戦慄怪奇ファイル コワすぎ!

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!とは、白石晃士監督によるPOVホラー作品シリーズである。

概要

『投稿されてきた不可解な映像から、都市伝説や怪異の謎を解明する為に、検証取材を行うが、
取材が進むにつれて、怪奇現象が起こっていく・・・！』という、よくある展開が大きな流れである。

所謂モキュメンタリーの形式で製作され、投稿映像と、取材時の撮影映像の２つを組み合わせている。
撮影された映像に怪奇現象が映っていた場合、ＲＥＰＬＡＹが流れる。おわかりいただけただろうか

取材班（特に工藤）、霊能力者、怪奇現象の全てが、壮大でぶっ飛んでおり、
怖いはずの怪奇現象が逆に笑えてしまうという事態を引き起こし、いろいろな意味で一線を画している。
むしろホラーの皮を被った別の何かかもしれない。

ストーリーは繋がっており、前作で登場した物体や人(?)が引き続き登場する場合がある。
また、以前の取材はDVDとして発売されており、作中にも様々な用途で使われる。

2014年5月3日（土）、渋谷アップリンクにて劇場版が公開される。

登場人物

工藤　仁

ディレクター。この作品の中で群を抜いてぶっ飛んでいる存在。
非常に乱暴な性格でキレ易い。人間でも怪異でも関係なく暴力を振るう。
押しが強く、周囲を引っ張っていく・・・が、肝心な所は市川や投稿者たちに任せる。
呪いの飾りを手に入れてからは、それを使って除霊（物理）をしたり、装備して怪異とガチバトルをしたりと
行為がエスカレートしていく。劇場版・序章では新たにピッキングを覚えた。
ＦＩＬＥ２で昏睡状態に陥るが、後に復活。（入院中に意識が戻った際、まだまだ続ける旨を市川に伝えている）
曰く「この仕事に命を賭けている」らしいが言った傍から逃げ出すなどヘタレな一面も。
心霊現象の取材を続ける事と、両親の死に何か繋がる物があるらしい・・・。

市川　実穂

アシスタント。冷静で、工藤よりも肝が据わっている。
平静を装っているが、明らかに工藤を嫌っており、テンパってくるとそれが顕著になる。
怪奇現象のあった場所に１人で行かされたり、取り憑かれたり、だいたい工藤のせいで酷い目にあう。

田代　正嗣

カメラマン。撮影しているので作品中に顔が出るのは稀。白石監督本人が演じている。
いち早く怪奇現象に気付くことが多いが、肝心な所で手ブレを起こしたりする。
史上初のタイムリープの瞬間と、異次元空間を撮影するという快挙を成し遂げる。
だいたい工藤のせいで酷い目にあう。

犬井　里子

ＦＩＬＥ１に登場した呪術者。本家ではあるが伝承者がいない為、途絶えてしまう模様。
工藤の両親が死んだ事を見抜くも、口裂け女＆工藤の邪気にあてられてしまう。
後に、工藤に希望を託し、自分の命と引き換えに呪いの飾りをパワーアップさせる。

真野　夕子

ＦＩＬＥ２の映像投稿者。謎の留守電を残して行方不明になる。
宙に浮かんだり、花を出したりと謎が多い。後作にも絡んでくる重要人物。
ＦＩＬＥ３では、巨大になって河童の池から浮上してくる。

『先生』

ＦＩＬＥ２に登場。スカイツリーの近くに住んでおり、夕子とよく一緒にいる所を目撃されている。
意味深な事を口走り、スカイツリーに何かのサインを送る等、謎めいた行動が多い。
手をかざすだけで相手を気絶させるなど、只者ではない力を持っている。
怪奇現象の後、行方不明となるが、残されたカメラには『先生』が浮かび上がる瞬間が映っていた。

鈴木　武信

ＦＩＬＥ３の河童の池近くに住んでいる無愛想な男。
実は、河童にさらわれた娘を助けるために、陰陽師に弟子入りをしていた。
コワすぎ!のＤＶＤを見て共感、工藤達の取材に協力する。
河童を皆殺しにする為に、結界の中で工藤と河童を戦わせる。
工藤たちが逃げた後も果敢に立ち向かうが負傷。一命は取り留めたものの
その後は映像投稿者の女性とともに、河童に変わりつつあった。

真壁　栞

ＦＩＬＥ４に登場した霊能者。過去と未来を行き来した事がある。
映像投稿者の１人を救う為、工藤達と共にタイムリープを行うが、その影響で不慮の死を遂げる。
死んだ後も、霊として工藤の夢に出たり、ナチュラルに出てきたりと準レギュラーに昇格。
市川を助けるために異次元空間に飛び込んだ工藤達を、元の世界に戻す手助けをする。

宇龍院道玄

劇場版・序章に登場する浄霊師。かなり胡散臭く、工藤と同じ位クセのある人物だが腕は確か。

怪異＆投稿者たち

だいたい工藤のせいで酷い目にあう。

関連動画

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一挙放送

関連項目

• 白石晃士
• 心霊
• ホラー