捕食植物 単語


ニコニコ動画で捕食植物の動画を見に行く

プレデタープランツ

4.8千文字の記事
これはリビジョン 2447920 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

捕食植物(プレデター・プランツ)とは、遊戯王OCGのカード群の一種である。

概要

 植物族全体に対する本格的な強化がシンクロ全盛期突入後だったために、なかなか登場の機会が来なかった、植物族主体の融合カテゴリー。カウンターを置く効果に重点を置いた植物族としても初のカテゴリーと、なかなか希少性の高い群体。 インベイジョン・オブ・ヴェノムで初登場した頃はまだ種類数が少なく、デッキとしての運用は難しかったが、ブースターSP-フュージョン・エンフォーサーズの発売によって種類数が増加し、純正構築でも運用がある程度可能となった。
 実在する植物をモチーフとしており、いくつかは食虫植物がモデルとなっているが、蟲惑魔とは違い、禍々しさが全面的に強調されている。また、植物族が所属するカテゴリーでは珍しく、種族・属性双方が結構まとまっている。

 モンスターに対する除去手段や手札誘発による防御など、カテゴリーとしてのまとまりはそれなり。ただ、魔法・罠に対する妨害・除去手段がなく、あくまでレベル減少によるエクシーズメタに重点が置かれているために、アドバンス召喚や儀式召喚をはじめとするメインデッキのモンスターを主体としたビートダウンとも分が悪い。ただ、出張要因として有用な物や、単体としての性能がすさまじいカードがいくつか見受けられるので、相方や今後の環境の変化次第では、環境上位に一矢報いられそうなカテゴリーでもある。
 幸い、ほかのカテゴリーとの併用や出張が難しくないカードが多いため、構築の幅は広めで、シャドールやHEROなどのカテゴリーとの混成デッキが考案されている模様。また、シンクロギミックとの相性も良好。

カード紹介(遊戯王カードwikiより一部引用/後日追加予定)

2016年7月9日発売"INVASION OF VENOM"

捕食植物フライ・ヘル
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 400/守 800
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):このカードがこのカードのレベル以下のレベルを持つモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、破壊したそのモンスターの元々のレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。

カウンター設置にレベル変更、除去を行える下級捕食植物。後述のセラセニアントなどと比べると、器用貧乏なところはあるが、出張要因としてはなかなか有用。「ダーク・バースト」や「デブリ・ドラゴン」「リミット・リバース」などのサポートを受けられるステータスも魅力。

捕食植物モーレイ・ネペンテス
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1600/守1000
(1):このカードの攻撃力は、フィールドの捕食カウンターの数×200アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
その破壊したモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(3):1ターンに1度、このカードの効果で装備しているモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、その元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。

自身の打点補強効果と戦闘破壊したモンスターの装備化などを行える捕食植物。装備化は相手にしてみればいやらしい効果に思えるが、素の打点も上昇率もそれほど高くないため、少々扱いづらい。装備カードにできる枚数に制限はないので、もし使うのであれば、下記のドロセーラなどと併せていくことになるか。

捕食植物スキッド・ドロセーラ
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 800/守 400
(1):このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは捕食カウンターを置かれた相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(2):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター全てに捕食カウンターを1つずつ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。

捕食カウンターが乗っているモンスター全てに攻撃できる能力を付加できる効果と、フィールドから離れた場合に捕食カウンターを乗せたうえでレベルを1にする効果を持つ捕食植物。派手ではあるが、前半と後半の効果がかみ合ってるようでかみ合ってないので、どちらも無理に使おうとせず、どちらか片方に的を絞っていきたい。フライ・ヘルやセラセニアントにもいえることではあるが、「ジャンク・シンクロン」や「ダーク・バースト」など、サポートカードには恵まれている。

2016年11月12日発売"BOOSTER SP FUSION ENFORCERS"

捕食植物セラセニアント
効果モンスター
星1/闇属性/植物族/攻 100/守 600
「捕食植物セラセニアント」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
(3):フィールドのこのカードが効果で墓地へ送られた場合、
または戦闘で破壊された場合に発動できる。
デッキから「捕食植物セラセニアント」以外の「プレデター」カード1枚を手札に加える。

ゴーストリックと同様の感覚で防御ができるだけでなく、除去やサーチもこなせるモンスター。捕食植物では希少な特殊召喚メタを除去できるカードだが、戦闘を必要とする点に注意。

捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ
効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻 800/守2300
「捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分または相手フィールドの
捕食カウンターが置かれたモンスター1体をリリースした場合に手札・墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードがフィールド・墓地に存在する場合、
このカード以外の自分の墓地の「捕食植物」モンスター1体を除外し、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

捕食カウンターが必要とはいえ、強力なリリース除去を行える効果と、微量ながら好きなタイミングで弱体化が狙える効果を持つ捕食植物。上級モンスターではあるものの、無差別除外デッキなどの極端なメタデッキ相手でない限りは、牽制や除去として役立つので腐りにくい。

捕食植物プテロペンテス
効果モンスター
星3/闇属性/植物族/攻 300/守2100
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つ
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

サイドラを足止めできるだけの守備力を持つ、下級壁モンスター。カウンター設置・レベル固定化効果は他の捕食植物と比べると扱いにくいので、こちらはセラセニアントでは対処しきれない破壊耐性持ちを相手にした時の時間稼ぎ役になる。

捕食植物スピノ・ディオネア
効果モンスター
星4/闇属性/植物族/攻1800/守 0
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
(2):このカードがこのカードのレベル以下のレベルを持つモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
デッキから「捕食植物スピノ・ディオネア」以外の「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。

アタッカーとしてそれなりの高さのある打点と、リクルート効果や捕食植物特有のカウンター関連効果を持つモンスター。
エクシーズとの戦闘は苦手だが、単体としての性能は良好で、「悪夢再び」などに対応している利点もある。

捕食植物サンデウ・キンジー
効果モンスター
星2/闇属性/植物族/攻 600/守 200
「捕食植物サンデウ・キンジー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が融合素材とする捕食カウンターが置かれたモンスターの属性は闇属性として扱う。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
闇属性の融合モンスターカードによって決められた、
フィールドのこのカードを含む融合素材モンスターを
自分の手札・フィールド及び相手フィールドの捕食カウンターが置かれたモンスターの中から選んで墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

エクシーズにとってもシンクロにとっても少々面倒な属性変更効果と、相手モンスターを視野に入れた融合召喚効果などを持つ、凄まじいカード。「カメンレオン」や「デブリ・ドラゴン」の恩恵は受けられないものの、十分すぎるほどの性能を持つモンスター。特殊召喚メタやスキルドレイン系のカードを用意されると満足に活躍できないのは贅沢な悩みか。

捕食植物キメラフレシア
融合・効果モンスター
星7/闇属性/植物族/攻2500/守2000
「捕食植物」モンスター+闇属性モンスター
(1):1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つ
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
(2):このカードが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、
このカードの攻撃力は1000アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

捕食植物関連の融合モンスター。ラフレシアは植物に寄生のような形で養分をとるものの、ウツボカズラなどの食虫植物とは違う生態をしているのだが、遊戯王ではラフレシア関連モンスターは捕食するものとして扱う方針のようだ。 「轟雷帝ザボルグ」のエクストラ破壊効果と相性がよく、発売されて間もない頃から捕食植物以外の融合デッキにコンビで出張している。

"Vジャンプ(2017年1月号)"付属カード

捕食植物ドラゴスタペリア
融合・効果モンスター
星8/闇属性/植物族/攻2700/守1900
融合モンスター+闇属性モンスター
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに捕食カウンターを1つ置く。
捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手が発動した捕食カウンターが置かれているモンスターの効果は無効化される。

シンクロ・エクシーズを未然に妨害できるほか、(2)の効果により、エクストラデッキへの依存率の低いデッキにも対応できる捕食植物。素材に融合モンスターが必要ではあるが、それほど厳しくないため、E・HEROやファーニマルなどにも出張可能。

関連静画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • 遊戯王OCG
  • 遊戯王OCGカードリスト
  • 融合召喚

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/10(水) 22:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/10(水) 22:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP