『日立 世界ふしぎ発見!』とは、1986年からTBSテレビ系で放送されている長寿クイズ番組である。通称「ふしぎ発見」。
タイトルの通り、日立製作所をはじめとする日立グループの一社提供番組。
ミステリーハンターと呼ばれるレポーターが世界各地に飛び、歴史上の出来事や人物にまつわるテーマを元に難問奇問を出題するクイズ番組。
ワールドレポートクイズとして、先発番組に「なるほど!ザ・ワールド」(フジテレビ)や「世界まるごとHOWマッチ」(毎日放送)があったが、こちらは過去の出来事に特化することによって独自色を打ち出している。
世界中の歴史や紀行を伝える番組としても評価が高く、「ふしぎ発見」の取材が世界初取材となるケースも数多く存在する。
司会は草野仁。レギュラー解答者として、黒柳徹子、板東英二、野々村真が出演している。
あまり知られていないが、第1回から出演し続けているのは草野と徹子のみで、板東と野々村は準レギュラーから昇格した解答者である。
草野の柔和ながらも時にはミスリードを促す解答者泣かせの司会術や、予め当日のテーマに沿った内容を予習してくるため正答率の高い徹子、正答率はそこそこなものの草野のミスリードでせっかく書いた正解を消してしまうことも多い板東、天然ボケの頓珍漢な解答で視聴者を爆笑させる野々村という三者三様の個性が受け、この番組を長寿番組にした原動力となっている(※ちなみに、野々村が一時期番組を降板した際、視聴者から「何故出ていないんだ」という電話が殺到した為に番組に復帰したという話もある)。
特に野々村は、2005年に番組開始20周年目にして初めてパーフェクト賞を取り号泣。このパーフェクト賞を記念して帝国ホテルで記念パーティーが開催されたという逸話がある。
番組開始当初は土曜22時の放送だったが、1987年から現在の土曜21時の放送となっている。
この番組のマスコットキャラクターとしても有名なのが「ひとし君人形」。司会者の草野がモチーフとなっている。
番組開始半年後にルールが改定され、解答の自信度によって通常のひとし君人形とその3個分(後に2個分)にあたる「スーパーひとし君人形」を賭けるというよく知られたシステムになった際に登場した。
解答が不正解の場合に解答席の中に吸い込まれて消える「ボッシュート」もこの番組の名物となった。
ちなみに、ボッシュートとは「没収」と吸い込まれる様が「ダストシュート」の様なことから生まれた造語である。
長年に渡ってこのルールで親しまれたが、2005年の番組リニューアルで視聴者もクイズに参加できるシステムに改定された時に変更があった。
解答者が解答した答えの自信度を示す指標として金・銀・銅のひとし君人形を出すだけとなり、直接得点に結びつくものではなくなった。
このため、このルールではボッシュートの意味が薄れてしまったという意見も少なからず存在する。
TBSテレビ系列 土曜夜 伝説のラインナップ |
昭和50年代前半 まんが日本昔ばなし(MBS)|クイズダービー|8時だョ!全員集合|Gメン'75 |
昭和60年代前半 まんが日本昔ばなし(MBS)|クイズダービー|加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ|日立 世界ふしぎ発見! |
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最終更新:2024/04/24(水) 07:00
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