機動戦士ガンダム vs.シリーズとは、バンダイナムコゲームスから発売されている
「機動戦士ガンダム」を題材とした対戦アクションゲームシリーズである。
バンダイナムコから発売されているが開発は初代から一貫してカプコンが行っている。
4人が2対2の2チームずつに分かれて対戦する。
機体が撃破されても戦力ゲージが残っていれば再出撃が可能だが機体ごとに決められたコスト分だけ
戦力ゲージが減少する。先に相手チームの戦力ゲージを0にした方が勝ちとなる。
コストはMSの性能によって異なり、高性能なMSほどコストも高くなっていく。
例としてはガンダムは高コスト機体、ジムなどの量産機は低コストなど。
戦力ゲージの上限はどの機体の組み合わせでも同じなため、必ずしも高コスト機体を使えば有利とはいえない。
(高コスト機は1度しか再出撃できないが、低コスト機は2回再出撃出来るなど)
コストの組み合わせによって戦い方もがらりと変わるため他の対戦アクションにはない戦略が求められる。
シリーズによってシステムが大きく異なり、同じシリーズでも操作方法がある程度共通している以外は
別物であると言っていい。
2対2で戦うという特異な性質上、ゲームセンターにおける野良プレイなどでは
いろいろ問題が起きやすい。
例えば片方が絶不調で、いわゆる地雷・戦犯と言われてしまうミスをやらかすことによって敗北した場合
その相方が大声で罵詈雑言をぶつける、暴力を振るう、または関係ないガヤが煽るなどの事件がよく起こる。
こういった層が大変多いため、アーケード対戦ゲームの中では5指に入ると言っても過言ではないほど
プレイヤーマナーが悪いと言われ、時には警察が出てくる事件に発展することもある。
また、かつては目立たなかったが、本格的にオンラインプレイ環境が整えられたEXVSシリーズでは
酷い誹謗中傷合戦が起こることがあり、ニコニコでも生放送などで問題になることもしばしば。
動画においても、いわゆる動画勢と呼ばれる層の無法さが殊更目立ち、「誹謗中傷・批判禁止」とされていても
平気で動画でプレイしてるプレイヤーをこき下ろすプレイ経験者が目立つ。
多人数プレイのゲームなので、1対1の格闘ゲームよりも気分を害する人は多い。
このシリーズは、普通の格闘ゲームと違って、片方のミスがそのまま片方の敗北に繋がりやすいゲームである
「自分はちゃんと働いていたのに相方のせいで負けた!」
という憤りが発散出来ず、こういった事件が起きやすいと思われる。
こういった物騒な事例は、シリーズを重ねれば重ねるほど大きくなっている感が否めない。
このゲームは、あくまで2対2でチームプレイを行なうゲームである。
そのため、通常の格闘ゲームなどとは異なる独特のマナーが存在する。
連コイン、台パンなどといった基本的なマナー違反はもちろんこのゲームにもある。
また、2人プレイをしている時の捨てゲーは乱入・CPU戦ともに言語道断と言われている。
などが、このゲームではあまり歓迎されない行為である。
また、これはマナーとは言い切れないが、「自分のせいで負けた」ことを悔やんだプレイヤーが、
相棒に100円を返すという行為が年々見られるようになっている。
あくまで「気持ち」の問題でしかない行為だが、これを強要するプレイヤーもいる。
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最終更新:2025/12/11(木) 07:00
最終更新:2025/12/11(木) 07:00
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