日本大学工学部とは (ニホンダイガクコウガクブとは) [単語記事]

日本大学工学部（日大工学部）とは、福島県郡山市にある日本大学（日大）の学部である。

概要

日本大学で唯一、東北地方にキャンパスがある学部である。また、福島県内にある唯一の理工系の私立大学でもある。

首都圏にある理工学部（東京都千代田区、千葉県船橋市）や（千葉県習志野市）とは全くの別物である。（ただし元々は理工学部の分校だったという歴史的背景もあるにはある。詳細は後述。）

土木工学科、建築学科、機械工学科、電気電子工学科、生命応用化学科、情報工学科を有する。大学院として工学研究科も併設されている。

持続可能な生活様式（ロハス）に特化したエンジニアの養成に力を入れているのが特徴である。特に建築学科は名門であり評価が高い。

元々は日本大学理工学部の専門部工科として1947年に郡山市内に設置されたが、1949年に第二工学部として独立。その後、1966年に工学部に名前が変わったのである。

入学試験の難易度（偏差値）は首都圏の理工学部や生産工学部ほど高くないが、入学後の授業（講義）や実習のレベルはそれなりに高いため、日大工学部に入学する場合は高校の数学、物理、化学などをしっかり復習（勉強）しておく必要がある。

ちなみに附属高校である日本大学東北高等学校（日大東北高校）は工学部の隣にある。特にプール、武道館、相撲場は日大東北高校と共同で使用している。

最寄り駅は東北本線の安積永盛駅である。

ちなみに東北新幹線の郡山駅からだと路線バスで20分くらいかかる。

比較的近いインターチェンジは東北自動車道の郡山南IC、郡山中央SIC、郡山ICあたりである。