っている。
人口は約230万人、うち8割が学生だが、無能力者(レベル0)がその内更に6割を占める。地理的には東京西部に位置する事になり、その科学技術は「外」と2、30年程の差があるとされている。
運営は12名の学園都市統括理事会。
クロウリーによると学園都市は「上条当麻を誘致し、活躍させるためだけに作った箱庭」。
超能力が当たり前のように認知されているのは何故か?
……そのように設定した人物がいるから。
学生達が忌避感情なく街中で異能の力を振りかざすのは何故か?
……そのように設定した人物がいるから。
町の仕組みに穴があり、少年が憤るような事件がたびたび起こるのは何故か?
……そのように設定した人物がいるから。
大人達が街の暗がりで私利私欲を満たす企みを繰り返すのは何故か?
……そのように設定した人物がいるから。新約とある魔術の禁書目録18巻 アレイスター=クロウリー戦の地の文より抜粋
クロウリーの計画(プラン)では、器を変える『幻想殺し』を宿す者を見つけ、その者が活躍しやすい環境として「異能」と「悲劇」に満ちた少世界を作る必要があった。
学園都市の治安が悪いのも、悲劇が蔓延っているのも、セキュリティ・警備に穴があるのも、全ては上条当麻を舞台にあげて存分に活躍させるため。
もし上条が将棋、料理、スポーツに力を入れていれば学園都市は今とは違う形になっていたが、彼には右の拳しかなかった。今の学園都市は、全て上条を基準にして開発されたのだという。
クロウリー曰く、右方のフィアンマが「聖なる右」を精錬するために用意した「ベツレヘムの星」と思想は似通っているらしく、上条を活躍させて上条に関する何かの力(幻想殺し?)の成長を促している節がある。
こうした設立背景から、都市に関する事象は全て上条当麻に帰属すると言っても過言ではない。
かつてアレイスター=クロウリーがシチリアに創設したテレマ(セレマ)の僧院。たった一つのアクシデントから失われてしまったらしい。
この僧院は現実に存在していたが、ある不慮の事故が原因でムッソリーニがクロウリーを国外追放処分に処し、原因を作った僧院も閉鎖に追い込まれた(禁書でも史実と同じ事が起こったと思われる)。
学園都市は23の学区に区切られている。以下こちらから引用→学園都市の区分
第一学区 :学園都市の行政が集中する学区。
第二学区 :警備員や風紀委員の訓練場等がある学区。
第三学区 :外部からの客を多く招く学区。プライベートプールや高級ホテル等がある。
第四学区 :食品関連の施設が多く並ぶ学区。
第五学区 :大学や短大などが多い学区。
第六学区 :アミューズメント施設が集中した学区。
第七学区 :学生寮、病院、窓の無いビル等、作中でも最も多くの施設が登場している学区。
第八学区 :主に教職員の為の学区。
第九学区 :工芸や美術関連の学校が集まる学区。
第一〇学区:学園都市唯一の墓地が存在する学区。少年院や原子力関連の施設も存在。
第一一学区:物資の搬入が盛んな学区。
第一二学区:神学系の学校を集まる学区。
第一三学区:幼稚園や小学校が多い学区。
第一四学区:海外からの留学生が多く集う学区。
第一五学区:大きな繁華街や、マスコミ関係の施設も多数ある学区
第一六学区:商業区画。
第一七学区:上条当麻と一方通行が戦った操車場がある学区。
第一八学区:長点上機学園や霧ヶ丘女学院がある学区。
第一九学区:寂れてしまった学区。
第二〇学区:スポーツ工学系の学校が集まる学区。
第二一学区:貯水用のダムが多い学区。
第二二学区:最小面積学区。発展した地下市街。
第二三学区:航空・宇宙開発分野が占有。
詳しくは「とある物語の人物目録」を参照。
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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