桐生戦兎とは、「仮面ライダービルド」の登場人物。
仮面ライダービルドに変身する天才物理学者である。
天才的な頭脳と運動神経を持つ「たぶん物理学者」。
記憶喪失のところを発見されたらしく、その出自には謎が多い。
経歴に「たぶん物理学者」と記されてはいたものの、採用試験で満点を取ったことで東都先端物質学研究所所長の氷室幻徳に雇われ、パンドラボックスの研究の仕事に就く。
……が、初出勤の日に、自分の断片的な記憶のうち「ガスマスクの集団」に人体実験をされたという共通事項を持つ万丈龍我を成り行きで保護。
本人は「殺しは一切していない」というが、世間的には龍我は殺人犯のため、いきなり殺人犯と逃亡生活をするハメに。しかもよりによって、変身状態のみとはいえ幻徳と対面しての事態であるため、「仮面ライダービルド」はいきなり指名手配犯という大ピンチに陥る。
殺しは戦兎がもうやってるって? ほら、あれは神だから……。
理屈っぽい話し方をするのが特徴であり、先行登場した際にも単語に対し解説する話し方が見受けられた。
※この項目はネタバレを含みます。それでもいい方は反転してください。
仮面ライダーエグゼイド終盤、檀正宗が起こしたパンデミックの最中、人間化したバグスター相手に戦う檀黎斗神/仮面ライダーゲンムの前に颯爽と登場。
ゲンムをエグゼイドと勘違いし、データサンプルの採取のためにゲンム相手に戦いを挑む。
その際に彼の残機を1個減らしてしまうほどの攻撃を浴びせた後、復活した檀黎斗神を見て勘違いだと察してその場を立ち去る。
「トゥルーエンディング」ではラストに登場。
バグスターウイルス相手に戦うエグゼイド達の前に現れ、その実力でパラドクスを圧倒し、フルボトルにエグゼイドのデータをサンプリングして去っていった。話は冬映画「平成ジェネレーションズ」へと続く…
ちなみに残機で檀黎斗は生き返ったとはいえ、これにより戦兎は本編前に明確に人を殺害している。
彼が劇中で変身する仮面ライダー。
劇中で彼が説明するように「作る・形成する」という意味のビルド。
変身ベルト・ビルドドライバーにアイテム・フルボトルをシェイクし装填することで変身できる。
「特捜エクシードラフト」に登場するアイテム・ビルドライバーに似ているが関連性は無い。
変身時はその場でランナーを作り出し、プラモデルを合わせるように合体する。このランナーは変身時以外でも作り出すことが可能。
仮面ライダーWを彷彿とさせるような二色半分の姿をしており、あちらは半身が左右半分になっているのに対しこちらは斜めに体色が混じっている。
実際に、かつてWの没案で挙げられた要素がいくつかビルドに流用されているようである。
フルボトルを特定の組み合わせて装填することで「ベストマッチ」となり各フォームにフォームチェンジする。
ちなみにフォームチェンジ名は、仮面ライダーディケイド以来「~フォーム」と名の付く仮面ライダーである。
また、ライダーではおなじみの複眼のあるデザインだが、前作・仮面ライダーエグゼイドのライダー達が複眼ではなく瞳のあるデザインだった為「なんで今回のライダー目玉無いんだよ」とファンの間に言われたとか。
ラビット×タンク!
ベストマッチ!!
Are You Ready⁉
鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイッ!!!
ラビットフルボトルとタンクフルボトルで変身するビルドの基本フォーム。
赤と青の交差でマザルアップしたデザインをしている。
「ラビット」の要素は「跳躍強化」。左足にはスプリングが仕込まれており、高いジャンプ力で素早く敵との距離を調整することが可能。
「タンク」の要素は「無限軌道」。右足にキャタピラが仕込まれており、高速走行の他、キャタピラの活用で装甲を削り取ることが可能。
総じて機動力を重視した軽快なフォームである。
また、ドリル武器「ドリルクラッシャー」をメイン武器として扱う。
ドリル刃で戦う接近戦用の「ブレードモード」、ドリル刃を刺して接続部の砲口を使う「ガンモード」と二種類のモードが存在する。
必殺技は「ボルテックフィニッシュ!」。
グラフ状のランナーを作り出して敵を拘束した後、グラフに沿ってキックを放つ。
余談だが、戦兎の名前の由来は恐らく「兎=ラビット」「戦(車)=タンク」からだと思われる。
ゴリラ×ダイヤモンド!
ベストマッチ!!
Are You Ready!?
輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!イェーイッ!!!
ゴリラフルボトルとダイヤモンドフルボトルで変身するフォーム。
剛腕なゴリラと強固なダイヤモンドが混じり合うフォームでパワー主体の戦い方をする。
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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