東方遊戯王デュエルモンスターズGXとは、よーむ氏が作成している東方遊戯王シリーズである。
概要
アカデミアを卒業して幾月・・・世界では一部のデュエリストが謎の人物による襲撃を受ける事件が起きていた。
遊城十代は喫茶店で待ち合わせをしていた万丈目とデュエルをした後、事件についての情報交換を行う。
その頃、別の世界”幻想郷”でも博麗の巫女が行方不明になり…。
はたして遊城十代の命運はいかに。
2012年12月29日から投稿されている東方遊戯王作品。今作では遊戯王デュエルモンスターズGXの最終話からの出来事としてストーリーが展開されるが、シンクロ召喚・エクシーズ召喚・ペンデュラム召喚など、アニメ版GX放映中にはなかった召喚方法も惜しみなく採用されており、それぞれの召喚方法にまつわる設定やエピソードも独自の要素を混ぜつつ展開されている。
また、GXのアニメキャラが愛用していたカテゴリーカードを使用するキャラクターが数多く登場し、GXファンにとって嬉しい演出が随所で披露されるのも特徴。
人物紹介(順不同・ネタバレ注意)
- 遊城十代(初登場回-TURN00/The First Duel-TURN00)
かつてデュエルモンスターズの精霊やE・HERO達とともに、数々の強敵と激闘を繰り広げたマイペースボーイ。
幻想郷からの襲来者が繰り出すシンクロモンスターや未知のカードに驚くが、幻想郷にて新しいHEROや仲間と出会い、活躍していく。
使用デッキはアニメ版の【E・HERO】。手札を補充し、積極的に融合およびコンタクト融合を行う。新たにE・HERO エアーマンやM・HEROが加わりデッキパワーが大幅に強化されたほか、封獣ぬえから貰ったエクシーズモンスターのH-C エクスカリバーも使用する。
- ユベル(登場回-00)
十代と行動をともにするヤンデレ精霊。大徳寺・ファラオが元の世界で置いてけぼりをくらうなか、十代とともに幻想郷へと移動する。
- 封獣ぬえ(登場回-00/Duel-01)
1章のキーパーソン。幻想郷から十代たちの住む世界にやってきて、精霊のカードを持つデュエリストを襲った。
物語序盤では目的への焦りから周りが見えておらず、増長した態度や自暴自棄な言動が目立ったが、十代やフランドールとの死闘、蓬莱山輝夜との交流を通じて成長していく。不器用だが仲間想いの性格。
使用デッキは【エーリアン+セイクリッド】や【D-HERO+忍者】。エクシーズ素材用のドラゴン族も複数採用。
エースはNo.107 銀河眼の時空竜。自分の信じる未来を選択した、ぬえのフェイバリットカードだ。壊れろ運命!
- 霧雨魔理沙(登場回-02/Duel-02)
魔法の森にてハネクリボーと衝突した魔法使い。精霊と心通わせ操っている十代に興味を持ち、デュエルを挑む。デュエルは勝ち負けが全てではなく楽しんだ者勝ちだと考えており、デュエル馬鹿の十代とは気が合う。
使用デッキは【ビークロイド】。ギアギアも絡めて展開し、パワー・ボンド等のハイリスクなカードで撃破を狙うッス。
- アリス・マーガトロイド(登場回-02/Duel-15)
3章のキーパーソン? 友人の魔理沙と、失踪した霊夢の身を案じている。やや口が悪いが世話好きで心配性。
登場当初は十代のデュエル馬鹿ぶりに呆れつつも、外の世界から来た十代を魔理沙と共に色々と助けてくれた。敵勢力との戦いが激化していく中で十代と絡む機会が増え、少しずつ信頼関係を築いていくが…。
使用デッキは【古代の機械】。上級アンティーク・ギアの脳筋戦法よりも、下級を並べてのエクシーズを好むノーネ。劇中で幾度も窮地を救った虹クリボーは、大切な人を守らんとするアリスを象徴するラッキーカードと言えよう。
- フランドール・スカーレット(登場回-03/Duel-03)
2章のキーパーソン。デュエルで相手を傷つける物騒な別人格を持っており、デュエルに躊躇いを抱いている。
普段は優しく寂しがりな性格であり、自分を守ってくれた十代や友達になってくれたこいしには感謝している。しかし別人格についての良からぬ情報が集まるにつれて、姉レミリアへの不信や己の無力感を強めていき…。
使用デッキは【宝玉獣】。多くの人物から託されたカードで彩られていく様は、一つの宝石箱のようである。後々に魔術師の要素も加入されたが、実際に組んだうp主曰く宝玉が事故要素とのこと。それっておかしくないかな?
- 古明地こいし(登場回-03/Duel-03)
幻想郷にあるカードショップにて紅魔館の面々や十代たちと会い、フランにデュエルを申し込む。友達となったフランや姉さとりの為に奔走するが、デュエル後はひどい目に遭ってしまうことが多い。
使用デッキは【紋章獣+機皇】や【ファーニマル】。エースモンスターはNo.69 紋章神コート・オブ・アームズ。
- レミリア・スカーレット(登場回-03/Duel-06)
確かなカリスマ性と卓抜な観察眼を持った、紅魔館の主。外来人である十代を快く居候させてくれている。
カリスマブレイクすることも稀によくあるものの、決めるべき時は決める人。妹のフランのことは大切にしており、フランのためによかれと思って強引な行動をとってしまうことも。
使用デッキは【BF】。レッド・デーモンズ・ドラゴン系統のシンクロモンスターを愛用する。
- 蓬莱山輝夜(登場回-04/Duel-04)
ワンショットキルのかぐやの異名を持つニート。最初はデュエルに乗り気ではなかったが、十代との接触を経てデュエルの面白さを再確認する。ワクワクを思い出すんだ!!
十代とのデュエル後に、6つのエレメントを守護に持つという「伝説のHERO」の存在を示唆した。伝説って?
使用デッキは【テテュスターボ+インティ&クイラ】や【光天使+テラナイト】。どのデッキにも極星の要素がある。
- 八意永琳(登場回-04/Duel-12)
輝夜の付添いでショップを訪れた医者。最初に登場した時は輝夜にデュエルするよう促しただけだが、再登場した際には強引にぬえを治療した後に、治療代と称して無理やりデュエルを挑む。
使用デッキは【エンジェル・パーミッション】。カウンター罠による封殺だけでなく、代行天使による攻めもある。
- 紅美鈴(登場回-05/Duel-05)
紅魔館を訪れた十代とデュエル。デュエルの腕は館内で五番目とのこと。その下は妖精メイド以外にいない気がするが、気にしてはいけない。
使用デッキは【ゲート・ガーディアン】。レベル・スティーラーやズババジェネラルで三魔神をサポートする。
- 八雲紫(登場回-06/Duel-06)
ぬえに十代を幻想郷へ連れてこさせた大妖怪。霊夢が行方不明になった頃に何者かから洗脳を受けてしまう。
何かと貧乏くじを引かされる苦労人。魔理沙評は胡散臭いだの掴み所がないだのBBA臭いだのと散々だが、仲間や外来人を何かと気にかける善い人である。
使用デッキは【アンブラル】。純正のままで戦うのは厳しいらしく、魔轟神やアーティファクトも入れられた。
- 多々良小傘(登場回-00/Duel-08)
ぬえと協力して幻想郷で不審な行動をしている、からかさ妖怪。何者かに体を乗っ取られている。
使用デッキは【ゴーストリック+偽骸神】。ガーベージ・ロードを連発するためにライフゲインを多く入れてある。
- 霍青娥(登場回-06/Duel-20)
紫と小傘を洗脳していた仙人。神霊廟の面々や、ヘリウムガスで声を変えている謎の人物と良からぬことを企む。
序盤では私利私欲のためだけに動いている訳ではなかったが、人を食ったような態度と、他の人妖を騙し傷つけていくことを厭わない姿勢のせいで、回を重ねるごとに十代との関係が険悪になっていく。
使用デッキは【フォトン】や【サフィラ+光波】。相手のコントロールを奪い、ギャラクシーアイズで蹂躙するデッキ。
- 宮古芳香(登場回-07/Duel-07)
青娥に仕えているキョンシー。十代との一戦を考慮したうえで構築したデッキでデュエルを仕掛ける。
使用デッキは【ヴェルズ+アンデット】。オピオンを始めとするメタカードで、融合召喚等を封じる嫌らしいデッキ。
- 豊聡耳神子(登場回-10/Duel-14)
神霊廟のトップを務める人物。精霊のカードを回収し、ペンデュラムカード創造に利用しているらしい。
目的のためには非道な手も辞さないが、外道には嫌悪感を露わにするなど、ただの悪人という訳ではない。しかし青娥の動向を把握しきれていなかったり、謎の人物にいいように利用されたりと、その手腕には疑問符が付く。
使用デッキは【DD】。開発中ゆえまだ不完全な代物だが、その力は絶大。今作屈指の実力者。
- 蘇我屠自古(登場回-10/Duel-15)
神子の命で魔理沙の身柄を狙い、博麗神社を襲撃してきた。プレイングにやや粗があり、ネーミングセンスに至っては沢渡さんと同レベルだが、引きは悪くないようである。
使用デッキは【妖仙獣】。TURN-29にて大刃禍是を含むペンデュラムカードを使用した。
- 物部布都(登場回-10/Duel-16)
神子の命で、単身で白昼堂々と紅魔館に乗り込んできたアホの子。迂闊に危険区域へは足を踏み入れないのが傭兵の基本中の基本だ。
使用デッキは【ヴォルカニック】。切り札はGXで大暴れした三幻魔の神炎皇ウリアだが、レプリカとのこと。
- 十六夜咲夜(登場回-11/Duel-16)
紅魔館にやってきた布都を迎え撃つ。たまーに妄想の世界に入ることもあるようだが、デュエルの腕前は本物。
使用デッキは【ギミック・パペット】。時間と関係のある地雷カードが混入されている。当然正位置ィ!
- 八雲藍(登場回-11/Duel-11)
序盤のクロノス先生のような言動をとる、残念で面倒な狐。紫の信任厚い十代に嫉妬し一方的に突っかかってくる。十代に一泡吹かせるべく姑息な手を仕掛けるも悉くあしらわれ、ますます拗らせていくが…。
使用デッキは【ウォーター・ドラゴン】。ヤクシャやシーランサー、タイダルを巧みに使う。 ホープ「俺もいるぞ!」
その特徴的な尻尾から十代からは「もふもふ」と呼ばれる。
- 東風谷早苗(登場回-12/Duel-13)
信仰の薄れた守矢神社を再興すべく、「東風谷スペシャル」を用いて十代を拉致。まるで意味が分からんぞ!
霊夢が行方不明な為、代わりに諸々の異変解決を行っている。まだ単独で異変解決できるほどの実力がなく、そのことで一部の人々から心無い言葉をぶつけられることもあり、コンプレックスに陥っている。
使用デッキは【霊使い+ハーピィ】。新旧ハーピィの他、魔導書カードや素早いシリーズなども詰め込まれている。
- 火焔猫燐?(登場回-19/Duel-19)
地霊殿の妖怪の一人…のはずだが、なぜか幻想郷に来たばかりの十代をよく知っているかのような口ぶりで話す。
使用デッキは【アンデット族】。融合・シンクロ・エクシーズを無理なく織り交ぜた構築。
- 霊烏路空(登場回-19/Duel-19)
青娥たちの手によってカードに封印されていた妖怪の一人。事情をよく知らぬまま、十代達とデュエルを行う。
使用デッキは【陽炎獣】。お燐とのコンビネーションは悪くはないが良くもない。
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青娥たちと手を組み、幻想郷で暗躍している謎の人物。正体を隠すため常にヘリウムガスで声を変えていたが、TURN-20にて十代たちに正体を明かす。レミリアと瓜二つの姿をしており、「未来から来た」と言うが・・・。
使用デッキは【真紅眼の黒竜】。後に捕食植物の要素も追加された。
エースモンスターはスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン。初デュエル時にはまだアニメ未登場だった。
- 咲夜?(登場回-21/Duel-21)
突如地底に現れた咲夜そっくりの人物。丁寧な女性口調と、過激で高圧的な言動の入り混じった話し方をする。
今回の異変の真相や、フランの裏人格の正体などについての情報を握っているようだが…。
使用デッキは【RR】。強力なRRエクシーズモンスターで敵を殲滅する。
エースモンスターはダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン。ある意味では元凶ともいえるカード。
- 茨木華扇(登場回-23/Duel-24)
なりふり構わず暴れている集団を止めるために、地底に現れた仙人。彼女もまた未来から来たと言う。
使用デッキは【ドラグニティ+ガスタ+バスター・ブレイダー】。大量のシンクロモンスターで相手を圧倒する。
エースモンスターはクリアウィング・シンクロ・ドラゴン。ダークリベリオンと共鳴する意味深な場面も。
- 霊夢?(登場回-25/Duel-25)…ではなく秦こころ。
もふもふの狡い策と天然の勘違いが交差するとき、物語は(あさっての方向に)加速する。おい、会話しろよ。
使用デッキは【フルモンスター】。超重武者にEm、シンクロンなどを混ぜている。
- 魂魄妖夢(登場回-22/Duel-26)
デュエルの修行のため華扇に師事している。フランの別人格を目覚めさせるために、フランとデュエルを行う。
使用デッキは【幻影騎士団】。緊急テレポートとチューナーを採用しシンクロ召喚も行う。
- ユキ(東方Project)(登場回-27/Duel-27)
十代にデュエルを申し込むべく果たし状を送ってきた、出自不明の謎の少女。
明るくマイペースでデュエルが大好き。とある仙人を探しているらしく、十代たちと神霊廟の面々との諍いなどに首を突っ込む。彼女の正体とその目的とは…?
使用デッキは【BK】や【剣闘獣】。強力なナンバーズの召喚を狙い、魔装戦士のギミックを投入することもある。
- 聖白蓮
霊夢と同じ頃に行方不明になった命蓮寺の住職。幻想郷にデュエルモンスターズを広めた人物らしいが…。
- 博麗霊夢
博麗神社の巫女で原作の主人公。今作では友人アリスに魔理沙の今後を託した後、行方不明になる。
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関連項目
- 東方Project
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX
- 東方旧作
- 架空デュエル
- 架空デュエル(遊戯王)
- 東方遊戯王
- 東方超融合