桜を見る会とは、日本国政府の内閣総理大臣主催のオフ会でありパリピの祭典である。
この項目では主に2019年11月以降に発覚した安倍晋三総理大臣主催の桜を見る会の問題について説明する。
例年4月中旬、八重桜の咲く時期に新宿御苑で行われる。
会の本来の目的は「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」であった。しかし2013年以降開催の第二次安倍政権下の数年間で会の目的と有り方が大きく様変わりした。
自民党が2012年12月の衆議院選挙で勝利し民主党から政権を取り戻した翌年の2013年4月以降から桜を見る会の招待客数や予算は徐々に増加している。2012年以前の民主党政権下とそれ以前の自民党政権下でも出席者数の増加傾向はあったが概ね八千人から一万人前後で推移していた。第二次安倍政権下での数字ほどの急激な人数の増加は見られない。
2019年11月野党の国会追求により桜を見る会の様々な問題点が指摘され始めた。2019年の開催は予算や招待客は政権発足当初より大幅に増え出席者は18,200人。政権交替以前2009年の民主党政権時の出席者数は1万人であり直近の民主政権時代と比較しても最終的に約8割増である。その増加分の多くは妻である安倍昭恵夫人分の招待客も含めた総理枠の増加であると言われている。
野党は招待者名簿の開示を要求したが政権側はすでに紙資料は廃棄済みとして開示を拒否。サーバーに残っているデータも個人情報や機密扱いを理由に拒否し続けている。
桜を見る会は政府の公的行事であるが税金を投入した飲食提供や芸能人たちとの余興や交流、写真撮影などが目玉となっている。総理夫妻の友人知人関係者らが安倍総理夫妻を讃えるオフ会的側面が強い。
自民党総裁選の年に限り地方の県議会議員を多数招待し総裁選の地方票に大きく貢献した可能性もあり、そうであれば国家の税金で自民党総裁選の選挙対策をしたということになる。
招待客は単なる顔見知り程度の人物や地元の後援者、スキーのインストラクターから芸能人、反社会的勢力の人物まで幅広い構成となっており総理夫妻の人脈の広さがうかがえる。特に反社会的勢力の方々は複数含まれており政権中枢、とりわけ総理夫妻と関係が深そうな人物が散見される。
また芸能人が多く招待されることから近年の開催ではその華やかな雰囲気がテレビでも大きく取り上げられパリピの祭典の様相を呈している。本来一人でも高額なギャラを必要とする芸能人が多数一堂に会す機会は稀である。いわゆる客寄せパンダであるが本来パンダには巨額のレンタル料や維持費が必要である。芸能人に無料で会える機会は市井の人間にはえも言われね魅力的な側面がある。間接的に桜を見る会のシステムをハッキングし支持者向けに一種の接待を行っている降雨になる。食事や金銭は発生しないが一種の利益供与になる可能性もありうるのではないだろうか。
これらは本来の桜を見る会の開催目的から大きく外れた主旨のものである。
2019年11月共産党の田村智子議員の国会質問で一気に世論に火がつき、招待客選定基準や運営方法のあり方など数々の疑惑が問われることとなった。その後他の党も追求に乗り出した。場当たり的な意味不明答弁を繰り返す安倍首相は国会追求を避けるためか藪蛇を恐れてか総理自身の判断で急遽2020年の桜を見る会を中止することとし以降の開催は2020年4月現在も不明のままである。会の中止発表以降も多くの問題が明るみになっており国会追求が行われていたが、2020年4月現在は年頭より国内で発生しだした新型コロナウイルス対策のため野党による追求は事実上一時棚上げ状態となっている。
https://nicovideo.cdn.nimg.jp/thumbnails/36222333
https://nicovideo.cdn.nimg.jp/thumbnails/35067922
• テレ東ニュース2019年「桜を見る会」を全部見る
https://www.youtube.com/watch?v=jjBSOuINE7o
• 「桜を見る会」が首相後援会の恒例行事に
https://www.youtube.com/watch?v=FqG_eybQ_ZE
• 「桜を見る会」首相枠「千人」超か 虚偽答弁の疑い 2019.11.25
https://www.youtube.com/watch?v=ZsaQ7n5GkPA
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 01:00
最終更新:2025/12/09(火) 00:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。