封印の扉(クロノ・トリガー)

ゲーム「クロノ・トリガー」における封印の扉とは、

• 古代（B.C.12,000）や未来（A.D.2,300）などの一部のマップに登場する、ある手順を踏まないと開けられない扉。
• 上記の扉を開けた時などに流れるBGM

のどちらかを指す。

マップの仕掛け「封印の扉」

不思議な力で封印されている扉で、最初は開けることができない。古代（B.C.12,000）のジール宮殿で、サラがペンダントを使って扉を開ける光景を目撃した後に、マールのペンダントに魔神器の力を注ぎ込むことでこの扉を開けることができるようになる。ジール宮殿や未来（A.D.2,300）の監視者のドームにある、開けることでストーリーが進むもの以外は、奥にレアアイテムが隠されていることが多い。

楽曲「封印の扉」

監視者のドームのBGM、および上記の扉を開けた際に流れるBGMとして使用されている。ハープのアルペジオにピアノ・ストリングスが織りなす、美しくも悲壮感に満ちた楽曲。よく聴くと、前半が10/8、後半が6/8という変拍子曲でもある。作曲者はクロノ・トリガーのメインコンポーザーの光田康典ではなく、スクウェアのプログレ博士こと植松伸夫。

多くのプレイヤーにとっては、特に監視者のドームのBGMとして印象に残っていると思われる。はじめて監視者のドームを訪れたプレイヤーをこのBGMが出迎え、なにか重要なイベントが起こると思ったプレイヤーは多いだろうが、最初のうちは意味不明なことを話す老人と、モンスター「ヌゥ」の姿をした物体がいるのみで、これといったイベントは発生しない。しかしストーリーが進み、この老人が何者なのかが明らかになり、最終的に老人と物体の迎える結末を目の当たりにしたとき、このBGMは一層印象的に聴こえるだろう。

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関連項目

• クロノ・トリガー
• ゲーム音楽の一覧
• 植松伸夫