朝鮮中央放送委員会

朝鮮中央放送委員会とは、北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）の国営放送の運営者である。조선중앙방송위원회、Korean Central Broadcasting Committee、KCBC。

概要

同国文化省（内閣との記事もあり）の傘下の国営放送の運営者である。平壌直轄市牡丹峰区域戦勝洞にある。アジア太平洋放送連合加盟局。国家傘下であるが、朝鮮労働党宣伝扇動部と組織指導部のコントロール下にある。

北朝鮮国内のテレビは電波より国内ケーブルテレビ網で配信されている。

運営している放送局

• 朝鮮中央放送 - 国内ラジオ局。日本施政下時代では財団法人朝鮮放送協会の平壌放送局。コールサインはJBBKだった。
• 第3放送（？） - 有線ラジオ放送。各家庭にスピーカーが置かれている。
• 平壌FM - 北朝鮮のFM放送局。
• 朝鮮中央テレビ - 国内テレビ局。中国の通信衛星「チャイナコム12（中星12）」を中継した国際テレビ放送としてニコニコニュースの公式生放送で視聴できる。現地ではVHF12ch。
• 万寿台テレビ - 国内テレビ局で娯楽番組がながされている。国外では視聴できない。
• 竜南山テレビ - 旧開城テレビ→朝鮮教育文化テレビジョン。韓国向けプロパガンダテレビ局だったが今は教育放送らしい。
• 朝鮮の声 - 国際ラジオ放送局。日本でも普通のラジオで聴取できる。周波数は621kHzで出力500kw。