新入り!あれがこの房に住むクモのボスだとは (シンイリアレガコノボウニスムクモノボスダとは) [単語記事]

新入り!あれがこの房に住むクモのボスだとは、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の娯楽室で空条徐倫が読んでいた4コマ漫画の台詞である。ストーンオーシャン第11巻に収録されている。

概要

看守：新入り!あれがこの房に住むクモのボスだ。

囚人：あヘイ!ひとつよ…よろしくお世話んなりヤス。マムシのロンと申しヤス………ヘイ。あ…そんな…ドモドモ。

看守：それとこっちのは死にそうなクモだ。

囚人：ちィえ〜〜〜ス。ホイッス!

ミュッチャー・ミューラーのジェイル・ハウス・ロックで記憶を三つまでしか覚えていられない状態となった徐倫が、何の目的で来たか忘れた娯楽室で何故か読んでいた『COMICS』という赤いコミックに載っていた4コマ漫画の台詞。

記憶がドンドン上書きされて興味が移って行き、本来の標的から遠ざかっていくというマズい状況を描写するのに一役買った。

吉田戦車の漫画『伝染るんです。』の4巻に収録されているものが元ネタと見られる。

スーツの人：紹介するよ、強い蟻だ。

中年のオジサン：ど、ども。コンチワ……へへへへ、いや――。

スーツの人：そして弱い蟻だ。

中年のオジサン：あーどもー、ほいーす。