星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン 単語

スターベイダーカオスブレイカードラゴン

4.5千文字の記事
これはリビジョン 2525226 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

「さぁて」
「この世界にはどれだけ存在するのかなぁ」

「我を楽しませるに足る、玩具が」

《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》とは、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するユニット(カード)である。

概要

ノーマルユニット
クラン:リンクジョーカー 種族:サイバードラゴン
グレード:3 パワー:11000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【V】【LB(4)】(あなたのダメージが4枚以上で有効):[【SB(1)】 - カード名に「星輝兵」を含むカード] 相手のエンドフェイズ中、相手の呪縛カードが解呪された時、コストを払ってよい。払ったら、そのユニットを退却させ、1枚引く。
【V】:[【CB(1)】,あなたの手札からカード名に「星輝兵」を含むカードを1枚選び、捨てる] 相手のリアガードを1枚選び、呪縛する。そのターン中、この能力は使えなくなる。(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)
【V/R】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)

「予告しておこう。お前は、自ら呪縛(ロック)を請い願う。」(RRR版
「人の心を折るのは簡単だ。まず「希望」を与え、それを打ち砕けばよい。」(SP版

侵略者“リンクジョーカー”の先兵「星輝兵」にして、主にズー、メガラニカ侵略の指揮を取る指揮官。 他者を絶望させ堕とす事を至上の喜びとする歪な精神の持ち主であり、受け持ちでは無い他国の戦士もその手にかけている。 敵味方問わず甘言を弄して欺く為、他の指揮官からは「道化」と呼ばれ嫌悪されているが、如何な作戦においても必ず大きな成果を上げる為、本隊からの評価が非常に高い。 心は何者の干渉も受け無ければ絶望にも希望にも属さない。 なればこそ、ただ絶望を与えるよりも一欠片の希望を見せてから堕とした方がより効果的なのだ。 彼は唄う様に紡ぐ、「希望は存在する、だがお前に救いが訪れる事はない」と。 希望を与え、絶望に堕とし、希望を見せ、其れを砕く。 強い意志を宿す者達の目から光が消えるその瞬間、混沌の道化は口角を吊り上げ心からの笑みを浮かべる。

ブースターパック第13弾「絶禍繚乱」のパッケージイラストを飾るカード
一弾前の通常ブースターで本格的に登場した「リンクジョーカー」、そして「呪縛」だったが、縛り付ける指定が厳しかったのもあり、初弾から流行とまではいかなかった。
そんな環境を一変させたのがこのカードであり、超越環境に至っても未だこのカードが現役であるということから、当時如何にこのカードがパワーカードだったかが伺える。

このカードは「盟主」であり、リンクジョーカーのクランを持たないユニットが自分のユニットに存在すると攻撃できなくなる。
他のクランならほぼ気にならない効果だが、リンクジョーカーの場合《星輝兵 “Ω” グレンディオス》との併用時に引っかかる可能性が高いため注意したい。
ただし現在は「カオス」名称の中核として立ち回ることが多いため、どちらかというとぬばたまの「支配」能力で味方を攻撃することが絶対にない長所として機能する。

「呪縛」

詳細ルールとしては「リンクジョーカー」のクラン記事に譲るとして、「呪縛」は要は次の相手ターンまで、対象リアガードをサークルごと一切使用不能にする効果である。
このカードはその呪縛を、二番目の効果により容易に行うことができる。
ダメージを受けてカウンターコストが空いていないと使えない、所属カテゴリ「星輝兵」を手札から捨てなければ効果を発揮できない、対象に選べない「抵抗」を持つ相手には無力、など気になるところはあるが、呪縛対象に前列・後列の指定などが一切なく、起動効果で容易に前列の呪縛カードを用意できる初のカード。
前列を呪縛すれば、単純に相手のアタックが一回減る。リアガードの連続攻撃を長所とするデッキに至っては戦術の根本的な否定と相成る。
それをこの程度のコストで行うことができる、となれば、要求されるコストはあまりに軽いのだ。
使用するカウンターコストも、当初は頭を悩ませる必要があったが、「カオス」専用サポート《混迷の星輝兵 ジンク》もある今となっては軽いものである。
何よりこの効果にはリミットブレイク指定など一切ないため、グレード3に乗ったターンにそのまま使用可能。
グレード3に先にライドし、初回超越のできない空白のターンにおいても自由に呪縛が可能なのは、超越が基本になった今でさえ無視できない脅威である。
《伴星の星輝兵 フォトン》を併用すれば、カウンターコストを温存しつつさらに呪縛カードを展開できるが、問題はフォトンが異常に高いところ

リミットブレイク

このカードのリミットブレイクは、相手ターンに発動し、エンドフェイズ中の解呪に反応した退却&ドロー効果。
単純に対象カードの退却で1枚、ドローで1枚。計2枚のカード差をつけられる。
これが解呪のたびに発動し、同じターンでも呪縛カード解呪1枚につき1回発動できる
複数回発動した場合、起動効果の手札コストを補って余りあるアドバンテージ差を獲得できる。
無論このカード以外で呪縛したカードに対しても有効であり、この効果こそが時代を超えてこのカードが使われ続ける最大の長所である。

ブレイクライド、双闘&Ω呪縛、Gユニットでの呪縛……それら全ての呪縛の後にこのカードが降臨すれば、ソウルをアドバンテージ獲得源に変えることができる。
他のカードの効果で呪縛カードを増やせば、さらにアドバンテージが広がり続ける。
さらに注目点として、リミットブレイクの発動タイミングが相手のエンドフェイズである。
そのため、自分のターンに条件を満たせていなくても、相手の攻撃でリミットブレイク範囲内に突入すれば発動でき、単純に発動が容易な以上に、相手に攻撃をためらわせることも可能となる。

ただし、あくまで解呪に反応するのはエンドフェイズのみのところに注意。
同じリンクジョーカーの「メサイア」軸の場合、自発的に解呪を行うため、アドバンテージ獲得が至難になる。

メディアミックスにおける活躍

「聖も邪も粉砕せし雄叫び。光も闇も切り裂く牙。すべてがひれ伏す絶対竜!
ブレイクライド! 《星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン》!」

通算147話、アニメ「リンクジョーカー編」の後半で、ファーストリバースファイターとして洗脳されてしまった櫂トシキの切り札として登場。
《星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン》からブレイクライドする形で使用し、効果をフル活用。かつて櫂の使っていたデッキで挑んできた三和タイシを返り討ちにした。
通算154話では先導アイチとの直接対決で使用。アイチも空いたサークルを張り替えて連続攻撃を行うなど、呪縛状態でも動けるようにしていた。
だが、アイチにとっては絶対に負けられない戦いにも関わらず、アイチはこの戦いで櫂のカオスブレイカーに届かず敗北してしまう
……実は、オープニングがこのカードに差し替えられたにも関わらず、カードとしての出番はこの2戦だけで一旦終了。櫂は以後、かげろうの“Я”ユニットを使用することとなる。

その後、完全開放が間近となった黒輪のゲートを通して、指揮官級のこのユニットがクレイから地球に顕現しかける。
が、指揮官であるがためか、その場から動くことなく、ゲート崩壊と共に消え失せてしまった。

「レギオンメイト編」では、今度はリンクジョーカーの残滓に支配されたアイチがサブとして採用。
通算187話の「先導アイチvsフィリップ・ネーヴ」戦においてリアガードとしてコールされ、アタッカーとしての役目を果たした。

―――と、ここで大きな爪痕を残した「カオスブレイカー」だが。
大きく時間が経ち、シリーズも変わったある時、アニメ第8期「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」にて転機が訪れることとなる

数百年前、惑星クレイで起きた異星からの侵略事件「星輝大戦(インベイション・グレートウォー)」。その侵略者“リンクジョーカー”の先兵「星輝兵(スターベイダー)」前線指揮官の1人が、この「カオスブレイカー・ドラゴン」である。異質な力「呪縛(ロック)」、「Я(リバース)」を打ち破ったクレイの戦士たちに敗れ、手を引いたかに見えた“リンクジョーカー”。しかしそうではなかった。「星輝兵」の残党は、クレイが観測できる宇宙に漂い、機会を窺っていたのである。そして、唯一生存した指揮官として残党を束ねていたカオスブレイカーは、どこからかプロジェクト「時空間憑依(ディファレントワールド・ライド)の存在を知る。「いいことを思いついた」とでも言いたそうな顔で、彼は数百年前と同じように口角を上げた。「メサイア」の加護が無ければ惑星「E」への転送はできない。だが、彼を知る者なら誰もが口を揃えて言うだろう。「それでも、奴ならやりかねない」と。

この設定の通り、「カオスブレイカー」は魂の牢獄「レリクス」の勢力に取り入り、惑星「E」=アニメ世界の地球に「時空間憑依(ディファレント・ワールド・ライド)」することで、再び地球に君臨してしまう
元々「カオスブレイカー」は、惑星クレイにおいて多くの指揮官を“Я”により洗脳し、自身の手駒にしていた実績がある。
そんな彼が地球に現れてしまったことで、地球は水面下で危機的状態に陥った。

「レリクス」の手駒となり、先に「時空間強制憑依(ディファレント・ワールド・ライド・イリーガル)を果たした《忍竜 シラヌイ》の手引きにより、作中の登場人物「星崎ノア(CV:喜多村英梨)」の身体を奪い取り、自身の肉体とする
その後、ノアのふりをして新導クロノと接触。その時に一度敗北するが、これが意図的であったかは不明。
敗北後、ノアの元々のチームメイトをボロボロに貶し、チームを破壊することで自由を得る。
その後はシラヌイに代わり、世界を廻りながら「時空間強制憑依」により、レリクス側の人材に若水ソウスケを始めとした人間の身体を次々乗っ取らせていき、6人の使徒を集めることに成功した
ただし、《覇道竜 クラレットソード・ドラゴン・リヴォルト》に神崎ユウイチロウを乗っ取らせることだけは失敗してしまった。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • カードファイト!! ヴァンガード
  • カードファイト!!ヴァンガードG / カードファイト!!ヴァンガードG NEXT / カードファイト!!ヴァンガードG Z
  • 喜多村英梨 - 「GNEXT」での担当声優(本来の身体での台詞は現状ないため、肉体の声か自身の声かは不明)
  • リンクジョーカー
    • リバース(カードファイト!! ヴァンガード)
    • 星輝兵 “Ω” グレンディオス - 設定ではカオスブレイカーが製造した兵器。
    • 伴星の星輝兵 フォトン - 制作への関与が示唆されている。
  • 櫂トシキ - 初代使用者。リバースファイターとしての洗脳が解けて数年後、カオスブレイカーを追うことになる。
  • 先導アイチ - 二代目使用者。
  • 神崎ユウイチロウ - 時空間強制憑依の手引きをしたが、彼の精神力により阻まれてしまう。
  • カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
  • ファンサービス

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
藤井聡太[単語]

提供: およー

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/16(火) 07:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/16(火) 07:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP