望月新一(もちづきしんいち 1969年〈昭和44年〉3月29日 -)は日本が誇る天才数学者である。京都大学数理解析研究所教授。
ABC予想を証明した人物。
5歳のときに渡米し、中学校で1年間帰国した以外は米国育ち。高校はフィリップス・エクセター・アカデミーに入学した。この学校は「テン・スクールズ」と呼ばれる米国でもっとも権威ある10の寄宿制高校のひとつで、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグや小説『ダ・ヴィンチ・コード』の作者ダン・ブラウンの母校でもある。エクセターへの入門は大変な難関でテストでトップ・スコアであるだけではなく、学生には音楽やアート、体育などでも高いレベルが要求される。
高校はわずか2年で卒業。16歳でプリンストン大学に飛び級で入学し、23歳でPh.D(博士号)を取得した。
博士号取得の同年、京都大学数理解析研究所の助手、4年後には助教授となり、2002年、32歳と異例の若さで教授に就任した。
フィールズ賞には40歳という年齢制限があることでこんな憶測がある。「望月先生は、『数学では賞レースなど行うべきではない』という考えらしくて、今回発表した内容には40歳になる前に発見していた部分も多いのに、あえて話題になる派手な結論を出すのを急がず、じっくりまとめたんだ」と。
2012年にABC予想を証明した論文を自身の公式ホームページ上に発表。後に歴史ある京大数理解析研究所の専門学術誌「PRIMS」に投稿した。望月自身が「PRIMS」の編集長のため、査読のため望月を外し、共同編集長を設置した特別編集委員会が設けられ査読作業が進められた。
ABC予想を証明した望月の論文には、望月本人が独自に開発した「宇宙際タイヒミュラー(Inter-universal Teichmüller)理論(略称:IUT理論)」という革命的な数学的解決法が用いられたため、一般の数学者はもちろん、望月と専攻分野が近しい数学者にとっても極めて難解なものとなっている。(望月は本論文の理解のためには準備論文の以前に基礎となる数幾何学等の理解が必要であり、千時間以上の時間が必要と述べている。)
そのため査読が難航したが徐々に理解者を増やし「サーベイ(解説)論文」が投稿されるようになる。そして投稿から7年以上の後、2020年4月3日望月が投稿したABC予想を証明した論文が、査読を通過し、京大数理解析研究所の専門学術誌「PRIMS」の特別号へ掲載されることが明らかになった。
欧米の数学者からは具体的な内容の反論もない異論が出ているが、これから数年に渡り欧米でも査読が進んでいくことだろう。
天才。天才過ぎて周りがついていけない。
ブログもぶっ飛んでいる。
などなど
a, b, cをa+b=cを満たす、互いに素な自然数とする。
abc=p1q1×p2q2×...×pnqn
と表される。ここで、
d=p1×p2×...×pn
c > d1+ε
となる(a, b, c)の組み合わせは有限個であるか。
ABC予想自体は1985年に提唱され、長年数学で解決されていない難問の一つである。証明では足し算と掛け算の関連性を見出すものの、例外が生じることからそもそも難解。(ABC予想の計算の内容自体は高校数学の範囲だが証明はもちろん別である。)
望月のABC予想の証明には、望月自身が開発した「宇宙際タイヒミュラー理論(略:IUT理論)」という理論を用いているが一般人には到底理解できるものではない。プロの数学者も容易には理解出来るものではなく査読に7年半も要したもので当然である。足し算の宇宙と掛け算の宇宙と切り分けて、それをつなぐということらしいのだが…。宇宙際タイヒミュラー理論(IUT理論)を図式を表した関連動画を見ていただこう。とにかくぶっ飛んでる。
(一応宇宙際タイヒミュラー理論(IUT理論)を一般人向けに解説した望月の友人の数学者の書籍も出版されている。)
『ABC予想』を証明はもちろん偉業だが、『宇宙際タイヒミュラー理論』を用いて他の数学の難問を証明・解くことが出来るらしいので、「世紀の大偉業だ」「ノーベル賞の1つや2つでは足りない」「数百年に1回の革命的な成果だ」というレベルのものらしい。
詳細は→ABC予想で
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最終更新:2025/12/16(火) 07:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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