宇宙エレベータ(軌道エレベータ)とは、地上と宇宙をエレベータでつなぐ輸送機関である。
宇宙エレベータ(軌道エレベータ)とは、惑星の地表から静止軌道*1上のプラットフォームまでを構造物(ケーブル、レール、塔など。以降は便宜上ケーブルとする)で繋ぎ、そこを運搬機で上下に輸送するエレベータのことである。
エレベータの運搬機は電気を動力とし、ロケットを使用するよりも安全に低コストで物資を輸送することができると期待されている。
*1 静止軌道
公転周期が惑星の自転と同期する軌道のこと。
静止軌道に衛星を配置すると、地上のある地点から見かけ上は常に赤道上空の同じ位置に衛星があるように(静止しているように)見える。
身近な例:衛星放送用の通信衛星(衛星放送用の受信アンテナは、空に向けて方向と角度を合わせて設置した後は変更の必要がない。そのアンテナの向いた先の(見かけ上)同じ位置に常に衛星がいるためである。)
1979年にアーサー・C・クラークがSF小説「楽園の泉」に登場させて以来、SF分野の小説・アニメ・漫画では割とポピュラーな題材として扱われている。
また、古くから現在に至るまでフィクションの作品に登場する場合は「軌道エレベータ」または「軌道~」の名称の方が使われることが多い。
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最終更新:2025/12/20(土) 03:00
最終更新:2025/12/20(土) 02:00
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