東海北陸自動車道(とうかいほくりくじどうしゃどう)は、愛知県一宮市から岐阜県を経由して富山県砺波市へ至る、東海地方と北陸地方を南北に結ぶ高速道路(高速自動車国道)。略称は東海北陸道(とうかいほくりくどう)。起点は愛知県一宮市一宮JCT、終点は富山県砺波市小矢部砺波JCT。
本州の太平洋側と日本海側を結ぶ道路のひとつ。ルートは国道156号とほぼ並行している。
最後の開通区間は飛騨清見IC~白川郷IC間であり、この区間にある飛騨トンネルは、日本で3番目に長い道路トンネルであり(開通当初は2番目)、難工事が続いていた。
沿線に飛騨高山や白川郷といった観光地があるため、休日となると暫定2車線の区間が長いこともあり、渋滞が発生しやすい。
岐阜県高山市の松ノ木峠(標高1,085m)を中心とした峠道となっており、山岳部に入ると道路の傾斜がかなりきつくなっている。山を下る時はエンジンブレーキを使用したほうが良いだろう。豪雪地帯を抜けるため、冬季はチェーンやスタッドレスタイヤがないとひどい目に遭うこと間違いなし。
ガソリンスタンドは上下線で2ヶ所ずつしかない。関(上)、長良川(下)、ひるがの高原のみ。富山方面に走行する場合、ひるがの高原を過ぎると、次の給油所があるSAまで100km前後あるので、注意が必要である。また、能登方面へはひるがの高原SAが最後の給油所となる。
なお、荘川IC~白川郷ICの間は国道156号と比べ大きく高山側に迂回する形となっている。公式では地質の問題のほか、高山方面と富山・石川方面の連絡の際、国道156号に並行するルートではV字型に大回りする必要があるため、中部縦貫道との接続の兼ね合いもあり現ルートに計画変更となった。しかし、飛騨トンネルが掘削された籾糠山も地質的に厄介なものであったため、難工事となり幾度と開通が延期となった。
高速自動車国道の中では最高標高である(高速道路全体では中部縦貫自動車道の中ノ湯IC付近が最高)松ノ木峠はトンネルではなく盛土で施工されている。冬季は前後の区間も含め凍結・積雪が発生しやすく危険な道路となっている。
飛騨清見ICは中部縦貫道の接続点も兼ねているため、全線開通までは一般道と中部縦貫道との接続のみであったこともあり、「高山方面に行くはずが白川郷方面に来てしまった」等、誤った方向に向かってしまうケースが多発していた。
全線開通までは交通量が低迷していたため、かつてマスコミ等から不要な高速道路として槍玉に挙げられていた。全線開通後が交通量が急増し、先述の通り休日を中心に渋滞が発生しやすくなっている。
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
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