歌ってみた 単語


ニコニコ動画で歌ってみたの動画を見に行く

ウタッテミタ

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「歌ってみた」とはニコニコ動画のカテゴリの一つ。
全国の人々が自らの歌声を動画として投稿し、その反応を大勢の人で楽しむものである。
また「VOCALOID」を個人として認め、VOCALOIDを使用した動画に、このタグがつけられることがある。 

関連事項

  • 歌い手一覧

歌ってみたのCD

制作・発売に至った経緯
ドワンゴの企画制作部部長齋藤光二の「ニコニコ動画の人気歌い手を集めてユーザーと一緒に楽しめるイベント」という一言のもと「歌ってみたのCD化」が始まる。
著作権を筆頭に、多くの問題を抱えていた「CD化」だったが、ランティス音楽プロデューサーでニコニコ動画のファンである斎藤滋と意気投合や、「とにかくニコニコ動画の『歌ってみた』系の動画を片っ端から観まくった」という、ニコ厨齋藤の熱意など、多くの人が制作に前向きな姿勢だったため実現した。
 「会社の企画」というよりも「作りたかったから出来ちゃった」という感じ。

発売されたCDは以下の通り。

1. ランティス組曲 feat.Nico Nico Artists 2008年03月05日 リリース
【出演アーティスト】 J、ゴム、nayuta、Re:、のど飴、A姉、yonji、社長、サリヤ人、ゼブラ、ガゼル(※)

・制作と現場と作風 

レコーディングは12人編成のストリングスを用意するなど、とにかく豪華。(リアルプロの犯行)
地方の歌い手が持参したお土産などで終始和気あいあいとした雰囲気の中進められた。
作風も「完璧なものを作ってしまうとニコニコ動画ではない」という生々しさを表現するために、ネタに走ったり音程がずれていたりと「それも場の空気・楽しさ」を伝えるために、そのまま収録された。
さらにニコニコ動画の時報に、CDに参加した歌い手の声を使うなど、運営側からも大々的な宣伝が行われるなどCDの発売には大きく力を入れた。

・ユーザーの評価
そんな制作側の熱意とは裏腹に、発売当初のユーザーの反応は最低で「選曲が最低」「歌い手を殺したランティス」「選抜が贔屓」などの批判が相次いだ。
しかし時間が経つにつれ、発売当初とは大きく変わり、評価は上昇していった。
個人的な見解として当初の酷評は発売前からの嫌儲や歌ってみたユーザーのCD発売に対する「不満」があらわになったものだと考えられる。

・オリコンランキング
■週間オリコンチャート17位 2008年3月17日
酷評にもかかわらず、売り上げは凄かった。ははぁん?ツンデレ?

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

2. ランティスの缶詰 by Nico Nico Artists 2008年04月09日リリース
【出演アーティスト】 J(歌い手)、nayuta、Re:、のど飴、A姉、yonji、社長、サリヤ人、雌豚

・概要
歌ってみたCD第二段。前作ランティス組曲と違い、個々の個性を最大限生かしたものとなっている。
ランティス組曲からゴム・ゼブラ・ガゼルが抜け、新たに雌豚が参加。

・ユーザー評価
前作のランティス組曲よりは話題にならなかったが、評価は良かった。
アルバム形式なので、歌い手の判別がしやすく作品のクオリティが跳ねあがったという声も。

・おまけ
前作で期待されていた「おまけボイスメッセージ」付き。れれす。

 

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

 

※また公式から「CDで聞いてみて。~ニコニコ動画せれくちょん~」というCDも発売している。
歌ってみたに投稿している歌い手やミクプロデューサーの作品もあるが「歌ってみたのCD」ではないので注意。
 

 

歌ってみたに関する批判、事件、問題

現在の歌ってみたは多くの未解決(解決不可能)な問題を抱え、他のカテゴリに比べ非常に荒れやすい傾向にある。

自演発覚祭り 07年7月頃
とある外部ツールにより「歌い手が自分の動画に賛美のコメントを残す」という、歌い手の「自演行為」が発覚。
自演の発覚した人数があまりに多く、内容が内容だったため、掲示板「2ch」などで話題になった。
さらには歌ってみたのみならず「~してみた系」の動画で数々の自演が発覚したことや、ネットニュースなどにも取り上げられるという大きな煽り効果により風潮が拡大。大きな祭り(炎上)となる。 そして祭りの大きさに比べて情報の信憑性が曖昧だったため、嘘情報(自演をしていない歌い手が自演したと言うデマなど)が多く広まり、様々なカテゴリや関係ない動画にまで荒らしが繁殖。一時のパニックに陥った。
この祭りは解決することなく荒れるだけ荒れて沈静化したので、今もなお情報を誤認している人は多い。
自演発覚祭り以降、自演をしたうp主が謝罪の言葉を残したり投稿をやめたりしたが、根本的な解決には至らなかったため、誤認情報だけではなく、歌ってみたは自演というイメージが少なからず定着し、忌み嫌うユーザーは少なくない。
工作
歌ってみたに限らず、ニコニコ動画の全カテゴリに当てはまる問題。
ニコニコ動画において工作とは、再生数やコメント数、マイリスト登録数を不正に増やす行為。(リンク先参照)
歌ってみたの工作は主に「自分の作品を見てもらいたい」という意識から行うことが多い。
信者
歌ってみた(主に歌い手)を極度に愛するネットマナーが守れないユーザーの俗称。
共通して盲目的に歌ってみた(歌い手)を信仰し、歌ってみたの都合に合わせて行動をするのが特徴。
周りのことを考えず、歌い手を中心に行動するため、外部のユーザーは勿論、歌ってみた内でも問題視されている。
明確な線引きはないが、ランティス組曲発売時に「歌い手がかわいそう」などと、歌とはまるで関係ない批判が相次いだことなど、信者というユーザーの思想はあちらこちらで確認されている。
著作権による問題
ニコニコ動画は著作物本体(そのまんまのやつ)の投稿を厳しく取り締まっているが、著作物の創作物(MADなど手の加わったもの)には、様々な理由から目を向けており、作品の投稿を曖昧にしているため、それを巡って色々なトラブルが起きている。(動画削除により 権利者死ね ⇔ 盗人猛々しいな 等)
著作権登録されている楽曲を自らが歌って動画(データ)投稿することは違法だが、運営が著作権侵害動画の削除基準を曖昧にしているのも事実である。
とりあえず自己責任って事で。

歌ってみたの住み分け対策

主観的な記事 この部分は編集者の主観が多数入っている可能性があります。

 上記にもあるように、歌ってみたはさまざまな問題から非常に荒れやすい傾向にある。
そして、その人気度や制作の手軽さから他のタグに比べ投稿数が非常に多く、他のタグに派生することが多い。

 そういった現状から「他のタグで検索したのに「歌ってみた」の作品が引っかかって邪魔になる」という意見が上がる場合がある。

そんな問題を解決するために使用されるのが「住み分けタグ(勝手に命名)」である。
 これは「歌ってみた」に投稿する際のマナーであり、使用を強く推奨されている。

現在使用されているタグは以下の通り。

  • ボカロオリジナルを歌ってみた
  • 歌ってみたマクロスF
  • 東方を歌ってみた
  • 歌ってみm@ster

以上のようなタグを繁栄させることにより、住み分けが可能になる。
例えば「アイマス」の曲を歌ったのであれば、 「歌ってみた 歌ってみm@ster」とタグ登録しよう。
これにより「アイドルマスター」のタグ検索には引っかからず、検索覧に登録されない。
つまり、アイマス曲の歌ってみたを聴きたい人は「歌ってみm@ster」とタグ検索すればいいし、アイマスのみを検索したい人は「アイドルマスター」と検索すれば、互いに干渉することなく検索機能を使用できるという訳。
しかし、このタグを使用する際に、間違えないでほしいのが使用すればおkというわけではないということ。
例えば「東方」の曲を歌った際に、「歌ってみた 東方 東方を歌ってみた」と登録すれば検索に引っかかってしまい、全く意味をなさないので注意しよう。

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