東京喰種:reとは (トーキョーグールリとは) [単語記事]

『東京喰種トーキョーグール:re』とは、石田スイによって週刊ヤングジャンプで2014年46号～2018年31号に連載された、『東京喰種トーキョーグール』の続編にあたる漫画作品である。

2018年4月からテレビアニメが放送。

概要

“東京”には、変わらぬ絶望が潜む――。人を喰らう怪人"喰種（グール）"が跋扈する東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた"喰種"の存在は、変わらず東京の人々を恐怖に陥れていた。“喰種”に関わる事件を捜査・解決する唯一の機関〔CCG〕で、佐々木琲世は、あるひとつの使命を課されていた。「クインクス」と呼ばれる手に負えない4人の問題児たちを抱えながら、琲世の受難の日々が始まる…!?

週刊ヤングジャンプで2014年46号～2018年31号に連載された、『東京喰種トーキョーグール』の続編にあたるマンガ作品。舞台は前作の数年後にあたると見られ、主人公もCCGの一員である佐々木琲世となっている。

:reというタイトルについて、「:re」は、自分は「り」って読んでます。「れ」でも「あーるいー」でもご自由に…とのこと。

今作で加わった新しい要素としてCCG捜査官たちに体内に『クインケ』を内蔵する「クインクス」技術がある。この手術を受けた「Qs（クインクス）」と呼ばれる捜査官たちが物語の中心となる。

登場人物

クインクス班（メインキャラクター）

佐々木琲世(ささきはいせ) - CV:花江夏樹: 真戸班所属クインクス班指導者(メンター) 一等捜査官(75期)
Rc type: 鱗赫
Quinque:ユキムラ1/3（甲赫）; 本作の主人公。趣味は美味しいコーヒー屋巡り。クインケは甲赫［ユキムラ1/3］。一筋縄ではいかない問題児の部下に振り回される日々を送るが、部下であるクインクス班への想いは深く、上官であるアキラや有馬のことも母や父のように慕っている。; 読書が好きで本を読む際にはメガネをかけている。また、料理がとても上手いなどという家庭的な一面もある。; 過去20年間の記憶を失っているが、過去を思い出すことを自身の死と同義と考え非常に恐れている。; 正体は前作で有馬貴将に殺されたはずの金木研。詳細は該当記事参照。
瓜江久生(うりえくき) - CV:石川界人: クインクス班班長二等捜査官(77期) 第七アカデミージュニア; Rc type: 甲赫
Quinque:ツナギ〈Plain〉(尾赫); 昇進欲が高く佐々木を無視した個人行動が目立つ。父親は喰種捜査官で特等であった。; 赫子は爬虫類の顔からブレードが生えた甲赫で並みのグールの赫子を切断するほどの切れ味だが、相手が悪かった（S~レート喰種）とはいえ蹴り一発で壊され「甲赫でそれかよ」と吐き擦れられている。; もの静かで素質優秀だが、出世欲から問題行動ばかり起こし、相手を心の中でよく見下すような腹黒だったが、仲間達と戦い続けるうちに少しづつ変化して行き、今では心根は仲間思いな熱い心を持った男になっている。
不知吟士(しらずぎんし) - CV:内田雄馬: クインクス班所属三等捜査官(77期) 第七アカデミージュニア; Rc type: 羽赫
Quinque:ツナギ〈Plain〉(尾赫); 瓜江と行動を共にすることが多い。佐々木をサッサンと呼ぶ。頭を使うのは得意ではない。; 赫子は通常の羽赫と違い正方形のミサイルポッドのような形で、爪とミサイルの合わさったような結晶が発射される。; 難病に罹った妹がおり、高額な治療費を払うべく補償金目的にクインクスになった経緯を持つ。; 不良だが大変仲間思いで、冷淡な瓜江の事も愛称で呼びつるむなどしていたが･･･月山家掃討戦において殉職。彼の死は、瓜江と才子に大きな影響を与える。
六月透(むつきとおる) - CV:藤原夏海: クインクス班所属三等捜査官(77期) 第七アカデミージュニア; Rc type: 尾赫; Quinque:アブクソル、イフラフト(鱗赫); 右目が常に赫眼となっているために常に眼帯をしている。血が苦手なヘタレ。両利き。; アカデミー時代に講師であった佐々木と面識があり名残として“先生”と呼び慕っている。; おっぱいに並ならぬこだわりがあると才子から思われている。; 実は女性。自身を虐待していた両親を殺害した過去がある。欠落していた記憶を取り戻したことで、己の残虐性と佐々木に対する歪んだ恋心を自覚するようになる。
米林才子(よねばやしさいこ) - CV:佐倉綾音: クインクス班所属三等捜査官(77期) 第七アカデミージュニア; Rc type: 鱗赫; Quinque:ぼくさつ2号(甲赫); 趣味はゲームとアニメ、漫画、フィギュア収集にネットサーフィンとかも好きで（中略）つまりオタク。いている。捜査官ながら半ニート状態で、ゲームをしながらお菓子を食べるという自堕落な生活を送っていた。そのためかやや肥満気味。佐々木のことを「ママン」と呼んでおり、甘えている。; 他の仲間たちと違い、戦闘訓練をほとんど積んでない為、赫子どころか、クインケもまともに使えないほど弱かったが鍛錬の末、強力な赫子を使いこなせるようになる。

CCG

真戸暁(まどあきら) - CV:瀬戸麻沙美: 真戸班班長上等捜査官喰種捜査官養成学校卒業（首席）; Quinque:フエグチ（鱗赫）; 前作から上等捜査官に昇進し、真戸班を編成。有馬から琲世の教育係を任される。; 直属の部下である琲世とは互いに信頼関係を築いており、その能力を高く評価し「我が班のエース」として期待を寄せる反面、彼の性格を「優しすぎる」と評し、厳しく叱責することもある。
鈴屋什造(すずやじゅうぞう) - CV:釘宮理恵: 鈴屋班班長準特等捜査官(72期) 元CCGアカデミー候補生; Quinque:サソリ1/56×56（尾赫）、13’s（ジューゾーズ）ジェイソン（鱗赫）; 前作から準特等捜査官に昇進しており、白かった髪色も黒くなっている。13区の完塞に成功した天才として名を馳せ、白双翼賞や金木犀賞を含む数多の賞を受勲。; 失った右脚は義足になっており、内部にサソリ1/56を収納するギミックがついている。; 琲世たちクインクスのメンバーとの関係は良好であり、前作と比べて人間的に大きく成長している。
阿原半兵衛(あばらはんべえ) - CV：西田雅一: 鈴屋班所属二等捜査官（75期）; Quinque:銀髑髏（羽赫）; 長身長髪の男性捜査官。鈴屋什造のパートナーであり、尊敬する什造の右腕であり続けたいと考えている。
捜査官としての実力も確かなものとなっているが、同輩からは嫌われている。
平子丈(ひらこたけ) - CV:近藤孝行: 平子班班長上等捜査官(66期) 第三アカデミージュニア; Quinque:ナゴミ(鱗赫）; 無表情と事務的な言動、存在感の薄さが特徴。; 上等捜査官に留まっているものの、平子班の班長として准特等率いる班を返り討ちにしたオロチの捜査を担当している。
黒磐武臣(くろいわたけおみ) - CV:石谷春貴: 平子班所属二等捜査官(77期) 特待アカデミー生; Quinque:ツナギ<hard>(尾赫); 特等捜査官・黒磐巌を父親に持つ正義感が強く、真面目で謙虚な青年。; 素手で喰種をねじ伏せるなど常人離れした屈強な肉体の持ち主で、平子班のメンバーからは〝ブジン〟というあだ名で呼ばれる。; 同じくアカデミーを特待生として卒業した同期である瓜江からは父親の因縁もあって強い嫉妬心を抱かれている。(本人は気づいていない)
伊東倉元(いとうくらもと) - CV:高橋信也: 平子班所属一等捜査官(76期) 第六アカデミージュニア; Quinque:センザ(甲赫); 糸目が特徴的な口数が多く軽い感じの青年。CCGでは肩身が狭い琲世にもフランクに接し、共に居酒屋へ行くなど、交流を持っている。
キジマ式(キジマ式) - CV:飛田展男: キジマ班班長准特等捜査官; Quinque:テトロ(尾赫)、ロッテンフォロウ（鱗赫）; ツギハギの身体の男性捜査官。「削ぎ師キジマ」の二つ名を持つ。
異様な外見に反さず目的のためなら非人道的な手段も辞さない残忍な性格であるが、相手に対し忘れず礼を尽くす律儀な一面も持つ。
旧多二福(ふるたにむら) - CV:岸尾だいすけ: キジマ班所属一等捜査官; Quinque:ツナギ<custom>(尾赫); 右目下にほくろがある中性的な男性捜査官。キジマ班に属し、キジマの補佐的な役割も担っている。残虐性がみられるキジマとは違い、一見穏やかな人物。捜査官達にはキジマの腰巾着と見なされ、全く戦闘に期待されてはいない。; 前作にも上井大学の学生として少しだけ登場している。; その後、正体は謎多き喰種集団ピエロの宗太である事が発覚。嘉納の手術によりリゼの赫子を得た半喰種でもあった。; 徐々に陰湿かつ非人道的な本性を見せるようになる。さらに、和修家の分家である和修旧多家出身の和修旧多宗太である。; また、リゼとカネキが遭遇した鉄骨落下事故を引き起こした張本人である。だいたいこいつのせい。
宇井郡(ういこおり) - CV:成瀬誠: S1班班長特等捜査官; Quinque:タルヒ（甲赫）、アジテ（甲赫）; 女性と見間違う美しい顔立ちで、右髪が少し垂れたおかっぱ風の黒髪が特徴。; ２年前の初々しさはとれて生真面目な性格となり、喫煙者であることが判明。; 佐々木のことを捜査官ではなく、喰種とみなして危険視している。和修政とは犬猿の仲。
伊丙入(いへいはいる) - CV:関根明良: S1班副班長上等捜査官（74期）; Quinque:Aus(アウズ)(鱗赫）、T-human(羽赫); おっとりとしたピンク髪の垂れ目の美女。宇井郡のパートナーを務める。; クインクスのメンバーと同い年の20歳であるが、16歳で入局している為、3期先輩にあたる。; ほわほわとした見た目とは裏腹にとんでもない動体視力と反射速度の持ち主であり、戦闘に関しては群を抜いて優秀。
和修政(わしゅうまつり) - CV:川原慶久: 対策Ⅱ課所属特等捜査官; CCG本局局長・和修吉時の息子で、和修常吉の孫に当たる。18歳でドイツのアカデミーに入学し、卒業後は捜査官として多大な成果を挙げる。; 性格は冷酷非情であり、合理主義者であることから作戦で仲間を死なせることにも躊躇しないため、作戦指揮官として危険視するものも。; ある事件以降、キャラ崩壊する。
丸手斎(まるでいつき) - CV:うえだゆうじ: 対策Ⅱ課所属特等捜査官; 作戦の立案遂行、捜査官達への指示を行う特等捜査官。; かつての上司であった和修吉時を敬愛しているものの、吉時の息子である政の作戦指揮に疑念を持っていることもあり、CCGにおける和修家の世襲制度に疑念を抱くようになった。
有馬貴将(ありまきしょう) - CV:浪川大輔: S3班班長特等捜査官; Quinque:IXA(イグザ)(甲赫) 、ナルカミ(羽赫) 、フクロウ(羽赫); 多くの逸話を持つエリート捜査官。S3班の班長としてアオギリ捜査、及びに24区探索を行っている。; 記憶を失う前の琲世を捕獲し、部下に置き、裏では自身の戦闘技術を拷問的に体得させた。琲世との関係は良好で、定期的に交流し、琲世からも「お父さん」として慕われている。; その正体は、アオギリの樹のリーダー隻眼の王。カネキを捕獲したのも、後継者の素質を見いだしたからである。

民間人

掘ちえ(ほりちえ) - CV:潘めぐみ: フリーのカメラマンをやりながら集めた情報を商品にして商売している。童顔で小柄な女性であり幼く見えるが、実年齢は24歳。月山の高校時代の同級生。; 飄々とした性格の変わり者で、写真を撮るのが好きな撮影マニアでもある。瓜江と不知に、トルソーの情報と引き換えに、琲世の私物を求め、琲世のパンツを受け取った。
小坂依子(こさかよりこ) - CV:赤崎千夏: 高校卒業後、志望していた調理師の夢は少し形を変え、パン屋の看板娘として働いている。; 親友だったトーカとは20区隻眼の梟討伐戦以降、行方が分からず疎遠になっている。; CCG捜査官の黒岩武臣は、小学生時代の同級生。

アオギリの樹

エト - CV:坂本真綾: アオギリの樹幹部の一人で小柄な女喰種。羽赫の赫者。; 普段から全身に包帯を巻きその上からローブを身に纏い首元には花柄のスカーフを巻いている。; 非常に優れた洞察眼を持つが、その用途は総じて他者の心を執拗に抉り玩具のように弄ぶことに用いられ、それを嘲笑うことを好む。; 表の顔は、小説家の高槻泉。また、その正体は隻眼の梟であり、有馬と強力してアオギリの樹を設立。
タタラ- CV:遊佐浩二: アオギリの幹部。SS〜レート。尾赫の赫者。; 白髪赤眼。普段は鉄のマスクで口元を隠し、全身白装束を纏った男性。時折中国語が混じる。; 「隻眼の王」の側近でもあり、前作の戦いで相次いで幹部を失った為、アオギリの樹の指揮権力を握っている。
霧島絢都(きりしまあやと) - CV:梶裕貴: トーカの弟であるアオギリの幹部。羽赫の赫者。; 過去のトーカによる捜査官殺しがCCGではラビット＝黒ラビット＝アヤトによる犯行とされており、呼称は「ラビット」で統一され、SSレートに認定されている。; 前作の粗暴さは鳴りを潜め、落ち着いた性格となり、かなり身長も伸びた。
笛口雛実(ふなぐちひなみ) - CV:諸星すみれ: 甲赫と鱗赫の赫者。; 前作の終盤でカネキが失踪してしまったこともあり、アオギリの樹の一員として行動。; 特化した感知能力を武器に組織内ではヨツメと呼ばれ、指令役と情報収集を担いながら活動する。; アヤトから意識されているものの、カネキを慕い続けている。
ナキ - CV:下野紘: 元13区のS級喰種。甲赫の赫者。; 頭はあまりよくないが、仲間を身を挺して守るなど真っ直ぐな信念を持つ。; 涙脆い性格でヤモリに心酔しており、自身もヤモリ一門から「アニキ」と慕われている。; ミザから注意されているにも関わらず敵に突っ込んでいったりと性格や頭脳は以前と変わっていない。
ミザ - CV:花守ゆみり: アオギリの樹の幹部の1人。尾赫の赫者。本名は草刈ミザ。; 高い位置に髪を縛った小柄な女性。マスクは独特な形をしている。; 同じアオギリの一員であるナキとは旧知の仲で、度々暴走する彼に振り回される苦労人。; 31歳で、年下のナキからは「ババア」と言われることもある。
トルソー - CV:手塚ヒロミチ: 本名は、冴木空男。Aレート。鱗赫の赫者。; タクシードライバーでアオギリの樹から依頼を受け、タクシー内での会話を録音しヒナミを介して度々彼らへ提供していた。; 傷のある女性の胴体に執着することから「トルソー」という異名がつく。クインクスに襲撃されたときをきっかけに、六月に対して歪んだ愛情を膨らませるようになる。
オウル（滝澤政道） - CV:立花慎之介: アオギリの樹の構成員の1人。羽赫の赫者。; 梟討伐戦にて死亡したと思われていた滝澤政道二等捜査官が嘉納教授による人体実験により半喰種化。かつて喰われた左腕は完全に再生しており、赫眼は左眼に発現。; 半喰種化直後から拷問に等しい人体実験を受けてきたことから髪色が白髪となり、爪や唇も赤黒く変色している。戦闘力は極めて高い。
嘉納明博(かのうあきひろ) - CV:乃村健次: 前作でカネキにリゼの臓器を移植した医者であり、喰種へと変えた張本人。
アオギリの樹に協力する形で、梟討伐戦で手に入れた喰種捜査官を芳村の赫包を使い半喰種化させている。それで誕生したのがオウルとフロッピーである。

喫茶店「:re」

霧嶋董香(きりしまとうか) - CV:雨宮天: 前作のヒロイン。2年前の梟討伐作戦後20区を脱出。四方蓮示を対外的に兄とし、喫茶店「:Re」を四方と共に経営している。; ある日、偶然店を訪れた佐々木琲世と邂逅するが･･･。
四方蓮示(よもれんじ) - CV:中村悠一: 梟討伐戦には参加せずトーカと共に20区を脱出後、場所を変えて喫茶店「：Re」で霧嶋董香と共に働いており、彼女からは「兄さん」と呼ばれている。

月山家

月山習(つきやましゅう) - CV:宮野真守: 月山財閥の御曹司。甲赫の赫者。; カネキの死により傷心し人間と喰種を大量に食らい暴食を繰り返す悪食家となる。共食いによる効果で赫子の強化は見られるも、月山家特有の体質のせいでコントロールができず心身ともに蝕まれ、父から危惧される程に衰弱してしまった。; だが、掘ちえから琲世の写真を見せられ、カネキの生存を確認すると驚異的な回復を見せる。そして、捕えられた使用人を救出する為にカネキの記憶を取り戻そうと目論む。復活後は相変わらずのただの宮野テンション。
月山観母(つきやまみるも) - CV:宮本充: 月山家当主で日本有数の大企業月山グループ社長。; 美食家・月山習の父親。周囲から「クロックムッシュ」と呼ばれており、多くの喰種社員達から尊敬と人徳を持つ人格者。感情豊かな息子とは違いポーカーフェイス。; 口調も丁寧で物腰穏やかかつ冷静な性格。ただし取り乱したときは叫びだすなど少々奇行な面もあり、息子への溺愛ぶりは凄まじい。
カナエ＝フォン・ロゼヴァルト - CV:小林ゆう: 月山家に仕える執事で喰種。鱗赫の赫者。; 妖艶な美貌を持つ中肉中背の少年。18歳。日本語が堪能であるがドイツ語を織り交ぜた発言をすることが多い。月山習を「習様」と呼び我が誇りとして心から慕っており、月山に目を掛けられた外部の者には敵意を抱く傾向にある。そして月山を苦しめた原因であるカネキを死ぬほど憎んでいる。; 実は「カレン＝フォン・ロゼヴァルト」という名の男装の女性。ロゼヴァルト家壊滅後、自力で月山家に辿りつき執事として雇われ、家を再興するべく兄達の代わりになろうと男装するようになる。; 女性として月山を愛し、衰弱して眠る彼と過ごすにつれて歪んだ独占欲を抱くようになる。
松前(まつまえ) - CV:中村千絵: 月山家の使用人の喰種。甲赫の赫者。; 物静かで丁寧な口調で話す女性。普段は黒目がちな目が特徴的。月山の従者であり、彼が高校生の時から担任教師として潜伏伏。実力は女性ながら使用人の中でも最上位で、月山の騎士と社員達から称されている。位は室長。

ピエロ

ウタ - CV:櫻井孝宏: かつては4区に集う喰種のリーダー格。マイペースな性格で、ピアスや派手なタトゥー、パンク・ファッションという攻撃的な外見とは裏腹に対応は穏やか。; 本作では、人間オークションのオークショニアとして登場。ピエロの一員であることはヨモやあんていくのメンバーには周知の事実で関係は良好。
ニコ - CV:津田健次郎: 同性愛者の男性（オカマ）。; 男が好きで、母性感のあるオカマである。アオギリを脱退し、ピエロの一員として生活している。; ロマからは「ニコ姉さん」と呼ばれている。
ロマ - CV:三森すずこ: 前作では、あんていくの女性従業員だったが、実は謎の喰種集団ピエロのメンバーの1人。; 前作でのドジっ娘は健在だが戦闘力は高い。カネキに歪んだ美意識の元で特殊な好意と憧れを抱いている反面、琲世を死んで欲しいと吐き捨てる程嫌っている。; 実は彼女がピエロの創設者であり、「いたいけな女の子」と自らを自称していながらも、年齢はなんと51歳。

その他の喰種

オロチ - CV:浅沼晋太郎: アオギリの樹と敵対し、喰種狩りを行っている喰種。尾赫の赫者。; 蛇を模したマスクを被っていることからCCGからは「オロチ」と呼ばれ、単騎で准特等捜査官率いるチームを返り討ちにしたことからS～レートに認定されている。; 戦闘能力、耐久力共に格段に高く、クインクス班を圧倒する程である。; その正体はカネキの先輩である西尾錦である。
ドナート・ポルポラ - CV:井上和彦: 壮年のロシア人系の男性喰種。甲赫の赫者。; コクリアに収監されているが、CCGからは喰種のプロファイラーとして生かされている。; 琲世には、他の捜査官と違って好意的に接しており、情報を提供した後は、彼に対して以前の記憶の扉を開く鍵として自身が興味を抱くある喰種の存在を示唆する。; その正体はピエロの喰種の一人であり、ウタからは「クラウン」と呼ばれている。

テレビアニメ

2018年4月～6月に第1期が放送された。全12話。2018年10月より第2期が放送中。

スタッフ

原作	石田スイ	監督・絵コンテ	渡部穏寛	脚本・シリーズ構成	御笠ノ忠次
キャラクターデザイン	中嶋敦子	サブキャラクターデザイン	烏宏明	音響監督	原口昇
音楽	やまだ豊	アニメーション制作	studioぴえろ	アニメーション制作協力	studioぴえろ＋

主題歌

第1期

オープニングテーマ「asphyxia」: 作詞・作曲 - 中村未来 / 編曲・歌 - Cö shu Nie
エンディングテーマ「HALF」: 作詞・作曲 - 薔薇園アヴ / 歌 - 女王蜂
挿入歌「unravel」（第6話）: 作詞・作曲・編曲 - TK / 歌 - TK from 凛として時雨

第2期

オープニングテーマ「katharsis」: 作詞・作曲・編曲 - TK / 歌 - TK from 凛として時雨
エンディングテーマ「楽園の君」: 作詞・作曲 - 高橋國光 / 歌 - österreich / ボーカル - 飯田瑞規（cinema staff）

放送局

テレビ放送

放送局	放送開始日		放送時間
放送局	第1期	第2期	第1期	第2期
TOKYO MX	2018年4月3日	10月9日	火曜 23:00～
サンテレビ			火曜 24:00～
BS11			火曜 26:30～
テレビ愛知			火曜 26:35～
TVQ九州放送			火曜 28:05～	火曜 27:05～
北陸放送	2018年5月31日		木曜 25:30～

配信

配信サイト	配信開始日		配信時間
配信サイト	第1期	第2期	配信時間
ニコニコチャンネル	2018年4月11日	2018年10月17日	水曜 12:00配信（最新話3日間無料）
ニコニコ生放送	2018年4月11日	2018年10月17日	水曜 23:00配信（タイムシフトあり）

※その他の配信サイトはこちら

各話リスト

第1期

話数	サブタイトル	演出	作画監督
第1話	狩る者たち START	渡部穏寛	北村友幸/吉岡佳広島崎望
第2話	欠片 member	渡部穏寛	Shin Min Seop Jung Cheol Gyo
第3話	前夜祭 fresh	川西泰二	Chang Bum Chul
第4話	オークション MAIN	外山草	野口征恒/増田敏彦/大久保修近藤瑠衣/松本弘/飯塚葉子/西野理恵
第5話	散りゆく夜 Press	渡部穏寛	北村友幸/吉岡佳広島崎望/福井麻記
第6話	その、果てに turn	松本マサユキ	近藤優次松本朋之
第7話	心覚え在りし日々 mind	渡部穏寛	Shin Min Seop jung Cheol Gyo
第8話	蠢くモノ TAKe	川西泰二	Chang Bum Chul
第9話	亡霊 play	渡部穏寛	北村友幸/吉岡佳広谷口繁則
第10話	ゆれる think	松本マサユキ	近藤優次松本朋之
第11話	欠落者 writE	渡部穏寛	橘尚美/Hue Hey Jung Shin Min Seop/Jung Cheol Gyo
第12話	夜明け Beautiful Dream	渡部穏寛	北村友幸/橘尚美島崎望

第2期

話数	サブタイトル	演出	作画監督
第13話	そして、もう一度 Place	川西泰二	Chang Bum Chul
第14話	白い闇 VOLT	渡部穏寛	近藤優次松本朋之
第15話	クロスゲーム union	松本マサユキ	橘尚美/福井麻記/北村友幸/谷口繁則 Shin Min Seop/Jung Cheol Gyo
第16話	遺したもの vive	Seo HyeJin	橘尚美/谷口繁則/福井麻記下島誠/島崎望