月まで届け、永琳の匙とは (ツキマデトドケエイリンノサジとは) [単語記事]

月まで届け、永琳の匙とは、永琳が匙を投げた患者シリーズやえーりん、匙を全力でブン投げるの最上級である。

概要

えーりんが匙をブン投げた患者のうちでも特に重篤な者のなかには、第二宇宙速度を越える勢いで匙をブン投げられるほどの患者が存在する。このような患者の動画は、地球人の理解できる範囲にオチない。もしかしたらそのルナティックさは、月の民にこそふさわしいものなのかもしれなかった。

『えーりん、匙を全力でブン投げる』のタグを受けての、『月まで届け、不死の煙』のパロディ。

詳しくは関連項目を参照していただければよろしいかと。

余談

注意！　やっつけなので間違ってます。どなたか修正&計算してくれる人を募集します。

匙には液体燃料などの推進剤や装置などついているわけもないので、地球の重力圏を脱出できる初速11.2km/sでぶん投げないといけない。匙を重めに見積もって20gと仮定すると、およそ2.5Mジュールのエネルギーで射出されたこととなる(TNT火薬600g相当)。無論、空気抵抗もあるため更に莫大なエネルギーが必要となる(※どなたか計算してくれる人を募集します)。

ただしこれは現実の月であるため、幻想郷の月では少し勝手が異なる。東方儚月抄では「雲をいくつか越えれば到達する」などといわれていた。ロケットの速度が気になるところだが、雲の高度はかなり低いため、さほど離れていないと思われる。低く見積もれば1km、高く見積もれば10kmといったところである。いろんな疑問はさておき、その高度であれば、かなり小さなエネルギーで届かせることが可能だ。―が、やはり現実的な速度やエネルギーでないことは確かである。