少女たちは荒野を目指す

『少女たちは荒野を目指す』とは、みなとそふとより発売されるPCアドベンチャーゲームである。全年齢対象。

2016年3月25日発売予定。またアニメ化も決定しており、ゲーム発売よりも早い2016年1月から放送開始予定。

概要

みなとそふとの代表でシナリオライターのタカヒロ氏が2014年から取り組む「タカヒロ4プロジェクト」の第1弾として、2013年末に発表されていた全年齢対象のPCゲーム。もっともタイトルの発表後は同プロジェクトのほかの作品が先に展開され、本作品はしばらく音沙汰がない状態だった。発売日が発表されたのは、他の作品の展開がひと段落した2015年10月のことである。

本作品の企画はタカヒロ氏だが今作ではシナリオを書かず、シナリオは田中ロミオが担当する。原画は松竜。
Windows Vista, 7, 8, 10に対応している。標準価格は通常版9800円、特別版12800円（いずれも税別）。

ゲームの発売に先立ちアニメ化が決定しており、2016年1月より放送予定となっている。原作のゲームよりも早くアニメを放送するという珍しい試みである。

あらすじ

神奈川県の金沢八景に住む北条文太郎はバイトに学校に忙しい男子学生。ある日彼は、以前から気になっていたクラスメイトの黒田砂雪に手伝ってほしいことがあると言われる。

彼女にいいところを見せたい文太郎は引き受けることにするが、その内容は「美少女PCゲームの制作」であった。彼女は文太郎が以前演劇部向けに書いた脚本を見て、文太郎をスカウトしたのである。

困惑した文太郎だったが、彼女の綿密な計画を聞き、改めて協力を申し出た。その後2人は原画、プログラムなど各分野のスペシャリストたりうる人材をスカウトしていき、結果4人が加わって「マーケティング研究会」が発足した。

こうして、一癖も二癖もある部員たちは、ゲーム業界という名の荒野へ飛び出して行く。

登場人物

北条文太郎（ほうじょう ぶんたろう） - CV:山下誠一郎

本作の主人公。シナリオの担当。

陽気でお人よし。将来の夢を見つけられず焦りを感じていたが、砂雪からのスカウトを受けゲーム制作に参加する。もともと美少女ゲームには全く詳しくなかったが、その素直な性格もあって必要な知識をどんどん吸収し成長していく。

黒田砂雪（くろだ さゆき） - CV:千菅春香

ゲーム企画のプロデューサー。

クールな美少女で頭がよいが、高圧的で強引な態度をとりがち。ゲーム、漫画、アニメなどのオタク文化を愛する。とある大事な目的のために、ゲーム制作をすることになる。

安東テルハ（あんどう てるは） - CV:明坂聡美

プログラム及びスクリプト演出を担当する。

サッパリした性格で、言いたいことを遠慮なく言うタイプ。いわゆる腐女子であり、声優やカップリングが大好き。

結城うぐいす（ゆうき うぐいす） - CV:佐藤聡美

原画担当。他の部員より一つ年下の後輩。

臆病で内気な性格であり、自分で行動するよりも人に命令されて動く。得意な絵に関しても、批判を恐れて小規模な創作活動しか行っていない。

小早川夕夏（こばやかわ ゆうか） - CV:花澤香菜

ボイスの担当。

文太郎の幼馴染で、小さい頃から周囲に反対されながら演劇の道を歩んできた。その努力が実ってか、現在では演劇部で一定の評価を得るにいたっている。

甲斐亜登夢（かい あとむ） - CV:豊永利行

進行管理などマルチに活動する。

文太郎の幼馴染で親友。文太郎と同じように将来に不安を抱いていたが、ゲーム制作に取り組む彼の後を追うことになる。これといった専門技術はないが、なんでもそつなくこなすため各作業のフォローに入る「なんでも屋」的な存在となっている。

テレビアニメ

テレビアニメが2016年1月より放送予定。

スタッフ

• 原作：タカヒロ
• 原作シナリオ：田中ロミオ
• キャラクター原案：松竜
• 監督：佐藤卓哉
• シリーズ構成：綾奈ゆにこ
• キャラクターデザイン：野口孝行
• アニメーション制作：project No.9

関連動画

関連商品

通常版

特別版

関連項目

• みなとそふと
• タカヒロ
• タカヒロ4プロジェクト（太字はTVアニメ企画）
  1. 少女たちは荒野を目指す（本作品）
  2. アカメが斬る！
  3. 鷲尾須美は勇者である
  4. 結城友奈は勇者である
• ギャルゲーのタイトル一覧
• アニメ作品一覧
• 2016年冬アニメ
• 田中ロミオ

外部リンク

• 本作品公式サイト（みなとそふと）
• アニメ公式サイト
• アニメ公式Twitter（@shokomeza）