日曜洋画劇場とは (ニチヨウヨウガゲキジョウとは) [単語記事]

「それでは次週をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら！」(淀川長治)

日曜洋画劇場とは、テレビ朝日系で放送されている映画番組である。

概要

1966年、｢土曜洋画劇場」として放送開始。その後の｢金曜ロードショー｣｢木曜洋画劇場｣｢ゴールデン洋画劇場｣など常設映画番組のさきがけとなった番組である。1967年に土曜日から日曜日に移動し現在の｢日曜洋画劇場｣に改名して現在に至る。

この番組といえば、かつては名解説者・淀川長治の名調子で知られた。淀川氏の生前最期の仕事も同番組の解説であった。車椅子に乗りやつれて声を枯らしながらも映画の面白さを笑顔で語った淀川氏は、まさに映画解説者の鑑である。

原則、21時00分～23時10分の130分枠で他の映画番組より放送時間多い。番組名に『洋画』となってるいるが、以前は別枠とし自社邦画を放送していたが、近年はそのまま放送されている。

2012年で45週年記念に当たるが、特番により休止が相次いだ。また、視聴率の低下により2012年10月番組改編（関連リンク）にて、以前から当枠で特番を放送されているものの、特番の頻度を高め放送の割合を減らす事が発表された。事実、当枠で放送された特番（バラエティー）は18.3%と高視聴率をマークした。