御名方守矢

御名方守矢とは、SNKの対戦型格闘ゲーム『月華の剣士』シリーズに登場する、架空の人物である。
担当声優は橋本潤。

設定

月華の剣士シリーズにおいて「もう一人の主人公」（主人公は楓）である。
赤い長髪を後ろで縛り、着物の上からインバネスコート（とんび）を羽織っている。
ピアスやブレスレットなど西洋的な装飾品も身につけている。

没落士族の息子だったが、剣術の才能を認められて慨世に引き取られる。楓と雪の義兄に当たる。
守矢17歳の時、義父慨世は嘉神慎之介によって殺害される。
これを守矢の仕業と思い込んだ楓は彼に斬りつけたが、守矢は抵抗せずに自責の念に駆られて姿を消す。

この事件により、楓と守矢との間に誤解が生じたまま、闘いに突入することになる。
嘉神の事件後は再び修行の旅に出るが、懐かしくも邪悪な気配を感じ取り、
己の過去を清算するために地獄門へ向かう。

性能

基本性能

全体的に高性能なキャラクターである。

飛び道具こそ無いが、間合いが長く、3方向に打ち分けられる居合い抜き「朧」を持ち、
瞬間移動技の「歩月」があるので端に追い込まれても抜けられる。
対空においても、
・発生が早いので連続技に組み込める新月、
・飛び込み防止の朧（上段）、
・牽制の4B斬り
・空対空ではJA斬り
と、選択肢には事欠かない。

これらの要素だけ見ると、どんな距離でも自分のペースで立ち回れる強キャラに見えるが、
必殺技のコマンドが重複しているためにコマンドミスで技暴発が起きやすいのが問題点。
強さを使いこなして立ち回るには慣れと修練と高い操作精度が必要となる。

剣質「力」

朧と歩月(!)を駆使した立ち回りを意識する必要があるが、朧での削りがあるために待ちも攻めもこなせる。
弾き成功時はB斬りや月影からの昇華を狙うのもいい。

剣質「技」

剣質「技」では連殺斬（初段を上段と下段を使い分け可能）が使えるため、攻めにも強みが出る。
しゃがみ斬りや3Aの中段斬りを組み込むと、とってもエグい2択が迫れて愉快。
（なお、この揺さぶりが通用しない相手は上級者なので警戒）

関連項目

• 月華の剣士
• SNK