定期券とは、鉄道やバスなどで特定の区間を繰り返し乗車する乗客に対し発売する乗車券のことである。「定期乗車券」「マンスリーパス」などとも呼ばれる。
定期券は通勤用と通学用に分類され、通勤用=一般用と考えて良い。通学用は、学生証と学校施設が発行する通学証明書がないと購入できない。通勤用定期券は事業者にもよるが1ヵ月あたり通常運賃の30~40倍(15~20往復分)程度の運賃が定められてることが多い。また、通学定期券は通勤用よりもかなり割安な設定にされている。
定期券は券面に記載された本人のみ使用可能。ただし、大阪市交通局の全線共通定期券(大阪市交通局の地下鉄・市バス全線乗り放題)は「所持人有効」というタイプであり、記載された名義と所持人の名前が違っていても大丈夫という特殊な定期券である。
有効期間は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類が殆どで、通学用には1学期・2学期・3学期と学期間有効のものもある。有効期間が長いものほど割引率も大きく、3ヵ月定期は1ヵ月よりも、6ヵ月定期は3ヵ月定期よりも1月あたり2回乗車分ほど安く設定されているのが一般的である。
バスなどで均一運賃の場合は実質的にその営業所内乗り放題になる場合もある。
日本の全ての鉄道事業者では定期券での途中下車が認められている。
近年、IC乗車券の導入が進んだことで定期券のIC化も進んでおり、IC乗車券では紛失時の再発行が可能になったほか、乗り越し精算の自動処理が可能となったメリットがある。ただし、連絡定期券の発行に対応してなかったりするデメリットもある。
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最終更新:2025/12/10(水) 16:00
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