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[WAV]強いられているんだ! |
とは、スラムで貧しい生活を送っている男の怒りの言葉である。
事の発端は、SF作品でありながらドワーフが登場したり、山田がヒロインしていたりと、以前から何かと色々な意味で話題だった「機動戦士ガンダムAGE」の第6話に登場した男の熱い台詞である。
この話から登場する正義感とデフォルメ頭身に溢れる男、イワーク・ブライアは、自身の住んでいるコロニーが過去の戦争を引き摺った勢力による内戦のせいでスラムになっていることに強い怒りを覚えていた。
不満を抱きながらも強大な武力に抗うことの出来ない現状を主人公のフリットに説明する際に吐き出した台詞が
「“上”のヤツらは裕福な生活を送りながら、くだらない思想をぶつけ合っている。
俺達は、そのしわ寄せでこんな生活を……強いられているんだッ!(集中線)」
ここで重要なのが(集中線)。
上記の場面はシリアスなシーンではある。
が、傍から見れば淡々とおっさんが子供と机を挟んで話しているだけの地味なシーンだ。
そんな中、唐突に集中線つきで激高した濃い顔のおっさんのアップが挿入されたのである。
「ガンダムAGE」は、これ以前の話では戦闘などの緊迫感のあるシーン以外ではこういった強調性の高い演出を用いていなかったので、この脈絡の無い演出に視聴者の多くが目が点になることを強いられた。
また、発言者のイワーク・ブライアがバルガスに続く日野に強いられた頭身デフォルメ頭身のキャラクターであったこと、その発言の後にデザイン発表時から何かと話題だった作業用MSデスペラードを駆っての活躍などが相まって、「強いられているんだ!」はイワークのみならず、「ガンダムAGE」全体に対するネタ要素として昇華されたのである。
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最終更新:2025/12/06(土) 22:00
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